nauhts の山歩き記

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巻 機 山 (1967m)    - 桜 坂 -

2016年05月20日 | 上信越
2016年5月20日(金)     初日 守門岳、  前日 浅草岳、から続く
夜中に一旦目が覚め、その後ウトウトしながら朝を迎え4時起床、出発準備と朝食を済ませる。
5時過ぎスタート。周回コースを予定して、注意書きはあるものの登り専用の割引岳直登コースへ向かう。
が、ふと不安に駆られ引き返し、15分ほどロスしたが、改めて井戸尾根コースから巻機山へ取り掛かる。

木々に囲まれ眺望のない登山道を延々と登る。 所々に○合目という標識があるのが多少の心安め。
「六合七勺」という中途半端な標識を過ぎ暫くすると、やっと視界が開けて来る。
2時間25分ほどで、九合目に当たるニセ巻機へ到着。 目の前に平べったい巻機山が見える。
一旦下り、避難小屋から再び登り返えすと頂上の標識があるが、ここがピークではない。

ここから南東方向へ数分歩くと、小さなケルンだけがある本当の頂上に至る。
わからずに通り過ぎてしまったが、そのまま牛ヶ岳へ向かう。登山口から3時間15分ほど。
15分ほど休憩後、再び巻機山へ戻るが、今度はピークを確実に抑える。
頂上標識に戻り、セルフで一応記念撮影。 次は割引岳(われめきだけ)へ向かう。

少し広い残雪地帯があるが、アイゼンなしでも不安なく、コースもほぼ間違えない。
ピークがはっきりしているので、向かっていても気持ち良い。
30分ほどで割引岳頂上。北西方向に気になるピークが見え、まだ時間が早いので向かうことに。
一旦下り再び登り返し手前の小ピークまでは踏み後があったが、その先は不明、藪漕ぎとなる。

割引岳から15分ほど、後から地図で確認すると、南入ノ頭。 今は廃道になっているようだ。
20分ほど早めの昼食休憩後、再び割引岳へ戻り、巻機山から11時下山。
避難小屋経由、ニセ巻機、八合目、五合目と登りと同じ道を下り、2時間ほど13時無事下山。
顔と手を洗い、身体を拭き上げる為に駐車場を移動、水場の近くへ寄せる。

40分ほど片付けと休憩し、今夜~明日をどうするか思案。明日は好天気の土曜日、何処も混むだろう。
今からなら4時間あれば充分帰宅可能。 今回は2泊3山登山で良しとし、帰宅することに。
目の前の駐車場管理室に人影、駐車料金を徴収している。 夜間は不在になるので朝晩の出入りなら無料。
群馬から17号~18号で帰るか迷いながら、117号~菅平越えで、17時35分、無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

     桜坂~ニセ巻機山~避難小屋
     避難小屋~巻機山~牛ヶ岳~巻機山
     巻機山~割引岳~南入ノ頭~割引岳~巻機山
     巻機山~避難小屋~ニセ巻機山~桜坂

 

04:00 起床
05:00 スタート
05:10 割引沢コースに不安を覚え引き返す
05:15 井戸尾根コースから再スタート

06:10 五合目(1128m)
07:00 七合目
07:40 ニセ巻機(1861m)
07:50 巻機山避難小屋(1803m)
08:05 巻機山(1967m) 

08:15 巻機山ピーク
08:30 牛ヶ岳(1962m) 15分ほど休憩
09:00 巻機山ピーク
09:10 巻機山

09:30 割引岳(1931m)
09:55 南入ノ頭(1781m) 20分ほど休憩
10:30 割引岳
11:00 巻機山         【縦走:2時間55分】

11:10 巻機山避難小屋
11:20 ニセ巻機
11:30 八合目
12:25 五合目
13:00 下山     【下り:2時間00分】 【トータル:8時間00分】

13:40 桜坂駐車場 発  途中、道の駅「さかえ」でコーヒー休憩
17:35 無事帰宅    約3時間55分、約148km    3日トータル:約450km

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浅 草 岳 (1586m)    - 六十里越 登山口 -

2016年05月19日 | 上信越
2016年5月19日(木)            前日 守門岳、から続く
4時に目が覚める。 辺りはもう薄明るい。 朝食をしながら車内を片付ける。
4時55分、道の駅を出発。 国道252号線会津街道を六十里越えトンネルへ向かう。
道の駅から22km弱、約30分でトンネル手前の登山者用駐車場へ到着。1台も車はいない。

準備を済ませ、5時40分登山スタート。 流石に朝早いのでアウターを1枚着込む。
30分弱ほど登ると鉄塔、暑くなって来たのでアウターを脱ぎシャツ1枚になる。
更に30分ほどで電波塔(反射塔)を通過、そこから15分ほど登ると登山道に残雪が現れる。
アイゼンを着けるほどではないが、一部ルートがわかりずらいところがあり、ちょっと悩む。

残雪地を抜け稜線へ出ると視界が開け気持ち良い。駐車場から約1時間50分ほどで南岳。
浅草岳までは遠いなぁ。ここからアップダウンを繰り返しながら、先を目指す。
南岳から25分ほどで鬼ヶ面面山。小休止の上、浅草岳へ向かう。
北岳はピークを通らず巻いて、一旦下って再び「ムジナ沢のカッチ」へ登り返す。

前岳の稜線へ出ると、再び残雪が現れる。 目の前に浅草岳の頂上が見え、もう少しだ。
木道を進むと周りには池塘も出来ており、良い雰囲気。駐車場から約3時間50分で浅草岳頂上。
セルフで記念撮影を済ませた頃、田子倉側から1名登って来た。 暫し談笑している内に、
次の1名、その後2名組が登って来て、山頂は5名で少し賑わった。

2番目に来られた方は結構山に登っておられるようで話しが弾み、何時の間にか時間が経っていた。
二人で一致したが、どうしてこの素敵な浅草岳が百名山に含まれていないのか、不思議だ。
ちょっと霞んではいるが、燧ヶ岳や平ヶ岳、北側には飯豊山まで見渡すことが出来る。
山頂付近の散策を含め、1時間10分ほどゆっくりし、また登って来た道を下ることに。

来る時に撮った同じような写真を再び撮りながら、下りながらアップダウンを繰り返えす。
特に北岳へ登り返しはきつかった。登りでは寄らなかったので、ピークまで登ってみることに。
相変わらず虫が多く、ゆっくりとは出来きない。鬼ヶ面山でも休憩出来ず、少し先のピークで
慌しく昼食を済ませ、早々に下る。 南岳まで下り約2時間強、浅草岳を見納めて下山へ。

雪渓、鉄塔、電波塔を経由して、南岳から約1時間、浅草岳から約3時間で、無事下山。
簡単に片付けをし、再び道の駅「いりひろせ」まで戻り、身体を拭き上げながら着替え。
明日の予定と今夜の車中泊場所を、コーヒーを飲みながら検討。お薦めの御神楽山も気になったが、
ここからはちょっと遠いので、帰る方向の巻機山へ。 場合によっては大源太山にも寄ることに。

15時25分、道の駅発、途中のスーパーで食料を仕入れようと思ったが見つからず、コンビニで調達。
17時、巻機山登山口の清水地区のバス停付近で地図を見ながら検討。 有料の桜坂駐車場を基地とする。
現地には誰もおらず、料金の徴収はない。 2台停まっているが、避難小屋泊まりで登っているようだ。
寝床を作り食事を済ませるとすることがない。 夕焼けを眺めた後、19時30分就寝。

   翌日 巻機山、へ続く。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

     六十里越登山口~南岳
     南岳~鬼ヶ面山~北岳~浅草岳
     浅草岳~前岳~ムジナ沢カッチ~北岳
     北岳~鬼ヶ面山~南岳
     南岳~六十里越登山口
     巻機山登山口(桜坂)

 

04:00 起床
04:55 道の駅「いりひろせ」(257m)出発
05:30 六十里越トンネル前 登山口駐車場

05:40 スタート(747m)
06:10 鉄塔下
06:35 マイクロ中継局(電波反射塔)(1125m)
07:30 南 岳(1354m)

07:55 鬼ヶ面山(1465m)
08:20 北 岳(1472m)
08:45 ムジナ沢カッチ(1452m)
09:20 前 岳(1568m)
09:30 浅草岳(1585.5m) 【登り:3時間50分】

10:40 浅草岳 下山へ
10:55 前 岳
11:15 ムジナ沢カッチ
11:40 北 岳
12:05 鬼ヶ面山
12:45 南 岳

13:15 マイクロ中継局(電波反射塔)
13:27 鉄塔下
13:40 無事下山   【下り:3時間00分】【トータル:8時間00分】

14:00 六十里越トンネル前 登山口駐車場から下山へ
14:30 道の駅「いりひろせ」着  片付け、移動準備
15:25 道の駅「いりひろせ」発  途中、コンビニで食料仕入れ
17:00 清水バス停
17:10 桜坂 駐車場 (731m)       本日の走行:約103km
19:30 就寝

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守 門 岳 (1537m)   - 保 久 礼 -

2016年05月18日 | 上信越
2016年5月18日(水)
中々好天が数日続くことが少ないが、今日から日曜日までの5日間は、雨の心配がない日が続く予報。
大型連休明けで梅雨入り前の貴重なチャンスなので、何処かへお出掛けしようと計画。
何時もは近場だけなので、こういう機会に少し遠出をするのも良いだろう。

予てから狙っていた鳥海山、今の時期ならまだスキーも出来るだろう。
高速を使わないので下道だけで片道約400kmあるので、往復に夫々1日要するが、
中2日スキーを楽しんでも、土曜日には帰宅出来る。
張り切って火曜日の内に、スキー、車中泊、食料等、用意し準備万端、出発に備える。

しかし夜になって、やはり片道400kmは遠いなぁと、急に意欲が萎えて来た。
でも好天気は勿体ないので、何処かもう少し近いところを考えて、スキーのメッカ、
雪深い新潟のことだから、守門岳・浅草岳なら、まだ滑れるかも知れないと行き先を変更。
当日4時15分自宅出発。現地に向かいながら、再び鳥海山が頭に浮かび、このまま行こうかと迷う。

守門岳への登山口は数か所あるが、大原スキー場奥の大白川登山口から登ろうと思ったが、
地図を見ている内に「保久礼(ほっきゅうれ)」登山口という名を見つけ、これに惹かれて向かうことに。
現地の手前に「二口」登山口があるが、ここからが一番オーソドックスなコースのようだ。
二口登山口を通り過ぎ、暫く行くと、保久礼登山口の駐車場へ到着。現地8時15分、約184km。

しかし予想に反して全く雪はない。 普通の夏山登山になりそうなので、スキーは完全に諦める。
準備を済ませ、8時30分スタート。 もう陽も高いので最初からシャツ1枚でも汗ばんで来る。
25分ほどで保久礼小屋。小屋には寄らず登山道を進むが、途中は毛虫の幼虫?が物凄く往生する。
今日はこのコースから登った人がまだいないらしく、払い落としながら進むも、何匹にも取り付かれる。

眺望もない虫が多い登山道を約2時間5分ほど登ると、やっと大岳へ到着。 稜線伝いに守門岳へ向かう。
流石に上まで来ると多少の残雪はあるものの、とてもスキー滑降出来るような状態は通り過ぎている。
1時間弱で青雲岳、更に15分強で、守門岳頂上。 保久礼登山口から3時間15分ほど。1名先行者あり。
素晴らしい眺望を眺めながら昼食休憩。 半分諦めていた浅草岳の姿を眺め、明日登ることに決める。

ここも虫が多く防虫スプレーもあまり役に立たず、ゆっくり休憩出来ないので25分ほどで早々に下山へ。
来た道を戻るかと思ったが、二口へのルートから下り、林道を歩いて車へ戻ることとする。
守門岳から2時間20分ほどで二口登山道口。 後は林道を1.5kmほど歩き、14時45分、車へ戻る。
コーヒーを飲みながらゆっくり片付けをし、1時間ほど休んだ後、車中泊予定の道の駅「いりひろせ」へ向かう。

30分弱、16時15分、道の駅「いりひろせ」着。 田舎の道の駅、車の数は少なく、静かに過ごせそう。
微妙に傾斜しているので、道路から遠いところで、一番平らそうなところへ基地を決める。
売店を見学したが大したものはない。 車中泊の準備を整え、早めの夕食も済ませ、鏡池の周辺を散策。
することもないので20時就寝。 今夜は他に2台の車中泊の車があった。

   翌日 浅草岳、  3日目 巻機山、へ続く

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

     保久礼~大岳
     大岳~青雲岳~守門岳
     守門岳~青雲岳~大岳分岐
     大岳分岐~二口~保久礼
     保久礼~道の駅「いりひろせ」

 

04:15 自宅出発   車中で朝食を済ませる
08:15 保久礼 駐車場 着  約184km

08:30 スタート(581m)
08:55 保久礼小屋  (寄らず)
09:30 キビタキ清水 (寄らず)
10:35 大岳(1432m)
11:30 青雲岳(1487m)
11:45 守門岳(1537m)      【登り:3時間15分】

12:10 守門岳 下山
12:25 青雲岳
12:37 大岳分岐
13:20 滝見台
14:30 二口 登山口   林道を約1.5km歩く
14:45 保久礼 駐車場  【下り:2時間35分】【トータル:6時間15分】

15:50 駐車場から下山へ
16:15 道の駅「いりひろせ」(257m)    本日の走行:約199km
20:00 就寝

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火打山 (2462m) ⑦   - 笹ヶ峰 -

2016年05月13日 | 上信越
2016年5月13日(金)
昨日は好天気に誘われ妙義山へ登って来たが、今日も平日で晴れるという予報に、お出掛けすることに。
小雪の上にこのところの暖気で一気に融雪が進んでいる山だが、まだ滑れるかと思い昨年に続き火打山へ。
去年より2週間遅いので、もう雪は大分少ないだろうと覚悟する。
4時自宅出発、車中で朝食を済ませ、現地笹ヶ峰へ5時50分着、約90km。

雪の気配は全くなし、新緑もかなり進んでいるので、フットスキーは無理かも知れないと思い置いて行く。
準備を済ませ軽荷で6時5分スタート。 黒沢橋まで40分ほど、新緑の遊歩道を進む。
小休止の上アウターを1枚脱ぎシャツ1枚になり、橋を渡り登山道へ入る。
十二曲がりの急坂を越え暫くすると残雪が現れ、無くても行けそうだが歩き易いのでここでアイゼン装着。

黒沢岳の下からトラバース道に入り、2時間35分ほどで高谷池ヒュッテ到着。 ヘリコプターが往復している。
新潟焼山から噴煙が上がり、ここにいても戦闘機のような爆音が聞こえる。
15分ほど休憩後、雪で埋まった池の上を直進、天狗の路地も直進して、夏道の尾根へ上がる。
雪が少ないとはいえ、上部はまだスキー滑降できる分はあり、フットスキーを置いて来たことが悔やまれる。

高谷池ヒュッテから1時間15分ほど、火打山頂上。 7回目の登頂であるが、360°の眺望に大満足。
焼山からの噴煙が目の前に迫る。 日本海もバッチリ、少し霞んで来たが富士山も見える。
少しゆっくり休憩、35分ほど休んだ後下山へ。 妙高山へ回る時間はなさそうなので雷菱へ寄って行くことに。
ライチョウ平から踏み後はあるものの、藪漕ぎをして雷菱へ。 写真を撮っている内に、ガスが沸いて来た。

今日は快晴の予報だったのでガスに見舞われるとは予想外。慌てて登山道へ戻るが辺りはもう視界が数十メートル。
尾根道は何とか歩けたが天狗の路地に入り、周りに何も無くなると全く方向がわからないホワイトアウト。
感を頼りに高谷池ヒュッテを目指すが、何もない雪原で10メートルの視界では、身動きが取れない。
一瞬ガスが晴れ先行者を発見。 後を追うが再びガスで見失う。

足跡と感を頼りに高谷池に入り、先ほどのヘリ発着マークを発見、ヒュッテの間近に来ていることを確認。
暫くしてヒュッテの影がぼんやり見えた時は、ホッと安心した。 一番悪い時期に、広い雪原を彷徨っていたようだ。
おやつ?昼食?をしながら、20分ほどガスが晴れるのを待ち、12時45分下山へ。
辺りの視界は晴れたが、山頂付近は相変わらずガスに覆われている。

登りと同じ道を、十二曲がり、黒沢橋を通り、14時55分、無事笹ヶ峰の車の元へ戻る。
上の駐車場に12~13台停まっているが、4人ほどしか会わなかったので、何処へ行っているのだろう。
下の駐車場は未確認。 コーヒーを飲みながら片付け、15時20分、帰宅へ向けて出発。
往路と同じ道を戻り、17時25分無事帰宅。 トータル13時間25分のお出掛け。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

     往路~笹ヶ峰~高谷池
     高谷池~火打山
     火打山~雷菱~高谷池
     高谷池~笹ヶ峰~帰路

 

04:00 自宅出発、車中で朝食を済ませる
05:50 笹ヶ峰 駐車場 着   約90km

06:05 準備を済ませスタート
06:45 黒沢橋
07:15 十二曲がり 上
07:30 残雪地  アイゼン装着
08:40 高谷池ヒュッテ 15分ほど休憩
09:20 夏道尾根
10:10 火打山頂上   笹ヶ峰から【4時間05分】

10:45 火打山下山
11:20 雷菱
11:40 ホワイトアウト 暫く雪原を彷徨う
12:25 高谷池ヒュッテ 20分ほど休憩

12:45 高谷池ヒュッテ下山
13:40 残雪地エンド  アイゼンを外す
13:55 十二曲がり 上
14:15 黒沢橋
14:55 笹ヶ峰 駐車場     往復【8時間50分】

15:20 帰宅へ向け出発
17:25 無事帰宅

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妙義山 (相馬岳~中ノ岳)   -国民宿舎「裏妙義」-

2016年05月12日 | 上信越
2016年5月12日(木)
大型連休が終わりお出掛けモードになったが、天気が芳しくなくやっと今日~明日は晴れるという。
テントを担いでお泊りに行きたいところだが、山はまだ残雪でテント泊にはちょっと厳しい。
日帰りで何処かと思い、両神山へのつもりだったが、お出掛けが少し遅くなってしまった。
そこで少し近い妙義山を、表妙義~裏妙義、両方周れるかと思い出掛けることに。

妙義山という名の山はなく、白雲山(相馬岳)、金洞山(中ノ岳)、の総称である。
5時自宅出発。先日のスキーバス事故現場を通り、18号線碓氷から裏妙義国民宿舎を目指す。
6時25分、現地着、約63km。 宿舎は3月で閉館になったようだ。
準備を済ませ、6時35分スタート。先ずは表妙義、相馬岳へ向かう。

デジカメの買い替えを検討する為に、2台を比較撮影しながらで少し時間が掛かる。
整備はされているが眺望はなく、楽しめる登山道ではないが、2時間弱で相馬岳登頂。
20分ほど休憩後、天狗岩の方まで行き折り返すかと思ったが、時間が掛かりそうなので、縦走へ。
バラ尾根をアップダウンを繰り返し堀切まで下り、再び白雲山へ向けて登り返す。

この鷹返しのクサリ場は、垂直に近いような岩場で、腕力がないと登れない。
ストックは邪魔で仕舞わなければならないが、伸縮式でない方を持って来てしまったので、ちょっと往生。
何とか乗り越え、何度もアップダウンを繰り返しながら東岳へ。もう一度凄いクサリ場を下り、中ノ岳を目指す。
相馬岳から2時間45分ほど、金洞山の主峰 中ノ岳へ登頂。 360°の素晴らしい眺望。

意外と時間が掛かってしまい、体力的にも裏妙義まで周るのは無理だと判断し、戻ることにする。
昼食休憩25分ほどで下山へ。 またあのクサリ場を登り降りしなければならないと思い、少し憂鬱。
慎重に緊張でアップダウンをこなし、1時間15分ほどで女坂分岐へ戻る。
後は下るだけだが、こちらの道は殆ど使われていないのか荒れている。水量は少ないが数度の渡渉もあり。

中ノ岳から2時間10分ほどで星穴沢橋へ下り、後は林道を15分ほど歩くと、国民宿舎裏妙義へ戻る。
トータル7時間50分ほど。 数台の車が停まっているが、裏妙義に登っているのだろう。
お湯を沸かしコーヒーを飲みながら片付け、暫しゆっくり休憩する。
55分ほど休憩し、15時20分出発、16時40分、無事帰宅。 11時間40分のお出掛けでした。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

     国民宿舎「裏妙義」~相馬岳
     相馬岳~女坂分岐
     女坂分岐~中ノ岳
     中ノ岳~女坂分岐
     女坂分岐~国民宿舎「裏妙義」~帰路

 

05:00 朝食を済ませ、自宅出発
06:25 国民宿舎「裏妙義」着   約63km

06:35 準備を済ませスタート
07:40 岩窓?
08:20 尾根縦走路合流
08:30 白雲山(相馬岳)1104m

08:50 縦走に向けて出発
09:55 堀切
10:15 女坂分岐
11:35 金洞山(中ノ岳)

12:00 下山へ
13:15 女坂分岐
14:10 星穴沢橋
14:25 国民宿舎「裏妙義」へ戻る

15:20 帰宅へ向け出発
16:40 無事帰宅

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御 座 山 (2112m)   = 南相木 栗生 =

2016年05月02日 | 上信越
2016年5月2日(月)         前日の 富士登山崩れ 宝永山 から続く
夜中に一度小用の為に目が覚めトイレに行ってから、再び目が覚めたら朝4時30分。
辺りはもう明るいが、空は曇っており青空はなく、期待した登山日和とは随分違う。
それでも回復を願いながら朝食を済ませ5時25分、予定通り八ヶ岳横岳への杣添尾根登山口へ向かう。

40分ほどで到着するものの、空は晴れず、山の雪も想像以上に少なく、登山意欲が全然上がらない。
こういう時は無理をしない方が良い。 近辺の山で以前から考えていた御座山へ寄って帰ることに。
ござやま?、ござさん?、おぐらやま? ・・・・ おぐらさん と呼ぶのが正解のようだ。
杣添尾根登山口から南相木村栗生へ、未舗装の林道を1.5kmほど走り、登山口まで約1時間、7時10分着

既に2台の車が停まっている。 朝から暑いのでシャツ1枚、準備を済ませ7時30分登山開始。
最初は比較的緩やかな登山道を登ると、40分ほどで不動滝へ到着。こんな山頂付近に滝があるのが不思議。
この先は登山道が少しきつくなり、一部には鎖場も現れ、山登りという感じがして来る。
途中の眺望はないがこの鎖場を上がると展望が開け、八ヶ岳連峰が良く見える。が今日はちょっと霞んでいる。

祠のある小ピークを越え、一旦下った後に登り返すと、立派な避難小屋が現れる。
その先2~3分で御座山頂上。 登山口から1時間45分ほど、思ったより時間が掛かった。
頂上は岩でゴツゴツしているが、眺望は素晴らしい。 霞んでいなければ最高だろう。
おやつをしながら30分ほどゆっくり休憩し、登りと同じ道を下山へ。

11時10分、休憩を含め往復3時間40分ほどで、登山口駐車場へ戻る。
ゆっくり片付けをし、11時25分、帰宅へ向けて出発。
途中、農産物直売場やスーパーに寄り、14時35分、無事帰宅。
本日の走行、130kmほど。 2日トータル、462kmほどでした。

     

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

05:25 車中泊=道の駅「南きよさと」 出発
06:05 杣添尾根登山口、 登山意欲が萎え、御座山へ向かうことに
07:10 南相木村 栗生 御座山林道終点、登山口着

07:30 準備を済ませ登山開始
08:10 不動滝
08:53 鎖場上 展望台
08:58 祠ピーク
09:05 鞍部   北相木村 山口登山口分岐
09:15 避難小屋
09:18 御座山 頂上
09:50 御座山 下山
10:40 不動滝
11:10 栗生登山口へ戻る  往復=約3時間40分

11:25 帰宅へ向けて出発
14:35 無事帰宅

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富士山 春スキー 断念 宝永山(2693m) 引き返し   = 御殿場口 =

2016年05月01日 | 秩父・関東・東海
2016年5月1日(日)
GW前半最終日の日曜日、何処へ行っても混むだろうが、今日~明日は好天気になるという予報。
今年は雪が少なく春先の異様な暖かさが続いているので、山の雪はGW明けには無いところもあるだろう。
昨年の富士山春スキーはギリギリだったが、ちょっと物足りなかったので、もう少し早い時期に行きたい。
富士宮口まで車が入れるのはGW前日なので、GW前の行くのはちょっと大変過ぎる。

前日に準備を済ませておき、午前3時自宅出発。エコーライン~20号~朝霧経由で富士スバルラインへ。
山岳部入口で、何と「凍結の恐れあり」ということで夜間通行禁止、7時30分まで通行が出来ない。
既に5台ほど待機しているが、まだ1時間以上あるので、急遽、未踏の御殿場口から登ることにし向かう。
6時30分、御殿場口新五合目駐車場着、約200km。 しかし、雪が少なく、距離もあり大変そう。
標高、富士宮口2400mに対して、1440mと約1000mも低く、実際は二合目に相当するようだ。

 

準備を済ませ6時50分スタート。天気が良く朝から暑い。 最初からシャツ1枚+ベスト。
大石茶屋の上側で下山者と会い、シャッターを押して頂く。 上は風が強いとのこと。
足場が砂地で歩き辛く、思ったより時間の割に距離が稼げず、中々富士山が近づいて来ない。
2時間ぐらいすると向かい風が強くなり、砂場と相まって一向にスピードが上がらない。
途中でアイゼン装着、多少効果あり、キックが少し楽になった。

時折突風が吹き、身体が飛ばされそうになり、飛んできた砂礫で顔が痛い。
山頂付近には雲が掛かり激しく動いており、視界も悪そう。
3時間ほど経っても、まだ雪渓エンドまでは遥か遠く、昼までに頂上へは無理だろう。
天候と体力を考え頂上アタックは諦め、宝永山で折り返すことにする。
宝永山は、2012年10月の富士登山の下山時に寄っているので、2回目となる。

 

宝永山馬の背経由、頂上まで約4時間15分ほど。 強風が凄い。
風の合間を見計らいセルフ撮影。10分ほどで早々に下山。
5分ほど下った岩場の陰で、風を避けながら昼食休憩25分ほど。
広大な富士の裾野は風を遮るものはなく、貴重な岩陰だ。
下山は二ツ塚(双子山)経由とし、ルートを外れ直接向かう。

砂走りもどき50分ほどで、二ツ塚(双子山)上塚。 更に15分ほどで、二ツ塚(双子山)下塚。
13時25分、駐車場へ戻る。往復約6時間35分ほど。富士宮口からなら頂上往復出来る位の時間だ。
テレマーク用の革靴はゲーターをしていても、中まで砂塵で真っ白に汚れている。
支度を片付けながらコーヒーを飲み、これからの行動を検討する。

 

当初の予定では、2日目は八ヶ岳横岳へ杣添尾根から登り、フットスキーで下る予定。
しかし明日もう一度、富士宮口からか須走口から、再挑戦するも頭の中をよぎる。
何れにせよ、何処かで車中泊する為には一旦下り食料を仕入れなくてはならない。
昨年と同じく御殿場まで戻り、ネットで話題になったスーパーあおきのソフトクリームを食してみよう。

ソフトクリームは期待外れのごく普通。ついでに食料を仕入れ、車中泊の為に須走道の駅へ向かう。
流石にGW最中、富士周回道路は所々で渋滞し、時間だけが経過して行く。
須走道の駅の前まで来ると、場内には溢れるほどの車。 これを見て、先の富士吉田の道の駅へ向かう。
小用の為に立ち寄ったが、ここも沢山の車。おまけに飲用の富士伏流水が出ていない。

ここでの車中泊も諦め、予定通り八ヶ岳方面へ向かが、相変わらず周回道路は渋滞で遅々として進まない。
1時間以上余計に費やし、やっと甲府まで戻り20号線へ乗ると少しスムーズに流れるようになった。
ここを走っていると、明日は左側に見える鳳凰山や甲斐駒ケ岳も良いなぁと迷い始める。
しかし朝通過した時の道の駅白州の混み具合を考えると、やはり空いていそうな道の駅南きよさとにすることに。

韮崎の格安セルフスタンドで給油し、141号線の道の駅「南きよさと」へ着いたのは18時50分。
辺りはもう既に暗くなり始めている。思った通りそれほど混んではおらず、隣を数台空けて駐車することが出来た。
御殿場口から買い出し・休憩を含め、約132km、約4時間30分、  本日の走行、約332km。
完全に暗くなる前に食事を済ませ、車内を片付け寝床を作り、明日の準備を済ませ、20時就寝。

     翌日、八ヶ岳(横岳)崩れ、御座山登山 へ続く

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

03:00 自宅出発
05:40 道の駅「朝霧高原」、      あまりの混み具合に寄らずに通過
06:18 富士スバルライン山岳部分岐、 約192km、 夜間閉鎖中にて御殿場口へ向かう
06:30 御殿場口 新五合目 駐車場、 約200km 約3時間30分

06:50 御殿場口 新五合目 スタート
09:15 途中でアイゼン装着
10:40 頂上登頂を断念、宝永山で引き返し決断
10:50 宝永山 馬の背
11:05 宝永山 2693m 頂上  登り=約4時間14分  強風で身体が飛ばされそう

11:15 宝永山 下山
11:20 岩陰に入り昼食
11:45 二ツ塚(双子山)に向かい下山
12:35 二ツ塚(双子山)上塚
12:50 二ツ塚(双子山)下塚 1804m
13:25 御殿場口 新五合目 駐車場、  往復=約6時間35分

14:20 車中泊に向かい下山、御殿場市内へ向かう
14:40 スーパー「あおき」 ソフトクリーム&食料買い出し
15:00 道の駅「すばしり」へ向かい出発
16:10 道の駅「富士吉田」
17:02 周回道路 赤池交差点  約267km
18:50 道の駅「南きよさと」  約332km     車中泊

   翌日、八ヶ岳(横岳)崩れ、御座山登山 へ続く

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