4月中旬以降、初夏を思わせるような陽気が続いており、今年の雪解けは早く春山スキーの期間は短そう。
ここ数年、乗鞍岳、火打山、富士山が、恒例となっており、先週19日に乗鞍岳へ行って来たところ。
火打山と富士山は、登山口までの道路の冬季閉鎖が解除されるのがGW前日であり、その前には行き辛い。
GW中何処も混むので覚悟の上、前半の3連休は好天気だが、後半は崩れるという予報。
火打山と迷ったが、雪解けが早そうな富士山へ行くことにし、3時自宅出発。
富士山は8回目の登頂だが、14年からは毎年出掛け、スキー滑降は3回目となる。
14/06/02は下山後にバイクアクシデントがあり、16/05/01は道路凍結で宝永山に変更した。
富士宮新五合目、6時55分到着。既に一番上の駐車場は8割以上埋まっており、約50台ぐらいか。
今日は火口の中へ滑り込んでみたいのでハードブーツで登ることにし、7時20分スタート。
ショートカットコースは靴が汚れるので、正規登山道から六合目へ向かう。
七合目の横から残雪雪渓があるが、夏道登山道は9合目ぐらいまで出ている。
七合目からシール+クトー登攀、八合目で雪切れ、一旦板を外して雪渓を渡り、再びシール登攀。
標高が上がるにつれ、歳のせいか息切れし、呼吸を整える小休止多数。喘ぎながら頑張る。
九合目ぐらいからクラスト化、九合五勺を越えるとガチガチで、スキー板登攀では歯が立たなくなる。
板を格納し、アイゼンを装着。 富士宮頂上12時30分、五合目から5時間10分も掛かってしまった。
風が強く時々突風で身体が飛ばされそうになる。パーカーを着込み、小屋陰で昼食休憩。
ヘルメットを外して横に置いておいたところ、突風で吹き飛ばされてしまい、何処へいったか分からない。
20分ほど休憩後、剣ヶ峰へ向かう。 稜線上は更に風が強く、体感温度はなかり低い。
喘ぎながら13時10分過ぎ、剣ヶ峰登頂。 さっさと記念撮影を済ませ、10分弱で下山へ。
火口の中も火口淵も凍化でかなりのアイス化。スキー滑降は危険と判断し、アイゼン歩行で下山。
富士宮頂上から少し下ったところでアイゼンからスキー板に交換。ここからスキー滑降下山へ。
最初は雪面が硬いが九合目を下った辺りから柔らかくなり、滑り易くなった。
途中でストックを落としてしまし、約30mほど板のまま登り返し、時間のロスをしてしまった。
八合目下で雪切れ、雪渓を渡り、その下でもう一度雪渓を越え、七合目下で板を格納、歩行下山。
ブーツは汚れてしまったので、最後はショートカットコースから15時15分、駐車場へ戻る。
往復約7時間55分ほどで時間が掛かったが、実際のスキー滑降時間は20分強であった。
コーヒーを飲みながら片付け、15時35分現地発、往路と同じ道を戻り、20時5分、無事帰宅。
(右下のボタンで全面表示のスライドショー)
03:00 自宅出発 途中、竜王で給油
07:20 新五合目 スタート ハードブーツ歩行
12:50 富士宮口頂上 スタート 昼食休憩中、ヘルメットを飛ばされ紛失
15:35 帰宅へ向けて出発 途中でトイレ休憩3回
① 84/08/04 富士吉田 職場仲間と初登山 夜行日帰り予定が小屋で1泊
~ 八合目
八合目 ~ 富士宮頂上
富士宮頂上 ~ 剣ヶ峰 ~ 富士宮頂上
富士宮頂上 ~ スキー滑降下山 ~ 雪渓雪切れ
雪渓雪切れ ~ 下山 ~ 帰宅
06:55 富士宮口 新五合目 約206km
08:30 七合目 スキー板 シール+クトー登攀
09:15 元祖七合目 腰を下ろして15分ほど休憩
10:10 八合目 途中、2回雪渓越え 10分休憩
10:55 九合目 5分休憩
12:00 九合五勺上 板を仕舞い、アイゼン装着 約15分休憩
12:30 富士宮口頂上 【登り: 約5時間10分】
13:10 剣ヶ峰登頂 風が強い 10分ほどで早々に下山 アイゼン歩行
13:35 富士宮口頂上
13:40 九合五勺上 アイゼンを外し、スキー滑降準備 約20分休憩
14:40 七合目下 スキー滑降終了、 ハードブーツ歩行で下山
15:15 新五合目 無事下山 【往復: 約7時間55分】
20:05 無事帰宅
② 04/07/18 須走 八合目半 御来光館で1泊
③ 05/06/25 富士宮 日帰り
④ 12/10/16 富士宮 宝永山経由で下山
⑤ 14/06/02 富士宮 帰路、バイクアクシデント事故
⑥ 15/05/21 富士宮 スキー滑降①
16/05/01 御殿場 リタイヤ 宝永山で引き返し
⑦ 17/05/12 富士宮 スキー滑降②
⑧ 18/04/28 富士宮 シール登攀、スキー滑降③