nauhts の山歩き記

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富 士 山(3776m)⑧ スキー登山 -富士宮ー

2018年04月28日 | 秩父・関東・東海
2018年4月28日(土)
4月中旬以降、初夏を思わせるような陽気が続いており、今年の雪解けは早く春山スキーの期間は短そう。
ここ数年、乗鞍岳、火打山、富士山が、恒例となっており、先週19日に乗鞍岳へ行って来たところ。
火打山と富士山は、登山口までの道路の冬季閉鎖が解除されるのがGW前日であり、その前には行き辛い。

GW中何処も混むので覚悟の上、前半の3連休は好天気だが、後半は崩れるという予報。
火打山と迷ったが、雪解けが早そうな富士山へ行くことにし、3時自宅出発。
富士山は8回目の登頂だが、14年からは毎年出掛け、スキー滑降は3回目となる。
14/06/02は下山後にバイクアクシデントがあり、16/05/01は道路凍結で宝永山に変更した。

富士宮新五合目、6時55分到着。既に一番上の駐車場は8割以上埋まっており、約50台ぐらいか。
今日は火口の中へ滑り込んでみたいのでハードブーツで登ることにし、7時20分スタート。
ショートカットコースは靴が汚れるので、正規登山道から六合目へ向かう。
七合目の横から残雪雪渓があるが、夏道登山道は9合目ぐらいまで出ている。

七合目からシール+クトー登攀、八合目で雪切れ、一旦板を外して雪渓を渡り、再びシール登攀。
標高が上がるにつれ、歳のせいか息切れし、呼吸を整える小休止多数。喘ぎながら頑張る。
九合目ぐらいからクラスト化、九合五勺を越えるとガチガチで、スキー板登攀では歯が立たなくなる。
板を格納し、アイゼンを装着。 富士宮頂上12時30分、五合目から5時間10分も掛かってしまった。

風が強く時々突風で身体が飛ばされそうになる。パーカーを着込み、小屋陰で昼食休憩。
ヘルメットを外して横に置いておいたところ、突風で吹き飛ばされてしまい、何処へいったか分からない。
20分ほど休憩後、剣ヶ峰へ向かう。 稜線上は更に風が強く、体感温度はなかり低い。
喘ぎながら13時10分過ぎ、剣ヶ峰登頂。 さっさと記念撮影を済ませ、10分弱で下山へ。

火口の中も火口淵も凍化でかなりのアイス化。スキー滑降は危険と判断し、アイゼン歩行で下山。
富士宮頂上から少し下ったところでアイゼンからスキー板に交換。ここからスキー滑降下山へ。
最初は雪面が硬いが九合目を下った辺りから柔らかくなり、滑り易くなった。
途中でストックを落としてしまし、約30mほど板のまま登り返し、時間のロスをしてしまった。

八合目下で雪切れ、雪渓を渡り、その下でもう一度雪渓を越え、七合目下で板を格納、歩行下山。
ブーツは汚れてしまったので、最後はショートカットコースから15時15分、駐車場へ戻る。
往復約7時間55分ほどで時間が掛かったが、実際のスキー滑降時間は20分強であった。
コーヒーを飲みながら片付け、15時35分現地発、往路と同じ道を戻り、20時5分、無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

  ~ 八合目
 八合目 ~ 富士宮頂上
 富士宮頂上 ~ 剣ヶ峰 ~ 富士宮頂上
 富士宮頂上 ~ スキー滑降下山 ~ 雪渓雪切れ
  雪渓雪切れ ~ 下山 ~ 帰宅

 

03:00 自宅出発         途中、竜王で給油
06:55 富士宮口 新五合目    約206km

07:20 新五合目 スタート     ハードブーツ歩行
08:30 七合目          スキー板 シール+クトー登攀
09:15 元祖七合目        腰を下ろして15分ほど休憩
10:10 八合目          途中、2回雪渓越え 10分休憩
10:55 九合目          5分休憩
12:00 九合五勺上        板を仕舞い、アイゼン装着 約15分休憩
12:30 富士宮口頂上                  【登り: 約5時間10分】

12:50 富士宮口頂上 スタート   昼食休憩中、ヘルメットを飛ばされ紛失
13:10 剣ヶ峰登頂        風が強い 10分ほどで早々に下山 アイゼン歩行
13:35 富士宮口頂上
13:40 九合五勺上        アイゼンを外し、スキー滑降準備 約20分休憩
14:40 七合目下         スキー滑降終了、 ハードブーツ歩行で下山
15:15 新五合目         無事下山       【往復: 約7時間55分】

15:35 帰宅へ向けて出発     途中でトイレ休憩3回
20:05 無事帰宅

 

 

 

① 84/08/04 富士吉田   職場仲間と初登山 夜行日帰り予定が小屋で1泊
② 04/07/18 須走     八合目半 御来光館で1泊
③ 05/06/25 富士宮    日帰り
④ 12/10/16 富士宮    宝永山経由で下山
⑤ 14/06/02 富士宮    帰路、バイクアクシデント事故
⑥ 15/05/21 富士宮    スキー滑降①
  16/05/01 御殿場    リタイヤ 宝永山で引き返し
⑦ 17/05/12 富士宮    スキー滑降②
⑧ 18/04/28 富士宮    シール登攀、スキー滑降③

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蓼 科 山 (2530m) ⑱   -御泉水七合目ー

2018年04月26日 | 八ヶ岳
2018年4月26日(木)
今春は暖かい日が多く、5~7月の陽気になる日があり、山の雪解けもどんどん進んでいる。
例年ならGW過ぎまで滑れるところも、今年は早めに終わりになるかも知れない。
先週19日に乗鞍岳へ行ったので、今日は火打山へ行こうかと密かに目論むが、笹ヶ峰までの道路は、
除雪は済んでいるだろうが、通行解除になっていないので、自己責任で行くことになる。

早めに起床して空を見ると、星は出ているものの、周りの山々は雲に隠れて見えず、意欲が萎える。
朝食を済ませると、八ヶ岳方面の雲が薄れ峰々が見えて来たので、スキーは諦めてただの登山にする。
7時40分自宅出発。丁度通勤時間帯と重なるので、ちょっと時間が掛かり、9時に七合目駐車場。
準備を済ませ、9時15分スタート。最初は完全な夏道だが、途中から残雪があり、アイゼン装着。

40分ほどで天狗の露地。更に20分ほどで将軍平。 蓼科山荘はまだ開いていない。
小休止の後、頂上へ向かう。 直登の急坂を登ると、風が強くなりアウターを羽織る。
10時45分、七合目から1時間30分ほどで蓼科山頂上。 360°の見事な眺望。
アイゼンを外し、記念撮影の後、中央の蓼科神社を経由して西峰へ。更に北面の残雪を確認しに行く。

アイゼン装着。家からも見える北面、滑れそうだが距離が短く、下から登山道へ戻れるかが心配。
トラバース気味に直登コースへ戻り下山へ。途中でテレマーカーに会い、暫し談笑し情報を頂く。
将軍平で小休止の上下山。 途中でアイゼンを外し、12時20分過ぎ、無事下山。
片付けをしながら昼食を済ませ、13時5分発、途中で昼寝休憩しながら、14時30分無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

07;40 自宅出発
09:00 御泉水七合目駐車場   約44km

09:15 七合目からスタート
09:55 天狗の露地
10:15 将軍平  小休止
10:45 蓼科山頂上  蓼科神社~西峰~北側斜面確認

11:25 直登コースから下山  途中でテレマーカーと談笑 情報交換
11:50 将軍平  小休止
12:02 天狗の露地
12:22 七合目登山口へ無事下山

13:05 車中で昼食を済ませ帰宅へ
14:30 途中で昼寝休憩を入れながら無事帰宅

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乗 鞍 岳 (3026m) ⑧ (春スキー 三本滝)

2018年04月19日 | 北アルプス・立山
2018年4月19日(木)
今年は天候の変化が激しく、冬に逆戻りしたり、春を通り越して初夏の陽気になったりしている。
晴れても花粉の飛散も激しく、空が霞むほど飛び、黄砂も飛んで、スッキリ晴れ渡る日が少ない。
一昨日から昨日に掛けて天気が崩れ、久しぶりに纏まった雨が降り、山では雪が降ったようだ。

今日から4日間は好天気の予報。気温も上がり、週末の土日は真夏日になるかも知れないという。
雪解けがどんどん進み、春スキーの期間が短くなりそうだが、まだ冬季閉鎖で登山口まで入れないところがある。
ここは8日にスキー場が終了し、17日に三本滝まで道路が開通。春山バスはGWからの運転。
乗鞍岳の春山スキーは5回目。 15年5月14日16年4月26日昨年4月22日昨年5月19日

4時20分、自宅出発。何時もの通り市内を通過、青木峠を越えて梓川堤防から158号線へ。
約2時間20分ほどで、三本滝駐車場着、約110km。10台が駐車、準備中に2台がやって来た。
7時スタート、ショートスキーを担ぎ、アイゼン持参、ハードブーツで壺足のまま登る。
暑くなる予報だったので、最初からシャツ1枚。それでも直ぐに汗が噴き出して来た。アウター1枚持参。

ツアーコース入口まで約25分。昨日は降雪があったようで、リセットされて白く綺麗になっており気持ち良い。
コース最初の急坂を登り終え、後はコースを壺足のまま位ヶ原分岐まで歩く。 駐車場から 約1時間40分。
腰を下ろして飲水おやつの休憩。壺足で時間が掛かってしまったので、ここからシール歩行に切り替え準備。
約15分休憩後、再スタート。 高天ヶ原のスロープへ向かうか迷いながらも、剣ヶ峰直登コースへ。

リセットされた雪原には足跡が全くなく、好天気でこの時季だからこそ向かえるコースである。
最初は緩やかだが、途中から急坂を登らなくてはならない。 ジグザグ登攀で高度を稼ぐが、結構辛い。
息継ぎの小休止多数。途中から何度か脚も攣り、宥めながら喘ぐ。このまま下ろうかと思いながらも頑張る。
休憩を入れながら、少し時間が掛かり過ぎたが、駐車場から約4時間35分、乗鞍岳頂上、剣ヶ峰登頂。

遠くは少し霞んでいるものの、360°の眺望が素晴らしい。 北アルプスには降雪が無かったようだ。
セルフ撮影の後、神社裏で昼食休憩。 シールは外して下山滑降準備を済ませた途端、再び脚が攣る。
何とか宥め、頂上に約45分滞在し、12時20分、剣ヶ峰コースよりドロップ。
新雪でリセットされているので気持ち良く滑れる。 シュプールも綺麗に残るが10分ほどで下ってしまう。

再び登り返して、大日岳から高天ヶ原へ向かうか迷ったが、今日の体力では無理しない方が良いと判断。
少し早いが緩やかな雪原を下り、位ヶ原分岐からツアーコースを下る。流石に昼を過ぎると融け出している。
ゲレンデでは2回、板を脱いで道路を横断。 剣ヶ峰から約45分で、無事に下山。 往復 約6時間05分
片付けをしながらゆっくり休憩し、途中でトイレ休憩と買い物を済ませ、17時20分、無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

  ~ツアーコース~位ヶ原
  位ヶ原~剣ヶ峰
  剣ヶ峰ドロップ~

 

04:20 自宅出発  市内通過~青木峠~梓川堤防
06:40 三本滝駐車場 約110km   10台駐車+準備中に2台

07:00 スタート  かもしかゲレンデを壺足で歩いて登る
07:25 ツアーコース入口
08:40 位ヶ原分岐 休憩 約15分 スキー板シール歩行に切り替える

08:55 位ヶ原スタート 直登コースを目指す
10:55 途中で10分ほど休憩
11:35 乗鞍岳 剣ヶ峰 登頂      【三本滝から 約4時間35分】

12:20 昼食を済ませ 下山滑降へ 剣ヶ峰コースを下る
12:40 位ヶ原分岐
12:50 ツアーコース急坂トップ
13:05 ゲレンデを下り 無事下山    【剣ヶ峰から 約45分】

13:40 片付けをしながらゆっくり休憩後 帰宅へ
17:20 途中で休憩、買い物をしながら 無事帰宅

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