nauhts の山歩き記

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常念岳(2857m)③ ~ 蝶ヶ岳(2677m)③ - 三俣 -(単独日帰り)

2014年09月28日 | 北アルプス・立山
2014年9月28日(日)
先週の台風16号に続き、今週は17号の接近で天気が崩れるという予報。
この週末は好天気になるというので、休日で混むのは覚悟の上で出掛けることに。
先週の神奈山~火打山では、上の方では紅葉がかなり進んでいたので、期待出来る。

5年前に縦走した針ノ木~種池山荘の縦走は、ちょっと無謀。 今では無理だろう。
蓮華岳には寄っていないので、針ノ木岳~蓮華岳のピストン登山とする。
登山口の扇沢は、黒部湖観光客と重なり、かなりの混雑が予想される。
扇沢で無料の駐車場を確保する為に、多少早めの3時55分自宅出発。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

大町までは、修那羅峠を越え筑北村から県道55号が最短コース。
403号線を走り、右折分岐まで来ると、何と「全面通行止め」の看板。
「国道19号線へは出られません」ということで、迂回しなければならなくなった。
一旦安曇野まで下り再び扇沢を目指すが、ここまで来れば常念岳の三俣へ行った方が近い。

急遽行き先を変更、大回りになってしまったが、三俣の駐車場へ着いたのは6時前。
既に場内は満車で、手前に路駐車、更に手前の第二駐車場にもかなりの車。
300mほど手前の空地(本来はすれ違いの為の待避所?)に路駐する。
土曜日からの宿泊者と、当日の日帰り者の車とで混み、これほどの混み具合は初めて。

準備を済ませ出発、駐車場のトイレに寄り、6時10分、ゲートから林道を歩き始める。
三俣の分岐まで800mほど約10分、昨年は蝶ヶ岳から周ったので今日は逆に常念岳から。
前常念岳までの登りは結構きついが、稜線まで上がると、周りの紅葉が目を楽しませてくれる。
森林限界を超えると一気に視界が広がり、眺望と紅葉に満足しながら、常念岳を目指す。

前常念岳まで登ると蝶ヶ岳への稜線越しに、昨日噴火し噴煙を上げる木曾御嶽山が見える。
犠牲者も出ているようだが、そこに遭遇してしまったというのも、何かの運命だろうか。
9時50分、三俣ゲートから約3時間40分、常念岳頂上。 大勢が戯れている。
記念撮影も順番待ち、頼んでシャッターを押して貰い、記録写真を残す。

 

 

15分ほど休憩し、蝶ヶ岳までの稜線歩きを目指して一旦下る。
ここでも大勢の登る人、下る人で、道の譲り合い。
目の前に迫る槍ヶ岳~穂高岳や、乗鞍岳~御嶽山、安曇野平野の眺望が素晴らしい。

蝶槍で昼食の予定をしていたが、疲労度を考え手前の窪地で早めの昼食休憩を済ませる。
20分ほどの休憩で出発、12時15分、最後の登りを終え、蝶槍登頂。
後はダラダラの稜線歩き、12時55分、常念岳から2時間50分ほどで蝶ヶ岳へ到着。

 

 

15分ほど休憩後、穂高岳~槍ヶ岳を見納め、名残惜しいが下山へ。
下り2時間弱、休憩なしで一気に三俣まで下り、駐車場脇の水場で手と顔を洗いサッパリする。
更に路駐した車まで5分ほど歩き、15時20分過ぎ、無事行程終了。
帰り支度を済ませ、何時も通り143号線青木峠越えで、17時25分、無事帰宅。
自宅~自宅:13時間30分。 三俣(GATE)~三俣(GATE):9時間05分。

 

03:55 自宅出発
04:50 県道55号通行止めで迂回、行き先を変更
05:55 三俣駐車場着。 満杯で路駐。 自宅から83km
06:05 準備を済ませスタート

06:10 三俣駐車場ゲートから林道を約800m歩く
06:20 三俣登山口(1350m) 分岐から常念岳へ
07:50 稜線出合 (2170m)
08:20 アルミ梯子場(2400m)
09:10 前常念岳 (2661m)
09:50 常念岳  (2857m)  【三俣から3時間40分】 15分ほど休憩
11:30 縦走途中の窪地で昼食休憩。 20分ほどで出発
12:15 蝶槍   (2664m)

12:55 蝶ヶ岳  (2677m)  【常念岳から2時間50分】15分ほど休憩下山へ
15:05 三俣登山口
15:15 三俣駐車場ゲート。    【下り1時間55分】   手と顔を洗いサッパリ
15:20 路駐の車の元へ戻る。   【ラウンド:9時間15分】
15:30 帰宅へ向けて出発
17:25 143号線青木峠越えで、無事帰宅。 帰路77km

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神奈山(1909m) ~ 火打山(2462m)⑤  - 関温泉 -

2014年09月23日 | 上信越
2014年9月23日(火)<秋分の日>
飛び石4連休の最終日、お出掛けを控えていたが、明日から台風16号の接近により
天気が崩れるという予報。 今日は好天になるというので休日ながら出掛けることに。
先日の八ヶ岳縦走と迷った妙高方面、休日なので混まない神奈山~妙高山を周る予定。
前回の火打山~妙高山は笹ヶ峰から。 あれから約2年ぶり、5回目の登山となる。


   (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

04:20自宅出発、菅平・赤倉温泉経由で、関温泉まで約87km 1時間45分。
準備を済ませ06:16スタート。スキー場脇を42分ほど歩いて登り、登山道へ入る。
登るにつれ、少しづつ木々の紅葉が進み始めている。

八方睨から神奈山までは少しきついが、人が少ない割には整備された登山道を歩く。
駐車場から2時間11分ほどで神奈山頂上。 眺望は少なく思ったほど見通しは良くない。
ここまで誰にも会わず、静かな山歩き。 セルフで記念撮影後、妙高山を目指して出発。

 

三峰分岐まで30分弱。ここでどちらへ進むか迷っていると、黒沢池方面から一名下山者。
話しをしていると、火打山が綺麗だというので、足を延ばしてみることに。

往復4時間と計算すれば、何とか火打~妙高山周りでも下山可能だろう。
黒沢池ヒュッテまでは50分弱、小休止の上、飲料水を補給。 この辺まで来ると、
周りの紅葉がかなり進んでいる。 茶臼山を経由して、高谷池分岐まで40分弱。

 

高谷池の草紅葉が綺麗。 天狗の庭の池に映る火打山、いつもながら美しい。
ライチョウ平までの登りは少しきついが、黒沢池ヒュッテから1時間45分ほどで頂上。
好天の休日のお昼頃、流石に大勢が休んでいる。 30~40名ぐらいいるだろうか。
遠く富士山も辛うじて見えており、360°の眺望を堪能しながら、昼食を済ませる。

帰りの行程を考えるとゆっくりはしておれず、20分ほどの休憩で下山、妙高山へ向かう。
往路と同じ道を黒沢池ヒュッテまで戻るが、下山途中で以前痛めた左膝の靱帯痛が再発。
往復3時間27分ほどで戻ったが、下山を妙高山経由か、このまま下るか暫し悩む。

 

取り敢えず長助池分岐まで行って決断をすることにし、補水をして出発。大倉乗越経由、
分岐まで50分弱。 既に14時20分、膝の痛みと日没を考えてこのまま下山することに。
ここからのルートは初めて。 長助池で小休止し、後は空沢のような登山道を下る。

意外と長く坂もきつく、眺望も利かず、湿った滑り易い道で、あまりお勧めルートではない。
長助池分岐から 約5.8k 2時間23分、やっと燕温泉まで下山。
ここから更に車道を 約3km 30分 掛けて、17:16関温泉駐車場へ無事戻る。

 

04:20 自宅出発。 菅平経由、車中で朝食を済ませる
06:03 関温泉 着。 赤倉温泉経由 約87km
06:16 準備を整え、登山開始

06:58 スキー場トップから登山道に入る(1200m) 【関温泉から 約1.6k 42分】
07:56 八方睨(1660m)
08:27 神奈山(かんなさん)(1909m) 【関温泉から 約4.6k 2時間11分】
08:38 妙高山へ向けて下山
09:05 三峰分岐(1910m)。 予定を変更、黒沢池ヒュッテ経由火打山へ
09:54 黒沢池ヒュッテ。 小休止、補水  【神奈山から 約3.6k 1時間16分】

10:33 高谷池分岐
11:10 ライチョウ平
11:39 火打山(2462m)     【黒沢池ヒュッテから 約5.3k 1時間45分】
11:58 昼食を済ませ、妙高山へ向けて下山
12:15 ライチョウ平
14:44 高谷池分岐
13:21 黒沢池ヒュッテ。 休憩、補水    【火打山から 約5.3k 1時間23分】

13:30 妙高山へ向けて出発
14:18 長助池分岐。妙高山をパスして下山へ【黒沢ヒュッテから 約1.7k 48分】
14:35 長助池。 4分ほど小休止
15:18 黄金清水
16:14 麻平分岐(1340m)
16:41 燕温泉               【長助池分岐から 約5.8k 2時間23分】

17:16 燕温泉から車道を約3km歩き、関温泉駐車場【トータル:約29.3km 11時間】
17:25 後片付け&身支度を済ませ帰路出発
19:15 無事帰宅                       【トータル 14時間55分】

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八ヶ岳縦走 -阿弥陀岳~赤岳~横岳~硫黄岳- (単独 日帰り)

2014年09月19日 | 八ヶ岳
2014年9月19日(金)
バイクの転倒事故による怪我からリハビリを経て、ほぼ元の状態まで回復して来た。
山歩きに復帰出来るか、最終確認を計画していたが、天気が優れず延び延びになっていた。
休日は避け平日に行きたいが、今年は週中の曇りや雨の日が多い。
来週には台風16号が来襲しそうで、今日だけ晴れるというのでチャンスである。

日帰りで行ける山で、それ成りに高低差や距離がある山の中から、火打山~妙高山
迷ったが、県北部より中南部の方が天気が安定しているということで、八ヶ岳縦走へ。
過去何度か歩いており勝手は分かるので、昼食と飲料水、防寒具だけ持って出発。
脚代わりのバイクが使えない為、車で行くしかないので、往復には若干時間が余計に掛かる。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

準備を済ませ5時05分、車で自宅を出発。 朝の気温が8℃と今秋最低。
途中の白樺湖付近の道路標示は3℃。お蔭で空は澄み上がってスッキリ晴れている。
エコーラインで日の出を迎え、美濃戸から林道を途中まで入り、脇に車を駐車する。
美濃戸口、美濃戸ともに駐車場があるが、1日1000円と高く、一人では勿体無い。

身支度を整え6時38分、林道を歩き始める。20分ほどで美濃戸山荘前から南沢へ。
以前、御小屋尾根から廃道に近い道を通り南沢へ下りたことがあるが、
ここから登れれば、阿弥陀岳~赤岳~横岳~硫黄岳の八ヶ岳主要部の縦走が出来る。
15分ほど歩くとそれらしき怪しい分岐があったので、入ってみることに。

踏み跡らしきところを暫く歩くが、やがて全く見失ってしまい、彷徨い始める。
下りた時の記憶を辿り、尾根に出れば道があることは分かっているので、上を目指す。
50分ほど道なき道を登ることで、やっと御小屋尾根の登山道へ出る。
下山した時の御小屋山頂上とは別の場所だったが、頂上はパスして阿弥陀岳へ向かう。

20分ほど尾根歩きをすると、水場への不動清水入口の標識。そのまま頂上を目指す。
かなり傾斜のあるキツイ登山道を1時間15分ほど登ると、阿弥陀岳西端稜へ到着。
先ず素晴らしい眺望に大満足。苦労して登って来た甲斐があるというもんだ。
阿弥陀岳頂上へは5~6分。反対側から登って来た3人ほどが休んでいた。

 

頂上で記念撮影を済ませ8分ほどの滞在で、赤岳へ向かう為に下山。
中岳のコルまで12分ほどの下りは、最高級に値するほどの急斜。慎重に足を下す。
コルまで下りると次は中岳への登り。中岳からは再び下り、赤岳へ向けて登り返す。
今まで休憩が無かったので、文三郎尾根との分岐で腰を下ろして暫し休憩。

阿弥陀岳から50分ほど、11時05分、赤岳頂上。 流石に主峰、大勢が休んでいる。
写真撮影を済ませ北峰へ移動。 赤岳頂上山荘前のベンチで景色を堪能しながら昼食休憩。
この後、地蔵尾根から下山するか、硫黄岳まで縦走するか、暫し思案。
脚の具合は調子良い。時間的にもまだ縦走しても充分下山出来そうなので、続行することに。

そうなると後半の体力と復路の時間を考え、少しでも余裕を得る為に16分ほどの休憩で出発。
地蔵尾根分岐まで22分、再考。 ここから先へ進むと、縦走を完歩しなければ帰れない。
決意を新たに横岳へ。 赤岳から1時間05分で、横岳頂上。 記念撮影で小休止。
硫黄岳へは45分ほど。 縦走して来た稜線を振り返りながら、見納め下山へ。

 

赤岩の頭を経由、赤岳鉱泉までは約1時間。 ここで顔を洗い小休止。飲水も補給する。
北沢を歩くと35分ほどで林道へ出る。美濃戸山荘までは更に25分ほど。
後は車を停めた場所まで20分弱歩くだけ。 15時54分、9時間16分の歩きを終える。
片付けをし16時出発、17時50分、無事帰宅。      【 トータル、12時間45分 】

 

今回初めてバイオタイツなるものを着用して歩いてみた。
歩いている時は特に効果があるかは実感出来なかったが、
歩き終えた時、翌日、ブランクがあった割には筋肉痛がない。
ということは、それなりの効果があるということだろう。

 

05:05 自宅出発。 車中で朝食
06:30 現地着。 約70km
06:38 準備を済ませスタート
06:58 美濃戸山荘。 南沢へ入る
07:14 南沢から脇道へ入り、御小屋尾根を目指す
08:03 林中を彷徨いながらも、御小屋尾根道へ出る
08:24 不動清水入口
09:37 阿弥陀岳西稜尾根       【スタートから 約3時間】

09:46 阿弥陀岳(2805m)頂上
09:54 赤岳へ向けて下山
10:06 中岳のコル
10:17 中岳(2720m)
10:23 鞍部
10:36 文三郎尾根分岐。 5分ほど小休止
11:05 赤岳(2899m)頂上
11:11 赤岳北峰。 昼食を済ませる
11:27 縦走へ向けて下山
11:45 赤岳天望荘
11:49 地蔵尾根分岐
12:17 横岳南峰(日ノ出岳)
12:23 杣添尾根分岐
12:32 横岳(2829m)頂上
12:36 硫黄岳へ向けて下山
13:00 硫黄岳山荘
13:20 硫黄岳(2760m)頂上        【縦走: 約3時間40分】

13:26 硫黄岳下山
13:38 赤岩の頭
14:28 赤岳鉱泉。 小休止、補水
14:34 下山
15:08 林道終点
15:35 美濃戸山荘
15:54 無事車の元へ戻る 【下山:約2時間30分】【山歩き:9時間16分】
16:00 帰宅へ向けて出発
17:50 無事帰宅                   【トータル:12時間45分】

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蓼科山(2530m) ⑬  -御泉水七合目-

2014年09月09日 | 八ヶ岳
2014年9月9日(火)
バイク転倒による事故から3ヶ月が過ぎ、すっかり身体は回復した。
チャリやリハビリ登山のお蔭で、本格的な山登りにも復帰出来そうだ。
トレーニングの最終段階に蓼科山を計画していたが、台風や前線の影響で
ず~っと天気が優れず、やっと今日は晴れるという。(今年の1月以来、13回目の登山)

朝起きると、辺りは濃霧で霞んでいる。
お出掛けを躊躇して、朝のお茶を飲んでいると、やがて少し晴れて来た。
蓼科山方面は雲に覆われているが、これから晴れるだろうと、出掛けることに。
バイクが使えないので車で出発。 バイクより15分以上余計に掛かる。(12年8月の登山

06:13 自宅出発。 車中で朝食を済ませる
07:12 御泉水七合目駐車場着              【59分】

07:22 朝のお努めと準備を済ませスタート
07:50 天狗の露地
08:10 将軍平、蓼科山荘。 天気が回復したので、ヘリによる荷上げ中
08:35 冬道の直登コースから蓼科山 山頂      【登り 73分】

08:57 山頂滞在 22分。 下山へ
09:13 将軍平、蓼科山荘
09:27 天狗の露地
09:49 下山。御泉水七合目駐車場 【下り 52分】【トータル 2時間27分】

11:15 途中、スーパー立ち寄りと給油を済ませ、無事帰宅

トレーニングとはいえ、まだ荷物を担いで歩くにはちょっと不安があるので、
飲料水とカメラのみの空身。 念の為ストックは持参したが使わず足のみで歩く。
蓼科山はもう10回以上登っており、今までは大変な山だとは思っていなかったが、
今回は歳なのか3ヶ月のブランクのせいなのか、途中で息継ぎの為に2~3回立ち止まった。
次はザックを背負っての負荷登山と、1日歩く長丁場に挑戦だ。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

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