nauhts の山歩き記

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南ア 北岳~間ノ岳~農鳥岳 その③

2007年08月15日 | 中央・南アルプス
2007年8月15日(水) 3日目       1日目      2日目
夜中は夕べと同じように寒いかと思い全部着込んで寝たが、逆に暑かった。
1時30分頃、小用の為に小屋のトイレまで出掛ける。
天空には満点の星空。 昨晩見れなかった流星群も今日はしっかり眺めた。
5時、素晴らしい日の出。 思わず何枚もシャッターを切ってしまった。
素晴らしい天気だが、あまり早く行くと写真写りが悪いので、
テントを撤収し、荷物をまとめて少しゆっくりする。

帰りの12時発のバスの時間を計算すると、8時頃ここを下山開始しなければならない。
北岳往復1時間30分を計算し、6時30分登頂開始。
意外と簡単に20分ほどで頂上へ。 隣のテント泊の人と再び一緒になり、暫し談笑。
兎に角素晴らしい眺望で、撮影タイムも多くなる。

肩の小屋まで戻り、7時45分下山開始。
荷物はあるものの、下りなので意外と時間が稼げる。
上手く行けば、10時30分発のバスに間に合うかも知れない。
白根御池小屋から大樺沢のルートを考えていたが、一気に右股コースを下る。
1時間ほで二股へ到着。 更に1時間15分ほどで、広河原へ下山。
ちょっと頑張ったせいもあるが、案外に下りは楽であった。
10時30分のバスに乗り、11時35分、市営駐車場へ到着。

炎天下のバイク、温度計は34℃を示している。
荷物を積み込み、着替えを済ませ自宅へ向けて出発。
予定より早かったので、山梨をブラッとツーリングとでも思ったが、
兎に角暑くて堪らないので、途中で昼食を済ませ、15時無事帰宅。

念願の北岳~間ノ岳を、好天気に恵まれ縦走することが出来て大満足。
当初は山の上でのテント泊は予定になかったし、農鳥岳も想定していなかった。
これだけの山行きが出来たことは、体力的にも自信になった。
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南ア 北岳~間ノ岳~農鳥岳 その②

2007年08月14日 | 中央・南アルプス
2007年8月14日(火) 2日目
夜中は風が強く、テントがバタつく音と寒さで何度も目が覚めてしまった。
あるものを全部着込んでもまだ寒い。テント内で12℃くらい。
お陰で朝から素晴らしい天気。朝食を済ませ、5時30分、間ノ岳へ向けて出発。
今日は農鳥岳までの往復縦走なので、昼食と水だけの荷物で身軽。

中白峰~間ノ岳までは結構人が歩いていており、また北岳方面へ戻るようだ。
ここから農鳥岳までは縦走して、奈良田へ下りる人もいるようだが、往復する人は少なそう。
3時間半ほどで農鳥岳到着。暫く休憩後、また戻ることに。

農鳥小屋から間ノ岳への登り返しは結構キツイ。
11時を過ぎて来ると、徐々に霧が湧き立ち始めてきた。
中白峰で昼食、山荘は直ぐそこだが見えない。勿論北岳も。
このままテントに戻ってもただ泊まるだけでは時間が勿体ない。
急遽予定を変更。
明日荷物を担いで北岳を越えるより、一旦北岳肩の小屋まで行き、そこから登り直すことに。
山荘へ戻りテントを撤収。荷物を担いで北岳頂上を目指す。

流石にここの登りはキツイ。それでも1時間ほどで登頂。ガスで何も見えない。
明朝に期待し、早々に下山。15時過ぎ、肩の小屋へ到着。
テントの受付を済ませ、早速設営。ここは500円。
100mほど行けば水場があるというので出掛けたが、高低差100mのことだったようだ。
かなりのキツイ道で、しかも出る水がチョロチョロ、3リットルを汲んでくるのに30分以上掛かった。
これなら、1リットル100円で購入した方がお得。
今日はガスで夕日も見れず、夕食を済ませ19時就寝。
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南ア 北岳~間ノ岳~農鳥岳 その①

2007年08月13日 | 中央・南アルプス
行 程 & 地 図                2日目はこちら       3日目はこちら
1日目(8月13日)
自宅(03:30)=06:10芦安(06:40)=07:05広河原(07:30)~09:20白根御池小屋~09:40大樺沢
~12:30八本歯コル~13:00トラバース~13:30北岳山荘(テント泊)【6時間】 《10時間》

2日目(8月14日)
北岳山荘(05:30)~05:55中白峰~06:40間ノ岳(07:05)~07:40農鳥小屋~08:20西農鳥岳~08:55農鳥岳(09:15)
~09:50西農鳥岳~10:10農鳥小屋~11:25間ノ岳~12:15中白峰(12:40)~13:00北岳山荘(13:35)
~14:35北岳~15:05北岳肩の小屋(テント泊)【9時間35分】

3日目(8月15日)
北岳肩の小屋(06:30)~06:50北岳(07:15)~07:40北岳肩の小屋(07:45)~08:45大樺沢~10:00広河原(10:30)
=11:35芦安=15:00自宅【3時間30分】 【トータル19時間05分】  《8時間30分》

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2007年8月13日(月) 1日目
予ねてより狙っていた南ア北岳へ、お盆休みを利用して挑戦することに。
マイカー規制により登山口まで入れないので、どうしても何処かで泊まることになる。
バス代を払って1泊では勿体無いので、テントを担ぎ上げ2泊で間ノ岳~農鳥岳も狙うことに。
3000m級までテント一式を担ぎ上げるのは初めてなので、ちょっと体力的に心配。

自宅を3時30分出発。
途中食料の仕入れと、八ヶ岳真教寺尾根登山口の確認をしながら、芦安市営駐車場に向かう。
本当に、こんな山奥に駐車場なんてあるのだろうかと不安になりながらも、6時10分着。
次のバスは、7時40分発なのでゆっくり準備をしていると、後1人で定員になり
乗り合いタクシーが出るというので、100円余計に払って6時40分に出発。
バスなら1時間かかるが、広河原に35分ほどで到着。
トイレと準備を済ませ、7時30分歩き始める。
吊り橋を渡り、広河原山荘の脇を登って行き、、大樺沢から八本歯コルを目指す。
しかし分岐を見逃し、そのまま登ってしまったので、白根御池小屋へ出てしまった。
ここから何処へ向かうか迷ったが、最初の予定通りのルートへ向かう為に二股へ向けて下る。

ここには8月のお盆だというのにまだ雪渓が残っており、やはり3000m級の高山である。
時折霧が湧き上がり視界が悪くなるが、直射を遮ってくれて助かる。
段々登りもきつくなり、一番心配していた荷物の重さが肩に食い込み、これが辛い。
一気に八本歯コルまで登ってしまうかと思ったが、少し手前で昼食の休憩。
稜線まで出ると、ホッとするが、まだ先は長い。
ここから北岳へ向けて登り、途中から北岳山荘へ向かう為トラバースコースへ。


13時30分、山荘到着。ガスが掛かり眺望は利かない。
受付を済ませ、テント設営。 500円のはずだったが、600円に訂正されている。
水場が遠いので、1リットル=100円で、3リットルの水を購入。

テントも張り終わり一休みしていると徐々に霧が上がり、北岳や間ノ岳が時々見えるようになった。
夕方になると富士山も素晴らしい姿を現し、雲海に沈む夕日も綺麗に見え、明日の好天気が期待される。
夕食を済ませるとすることもないので、19時就寝。
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