nauhts の山歩き記

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甲斐駒ヶ岳(2967m) ④  - 日向八丁尾根~黒戸尾根 -

2018年10月22日 | 中央・南アルプス
2018年10月22日(月)
今年は好天気が続かず、日帰り登山ばかりで、テント泊のお泊り山歩きが出来ていない。
ここに来てやっと、昨日から今日は晴れ、明日は曇りがちながら、降水確率は低い。
裏銀座~読売新道は2泊は必要、日向八丁尾根~黒戸尾根は六合石室泊まりの1泊で可能。
昨日は、紅葉シーズンの好天気の日曜日、お出掛けを控えてしまった。

八丁尾根のルートは、古い地図には破線で載っているが、最近の登山地図にはルートさえ無い。
数年前に七丈小屋のご主人のご尽力で、ロープ・クサリで整備され、通行可能になったようだ。
行程的には12~16時間ぐらい、日帰りは厳しく、1泊登山が適当だろう。
甲斐駒ケ岳は北沢峠から1回、黒戸尾根から2回登っているが、八丁尾根からも挑戦したい。

六合石室小屋の近くに水場があるはずだが、どこにあるのか、水量も確認出来ていない。
麓から3リットル以上の水を、テント・寝袋装備一式と共に担ぎ上げるのはきつい。
軽荷の日帰りなら13~14時間で、何とか無理すれば可能ではないか。
夏なら明るい内に行動できるが、今の時季ならヘッ電は必要になるが出掛けることに。

 

明るくなる寸前の5時半にはスタートしたいので、逆算して3時40分自宅出発。
途中、白樺湖周辺の道路標示で1℃。 昨日初冠雪があったようなので、頂上付近の凍結が心配。
5時15分、尾白川駐車場着。 約91km。 約20台ほど停まっている。
準備を整え、まだヘッドライトが必要なので点灯して、5時25分スタート。

竹宇駒ケ岳神社の少し手前から、日向山方面の矢立石登山口へ向かい登山道を登る。
15分ほどで明るくなって来たのでヘッ電消灯。 50分ほどで矢立石登山口。
日向山や大岩山のピストンなら、ここまで車が入る。 3台駐車。
更に1時間ほど登ると日向山。 雁ヶ原と呼ばれる白い砂礫が辺りに広がる。

思ったほど寒くないので下着を脱ぎ、10分ほど休憩。一旦雁ヶ原を下り、大岩山へ向けて登る。
途中、鞍掛山の先の展望台からは甲斐駒が良く見えるというが往復時間が勿体ないのでパス。
分岐で5分ほど休憩後、大岩山へ向かう。 ハイキングコースとはいえ、所々でルートが分かり辛い。
9時45分、駐車場から約4時間20分、大岩山へ到着。 意外と長く、この先の時間が気掛かり。

周辺の眺望は全くないが、15分ほど休憩後、出発。数分で核心の八丁尾根、大岩山の下りに掛かる。
70~80°の激下り。 整備されたから降りられるが、ロープとクサリが無かったら、到底無理だろう。
150mほど下り、鞍部から見上げるとほぼ垂直に感じる。 辺りのカラマツの黄葉が綺麗。
烏帽子岳を目指して登るが、小さな下りもあり、意外と距離が長い。 頂上手前で15分ほど昼食休憩。

大岩山から2時間半も掛かり、やっと烏帽子岳頂上。 甲斐駒や鋸岳が間近に見える。
記念撮影を済ませ、鋸岳縦走路の三ッ頭分岐から甲斐駒へ向かう。 途中、六合石室を偵察。
中は小綺麗だが、肝心の水場は何処から行くのか不明。 やはり担ぎ上げ持参した方が良さそうだ。
途中、ここに宿泊するという方に会い確認すると、少し先から往復40分ほどとのことであった。

再び登山道へ戻り、大きな岩場の間を進む。 道筋には所々に残雪があるが、凍結はしていない。
甲斐駒の頂上は見えるが、その前に小さなピークが幾つもあり、中々近づかない。
体力もかなり使い果たし、甲斐駒の頂上に辿り着いた時は、もう14時45分になってしまった。
想定より約2時間遅れ、暗くなる前に最低五合目まで下っておきたいので、ゆっくりはしていられない。

流石にこの時間では誰もいない。 セルフで記念撮影、周辺の山々を写真に撮り、10分ほどで下山へ。
黒戸尾根は過去に2回通っているので、下りは4時間半ぐらい。下山は19時を過ぎてしまうだろう。
下りだが体力・筋力が消耗しているので、急いでは降りられない。 八合目で5分ほど腰を下ろして休憩。
途中、七丈小屋のテン場には3張。体力的にはもうここで泊まりたいが、装備もお金も持っていない。

気持ちだけは急いで下り、まだ明るい16時20分、五合目。 ここでも5分ほど休憩、最後の水を飲み干す。
黒戸山への最後の登り返し、後は下るだけ。17時5分、刃渡りもまだ明るい内に通過。後は危険箇所はない。
17時35分、ヘッ電装着点灯。 暗くなった登山道を、疲労が溜まった脚を庇いながら慎重に下る。
笹の平 横手分岐までが意外と長く、17時50分通過。 更に真っ暗な登山道をヘッ電を頼りに下る。

暗いので位置関係が掴めず只々下るが、何時まで経っても下山口へ到着しない。
18時55分、尾白川渓谷の分岐が見えて来た時は、やっと先が読めホッとする。
吊り橋を渡り、竹宇駒ケ岳神社に寄り、トイレを拝借、顔と手を洗い、19時20分、駐車場へ戻る。
甲斐駒から下り4時間25分。 周回 約13時間55分、日帰りでは過去最長時間となってしまった。
片付けを済ませ、19時30分出発、途中で夕食を済ませ、21時55分、無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 尾白川駐車場~矢立石登山口~日向山~鞍掛山分岐~大岩山
 大岩山~激下り~八丁尾根~烏帽子岳
 烏帽子岳~三ツ頭~六合石室~甲斐駒ヶ岳
 甲斐駒ヶ岳~八合目ご来迎場~七丈小屋
 七丈小屋~五合目~黒戸尾根~刃渡り~笹の平~尾白川駐車場

 

03:40 自宅出発        大門街道~八ヶ岳エコーライン~20号
05:15 尾白川(竹宇駒ケ岳神社)駐車場    約91km

05:25 スタート ヘッ電点灯  矢立石登山口へ向かう  15分ほどでヘッ電消灯
06:15 矢立石登山口
07:15 日向山         10分休憩
08:35 鞍掛山分岐        5分休憩
09:45 大岩山         眺望はない 15分休憩  【駐車場から 約4時間20分】

10:00 大岩山スタート     八丁尾根縦走
12:30 烏帽子岳        頂上手前で昼食休憩 15分 頂上 5分休憩
12:45 三ッ頭分岐(鋸岳縦走路 合流)
13:10 六合石室避難小屋    5分休憩
14:45 甲斐駒ヶ岳       大岩山から 約4時間45分 【駐車場から 約9時間20分】

14:55 甲斐駒ヶ岳 下山
15:30 八合目 ご来迎場     5分休憩
15:50 七丈小屋
16:20 五合目         5分休憩
16:55 刀利天狗
17:05 刃渡り
17:35 ヘッ電 点灯
17:50 笹の平 横手分岐
18:55 尾白川渓谷 分岐
19:10 竹宇駒ケ岳神社     5分休憩
19:20 尾白川駐車場      甲斐駒ヶ岳から 約4時間25分 【周回:約13時間55分】

19:30 帰宅に向け出発     途中で夕食      帰宅前、睡魔に襲われ10分ほど仮眠
21:55 無事帰宅        お出掛け 約18時間15分

 

 

尾白川駐車場    772m
矢立石登山口   1123m
日向山      1160m
鞍掛山分岐    2019m
大岩山      2319m
烏帽子岳     2594m
三ツ頭      2589m
六合石室     2520m
甲斐駒ヶ岳    2967m
八合目 ご来迎場  2693m
七丈小屋     2364m
五合目      2134m
刀利天狗     2049m
笹の平 横手分岐  1471m
尾白川渓谷 分岐   878m
尾白川駐車場    772m
(最大標高差 2195m)

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南ア  鋸 岳 (2685m)  - 釜無川渓谷 -

2016年06月18日 | 中央・南アルプス
2016年6月18日(土)
梅雨の最中、今日は一日中晴れるという予報に、休日ながら出掛けることに。
誰もが同じことを考えるだろうから、出来るだけ人が少なそうなところを選ぶ。
4年前にトライ仕掛けたが、実行できなかったので、リベンジへ。

 

地図には破線か未掲載のバリエーションルート、標準タイムはないが、13時間以上は掛かるようだ。
時間で区切り、13時をリミットとして引き返せば、日帰りも可能だろう。
今の時期なら陽が長く19時過ぎまで明るく、最後は林道歩きなので、少し遅くなっても大丈夫。
しかし今月に入り、金山~雨飾山燕岳~大天井岳 と11時間を越える強行日帰りが続いている。
04時自宅出発。国道20号線より釜無林道へ入り約5km走ると、ゲートがあり一般車通行止め。

現地まで約80km、05時35分、ゲート前に駐車。 既に4台の車が停まっている。
出発準備中を済ませ5時50分スタート。 準備中に1名が先行して出発して行った。
林道には500m毎に距離表示、何kmあるのは不明なので、覚悟していた5~6kmを過ぎても一向に
終点に辿り着かない。  2時間を過ぎ、ついに9kmを越えた時、やっと終点のログハウスが見えて来た。
ある意味、この長い林道歩きが、一つの核心とも言える。

ログハウス前で一休みした後、河原を渡り登山道へ入る。
踏み跡は薄いが、ペイントとマーキングテープに従えば、問題ない。
30分弱で富士川水源の水場へ到着。 1名が給水休憩している。
一口水を啜った後、先に進もうとしたところ、「そっちは水源へ行く道で、横岳峠へはこっちから
トラバース気味に上がる」と右側を差して、聞いてもいない余計なアドバイスを頂く。

良く知った方かと思い、それに従い進むが、マークも踏み跡も見つからない。
稜線へ出れば何とかなるだろうと、土砂崩れのガレ場を直登、ガレ場の上から藪漕ぎをし、約40分弱で稜線へ。
結果的には横岳峠の12~13m横へ出て、稜線登山道へ復帰することが出来た。
小休止の後、稜線道を三角点ピークを目指して登る。 この登りはかなり急登(激登)。 結構辛い。
1時間20分ほど掛けて登ると三角点ピークの曲がり角。 三角点は見つからない。

目の前に鋸岳が見えているが、ここからアップダウンの繰り返しで、意外と時間が掛かる。
三角点から約40分、ついに鋸岳(第1ピーク)に到着。   【ゲートから約5時間35分】
360°の眺望に暫し見とれる。 第2ピーク越しに甲斐駒ヶ岳も美しい。
現在11時30分、このまま引き返せば充分余裕で戻れる。
しかし目の前の第2ピークまでの核心部を攻めないと、鋸岳を征したことにはならない。

  釜無林道ゲート~林道歩き~登山口~横岳峠
  横岳峠~三角点ピーク~鋸岳(第1高点)

 

行くか戻るか暫し迷い、往復2時間半で戻れそうなので、次回はないかも知れないので行くことに。
数分で小ギャップのクサリ場。 ここでストックを仕舞い、手袋を半指から長指に交換。
ほぼ垂直のクサリを使って鞍部まで降りると、直ぐに今度は長めのクサリを使って登る。
小ギャップを越えると、次は鹿窓の岩間。 穴の中のクサリに伝わって下り始める。
しかし相当下まで下るようなので止めて戻り、稜線伝いに進むことに。

これが大失敗の元、稜線エンドまでは見晴らしも良く快適に歩けるが、最後は垂直の絶壁。
捨てザイルがあるが、これを使って降りても、大ギャップを越えられるかわからない。
それでも少し降りてみると、逆にもう登って戻るのはほぼ不可能。 先に進むしかない。
大ギャップの北側に降りるので、登り返して南側へ回らなければならない。
ここにはザイルもなく、ザレた足場と手で掴むと崩れる岩とで、冷や汗を掻きながら、何とか越える。

南側へ回っても、今度は登山道へ復帰するために、長いガレ場を下らなければならない。
慎重に慎重に一歩一歩踏み出し、何とか登山道へ復帰出来た時には、やっと生きき返ったような気がした。
帰りはこのルートからでは帰れないが、正規登山道の違うルートがあるだろうから何とかなるだろう。
急登を喘ぎながら第2ピークへ到達。 第1ピークから約1時間。 無謀な挑戦だったと反省する。
遅めの昼食を慌しく摂り、13時下山。 予定通りの時間なので、明るい内に下山はは可能だろう。

  鋸岳(第1高点)~小ギャップ~大ギャップ~鋸岳(第2高点)

 

 

 

帰りのルートはどこを通っているかは不明なので、踏み跡とテープを探しながら進む。
大ギャップは一旦かなり下まで下って、ガレ場をトラバースし、鹿窓まではまたかなり登り返す。
鹿窓を抜けるとやっと安心、行きに比べればこのルートならそれほど難しくはない。
小ギャップのクサリ場を越え、50分ほどで再び鋸岳(第1ピーク)に戻る。【往復:2時間10分】
セルフで記念撮影を済ませ、早々に下山へ。 まだ三角点ピークまでのアップダウンが待っている。

45分ほどで三角点ピーク、後は下るだけなので快調に下る。
横岳峠まで50分ほどの激下り。 流石に脚の筋肉が悲鳴を上げる。
一休みの上、正規ルートに従い下山。 ここの下りも結構激しいが、20分強で富士川水源の水場へ到着。
やはりこのルートで良かったのだ。今朝の余計なアドバイスに腹が立つ。
喉を潤し顔と手を洗いサッパリし、残りのルートを急ぐ。

鋸岳第1ピークから2時間25分ほど、登山道入口のログハウスへ到着。
これからまだ長い長い林道歩きが待っている。
今度は距離もわかっているので時間の計算も出来るのが、一向に足が捗らない。
1時間40分ほど18時、9kmの林道歩きを終え、やっとゲートの車へ戻る。
10分ほどで帰り支度をし、往路と同じ道を戻り、19時55分、無事帰宅。

  鋸岳(第2高点)~鹿窓~小ギャップ~鋸岳(第1高点)
  鋸岳(第1高点)~三角点ピーク~横岳峠
  横岳峠~登山口~林道歩き~釜無林道ゲート

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

04:00 自宅出発
05:35 釜無林道ゲート 約80km (国道20号線より約5km)

05:50 準備を済ませスタート(930m)   長い林道歩き 約9.2km
08:00 林道終点 ログハウス 暫し休憩
08:30 水場 富士川水源標         (間違った情報を受け ガレ場直登へ)
09:10 稜線到達 横岳峠(1984m)
10:45 三角点ピーク(2603m)
11:25 鋸岳(第1ピーク 2685m)登頂   【20100歩】    【ゲートから5時間35分】

11:40 15分ほど休憩後 鋸岳(第2ピーク)へ向けて縦走
11:53 鹿窓
12:22 大ギャップ越え
12:40 鋸岳(第2ピーク 2675m)登頂   20分ほど休憩後、第1ピークへ向けて下る
13:28 鹿窓
13:50 再び 鋸岳(第1ピーク)へ戻る 【24600歩】  【第2ピーク ピストン2時間10分】

13:55 5分ほどの休憩で早々に下山へ
14:40 三角点ピーク
15:30 横岳峠 5分ほど休憩 正規ルートに従い下山へ
15:57 富士川水源標 水場 暫し休憩  (やはり教えられたルートは間違いだった)
16:20 ログハウス   これから長い林道歩き
18:00 ゲート帰還  【45500歩】   【鋸岳から4時間05分】   【12時間10分】

18:10 帰宅へ向けて出発
19:55 無事帰宅      【トータル:15時間55分】

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中央アルプス(南部)縦走 【越百山~南駒ヶ岳~空木岳】 -伊奈川ダム 周回-

2015年10月14日 | 中央・南アルプス
2015年10月14日(水)
山からは雪の便りが聞こえるようになり、朝晩はすっかり冷え込むようになった。
紅葉もどんどん下りて来ており、高いところではもうピークが過ぎている。
今年は好天が続かず、ここへきて少し安定して来たが、朝晩は曇りの日が多い。
今日~明日は夜中も晴れるという絶好の天気になりそうで、逃すのは勿体無い。

先月末の、北アルプス縦走から帰宅して2週間、そろそろ次の山行きを計画。
以前から、中央アルプス南部と、谷川岳馬蹄形縦走を、避難小屋泊りで計画していた。
どちらも、約25km-12~13時間前後の、日帰りにはちょっときついコース。
しかし、強行出来ない距離と時間ではないので、一泊するか迷うところである。
上信越国境付近は、少し雲が多い予報なので、県南部へお出掛けすることに。

お泊り用の荷物が詰まった重いザックを担いて歩くか、日帰り用の軽いザックで歩くか。
どちらの避難小屋も近くに水場がないので、更に水も持参しなければならない。
少し悩んだが、早立ちで軽身で強行日帰りすることにして準備をする。
日が長い夏なら充分だが、今の時期なら最後はヘッ電使用になるかも知れない。

空木岳は06年10月越百山は08年11月に、それぞれ伊那谷の方から登っている。
両峰の中間に位置する南駒ヶ岳は未踏、単独では木曾谷の方からしか登れない。
木曾谷は家からも感覚的に遠く、伊奈川ダムからは3峰へ、ともに単独のコースがある。
どうせここから登るなら、単独ではなく3峰を周って、元へ戻ることが可能。

夜明けと同時に歩き出すには、5時半スタートとなるので、その前に現地入りする必要がある。
現地までは、約150km=約3時間なので、遅くとも2時半までに自宅を出ることに。
前夜21時就寝、午前2時、目覚ましをセットしていたが、自然と目が覚めた。
準備はしてあるので支度だけ整え、2時15分自宅出発。

満天の星空、好天気が期待される。 途中の道路標示では1~3℃、随分冷え込んでいる。
有料の和田トンネルを避け、旧道の和田峠を越え、510円の節約。
夜中なのでトラックは多いものの、流れはスムーズで、ついついオーバースピード気味に。
現地への伊奈川ダムへの林道に入り、少し心配しながらも、5時15分、現地駐車場着。

30台ぐらいは停まりそうだが、2台の車が停まっており、前日入りしたもの思われる。
急いで準備を整え、薄明るくなりヘッ電は必要ないようになった、5時25分、駐車場から出発。 
直ぐに一般車進入禁止のゲートがあり、その脇から入り、今朝沢橋を越える。
どちら周りでも良いが、最後にヘッ電歩きなる時は林道の方が安全なので、左周回のコースへ。

02:15 自宅出発。 旧道和田峠越え
05:15 伊奈川ダム登山口駐車場。 約154km

05:25 ヘッ電なしで歩ける明るさになったので、スタート
05:27 ゲートを越え、今朝沢橋から右折、暫く林道を歩く
06:00 福栃橋。 約2.5km。 越百山登山道へ入る
06:42 下のコル。周りの紅葉が美しい
07:52 水場(7合目?)  現場は確認していない
08:38 越百小屋。 真っ赤な屋根が青空に映える
09:32 越百山(2613m)    駐車場から約4時間強

09:50 20分弱の休憩後、南駒ヶ岳へ向けて縦走開始
10:58 仙涯嶺(2734m)  近そうに見えて、意外と時間が掛かった
11:54 南駒ヶ岳 南峰。 核心部通過、結構きつい
12:04 南駒ヶ岳(2841m)  素晴らしい眺望に大満足
12:33 昼食と記念撮影後、空木岳へ向けて出発
12:50 擂鉢窪避難小屋への分岐
13:04 赤椰岳(あかなぎだけ)(2798m) 朽ち果てた標柱のみ
13:56 空木岳(2864m)     越百山から約4時間強(昼食含む)

14:05 明るい内に下りたいので、記念撮影のみで早々に下山へ
14:50 木曾殿越。  山荘はもう閉まっている
15:01 義仲の力水。 顔を洗い、水を補給
15:37 八合目
15:57 仙人の泉(七合目?) うさぎ平へ2時間の表示、気が焦る
16:27 吊り橋(六合目?) 後は下りだけかと思えば、登り返しがあった
17:08 うさぎ平、林道へ出る。 何とか明るい内に下りられたのでホッとする
17:24 林道を左折して終点から暫く歩き、道が違うことに気付き、引き返すことに
17:33 再びうさぎ平へ戻る。 約25分の時間ロス。 右折方向へ歩き出す
17:50 ヘッ電点灯
18:42 今朝沢橋へ戻る。 林道歩き約6.2km
18:45 無事駐車場へ戻る。 43100歩、久しぶりの大歩き。 周回13時間20分

18:55 片付けをし、帰宅へ向けて出発。  車中で持参していた夕食を済ませる
22:00 途中で給油し、有料の和田トンネルを越え、無事帰宅。 トータル19時間45分

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

13時間越えの日帰り歩きは、13年7月の烏帽子岳~船窪岳 縦走以来となった。
標準コースタイムは、18時間30分であるが、結果13時間20分で周ったので、「0.72}
ロス分を引いても、日帰りの場合は、「0.7」で計算出来る。
テント泊の縦走装備の場合は、「0.8」で計算している。

ヤマケイ(ヤマタイム)では、25.3km、CT16時間50分であるが、
ヤマレコ(ヤマプラ)では、23.9km、CT18時間30分である。
距離も時間も微妙に違うが、地図の使い勝手には一長一短があり、両方を参考にする。

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赤石岳 (小渋川ルート) -リタイヤ-

2013年09月10日 | 中央・南アルプス
2013年9月10日(火)
通称 南アルプスは、正しくは赤石山脈であり、その盟主が赤石岳である。
ここへのルートは南北の縦走路の他に、静岡県側の椹島から直接登ることが出来る。
長野県側からはしらびそ峠からのルートがあるが、2006年の梅雨の豪雨で崩壊したまま
今だ復旧されず、通行が不能である。

もう一つ、大鹿村の小渋川を遡行して広河原から登るルートがあるが、このルートは、
自ら二十数回の渡渉点を探しながら、腰まで水に浸かりながら歩かなくてはならず、
特に、榛沢からキタ山沢間は狭い廊下状になっており逃げ場がなく、渡渉も深いという。

先月26~27日に計画したが天気が優れず、お泊りのチャリツーリングに変更してしまった。
今日は曇りのち晴れ10%、明日は晴れのち曇り20%と、先ず先ずの天気になりそう。
数日間雨が続いており水量が心配だったが、これ以上遅くなると、水温が下がり渡れなくなる。
渡渉に備えて、つま先が保護されたサンダルと、タイツ・ショートパンツも用意。

 

午前3時少し前、自然と目が覚めてしまったので、そのまま準備を進め、03:15自宅出発。
152号線を大門峠~茅野~杖突峠を越え、高遠では工事中で通行止め箇所もあり、
大きく迂回されるが、大鹿村の小渋橋から県道を走り、05:55湯折ゲートへ到着。145km。
朝食と準備を済ませ、06:22スタート。 暫くは砂防ダム工事用の林道を歩く。

途中に一ヶ所トンネルがある。 通過にはライトが必要。
30分ほど歩き七釜橋を渡ると、川原歩きが始まる。
暫く堰堤を歩いた後、川へ入る為に靴を脱ぎサンダルに履き替える。
水量が多く川底が見えないので、ストックで水深を測りながら渡渉点を探す。

流れが早い上に水温が冷たく、浸かっていられるのは30秒~1分が限界。
5~6回渡渉を繰り返し1時間ほど遡ったところで、深みと激流に前途を塞がれる。
単独行でテント泊装備を背負った身では、ここを渡るのは危険と判断。
天気も予報より悪そうで、稜線方面は雲に覆われて見えないので、ここで撤退を決断。

とはいえ、今来たところを引き返さなければならない。
水の中では下りの方が水流でバランスを崩し易く危険なので、慎重に渡る。
堰堤まで戻り靴を履き替え暫く休憩、来た時と同じくらいの時間を掛けて09:50ゲートへ戻る。

 

これからどうするか、一旦大鹿村の中心地の大西公園に寄り、コーヒーで一服しながら考える。
休んでいるうちに、峡谷や稜線方面は雨が降っており、撤退は正解だったようである。
折角この辺まで来ているのだから、何処かでテント泊して、市野瀬から仙丈ケ岳へ登るという手もあり。
下見だけでもしようと、152号線を戻り分杭峠を越え、伊那市旧長谷村へ入る。

以前テレビでドーナッツ饅頭が話題になった店が近くにあるはずなので、ちょっと寄ることに。
こんな田舎の山中で商売が成り立つのかと思ったが、以外と客が来るようだ。5個購入、1ヶ試食。
次は登山口の確認、地図を持って来なかったが、何とか記憶を頼りに辿り着くことが出来た。
しかし駐車スペースがなく、テント泊する場所も見当たらないので、帰宅することに。

自宅へ帰宅の連絡をする為に、途中で道の駅「南アルプスむら長谷」に寄り電話をする。
ここのパン屋のクロワッサンが有名なので買おうかと思ったら、何と定休日。
それでも覗いてみると、大量の予約があり焼いてはいるが、一般販売はしていないという。
折角だから試食だけでもと言ってパンを出してくれたので、有り難く頂戴する。

ほぼガス欠状態になりつつあるので、高遠の外れで給油、価格が地元に比べ高いので半分だけ。
ビーナスラインを大回りしプチツーリング。 出発から11時間15分ほど、14:30無事帰宅。

 

 

     
         (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

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木曾駒ヶ岳(2956m)② ~ 宝剣岳(2931m)② -小黒川渓谷ー(日帰り)

2013年07月19日 | 中央・南アルプス
2013年7月19日(金)
一週間ぶりに晴天になるという予報に、前から気になっていた小黒川渓谷からの日帰りに挑戦。
ロープウェイが出来る以前は、メインコースだったようだが、最近は利用する人は少ないようだ。
先週の烏帽子岳~船窪岳縦走に比べれば、若干余裕がありそうなので、日帰り可能だろう。
明日から学校の夏休みに入るので、今日の内ならまだ多少は人が少ないだろうと目論む。

木曽駒ヶ岳へは、上松Aコースから2007年11月3日に登って以来の2回目。
宝剣岳は、20数年前、子供がまだ小さかった頃、ロープウェイで千畳敷から背負って登った時以来になる。


 

登山口は小黒川渓谷キャンプ場から2kmほど奥まった所。 十数台分の駐車スペースあり。
桂小場登山道は、距離はあるが比較的緩やかで整備もされており、簡単に登れる。
1時間40分ほどで、大樽小屋。 ここで腰を下ろして一休み。
この後、胸突八丁と名ばかりで大したことはない坂を1時間10分ほどダラダラと登る。
胸突の頭から分水嶺の鞍部に出ると眺望が開け、時間を掛けて登って来た疲れが吹っ飛ぶ。

20分ほどで西駒山荘。 今夏は建て替えの為、営業はしていない。
縦走路で、学校登山の箕輪中学校の生徒約250名の団体と遭遇し、暫しすれ違い退避。
馬ノ背経由、スタートから4時間40分ほどで、木曽駒ヶ岳登頂。
流石に頂上付近は、ロープウェイからの登山者が大勢。 あちこちで休憩している。
昼食兼用で25分ほど休憩後、直ぐ先の宝剣岳に寄ってから下山へ。

この頃になると、辺りにガスが発生。 一時的に視界が霞む。
中岳を経由し、宝剣山荘へ。
宝剣岳への登りは距離も時間も僅かだが、岩場とクサリ場で、本格的な登山道。
頂上は狭く、一人分のスペースしかないので、混雑時は登れないかも知れない。
セルフ撮影も難しく、視界も霞む中、頂上から眺めただけで満足とする。

宝剣山荘からは、駒飼ノ池・濃ヶ池を経由して稜線へ出て下山へ。
将棋頭山は縦走路から往復10分ほど。
西駒山荘前で10分ほど休憩し、下山へ。
茶臼山へも寄りたかったが、下山時間を考えて今回はパス。

胸突の頭から35分ほどで、信大コースの分岐あり。
「迷」の表示が気になったが、ショートカットになるかと思い、こちらから下山。
桂小場登山道に比べ急斜面。一部クマザサの藪漕ぎもあり、予想以上に大変。
最後に砂防ダムを越えなければならず、分岐から1時間20分で無事バイクの元へ戻る。
10時間の山歩き。 19時05分、無事帰宅。トータル12時間35分のお出掛けでした。

 

      (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

04:30 予定よりちょっと遅れて自宅出発
06:30 途中コンビニで用事を済ませ、現地着。100km
06:50 朝食と準備を済ませ、桂小場登山道から登り始める
08:30 大樽小屋。 5分休憩
09:45 胸突の頭。 スタートから3時間弱。 ここまでは殆ど樹林帯で眺望はない。

10:05 西駒山荘。 5分休憩
10:20 遭難記念碑
10:35 馬ノ背分岐
11:30 木曾駒ケ岳(2956m)頂上
11:55 昼食を済ませ、宝剣岳経由で下山へ
12:10 中岳(2925m)
12:20 宝剣山荘。 辺りはガスに覆われる
12:30 宝剣岳(2931m)頂上。頂上岩の上に登るも、記念撮影が出来ない。10分ほど滞在

12:45 宝剣山荘。 駒飼ノ池、濃ヶ池 経由で下山へ
13:40 濃ヶ池
13:55 馬ノ背分岐
14:10 遭難記念碑
14:20 将棋頭山(2730m)。 縦走路から往復10分
14:30 西駒山荘。 10分ほど休憩し、下山へ

14:55 胸突の頭
15:30 信大ルート分岐
16:25 信大農学部付属西駒演習林管理所。引き水で顔と手足を洗いサッパリする
16:50 10時間の山歩きを終え、バイクの元へ戻る
19:05 無事帰宅

 

 

 参 考 : 伊那市観光協会公式ホームページ

 

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鳳凰山 (2840m) ③ -甘利山-

2012年11月08日 | 中央・南アルプス
2012年11月7日(水)~8日(木)
山には雪が降り、そろそろお泊りの山登りは出来なくなる。
太平洋側は今週末までは晴れるという予報に、南アルプスを行先に。
赤石岳の小渋川遡行は、前日まで雨が降っていたので、止めた方が無難だろう。
北岳へのバスは今週で終わりなので最後のチャンスだが、日中でも氷点下だというのでもう無理。
甘利山のチャリクライムの記事を見つけ、ここから鳳凰山へ登れるので行くことに。

山行きは、チャリクライムの乗鞍岳谷川岳~本白根山リタイヤがあったが、先月16日の、
富士登山以来、約3週間ぶりなので、荷物を背負っての山登りにちょっと不安が残る。
鳳凰山は、初回の青木鉱泉2回目の御座石鉱泉からに次いで、3回目となる。
強行日帰り出来ないことはないが、歳と季節を考え無理はせず一泊することに。

山小屋は11月初めの連休で一旦休業、11月一杯は週末のみの営業となる。
テントを張れるのは南御室小屋のみなので、甘利山からは半日あれば十分だろう。
7日は小屋まで行って泊まるだけ、翌8日に鳳凰山をピストンし、甘利山まで戻る計画。

7日、09時20分、自宅出発。 八ヶ岳エコーラインから20号線、12号線へ。
山へ入るのにガス欠が心配だったので、一旦韮崎市街に戻り給油後、甘利山公園線を上る。
遅めの紅葉を眺めながら走ると、途中に椹池なるものがあり、ちょっと寄る。
山小屋?もありテント場もある。 ここで昼食を済ませ、駐車場へ12時20分着。

予定より遅れているが準備を済ませスタート。 荷物を担いでいるが13分ほどで甘利山。
ここはツツジの群生で有名らしいが、今の季節は何もない。 早々に千頭星山へ向かう。
1時間10分で千頭星山。ここまではハイキングコースで10人ぐらい小学生の団体とすれ違った。

ここからが本格的な登山道。踏み跡は荒れており一部不明瞭、予想以上に急勾配で、
大きく下り、再び大きく登り返す上、一部ガレ場や岩場、ロープがあり、予想より厳しい。
荷物の重さが肩に食い込み、下半身への負担も大きく、思ったより時間が掛かってしまった。
苺平まで約2時間半、ほぼオンタイム。 薄暗くなり初めているので、小屋まで急ぐ。

南御室小屋へ着いたのは17時少し前。小屋には誰もいないので、水場とテントを張る場所を探す。
小屋の右側に湧水の水場、その手前に素泊室なる小屋があったので、今夜はここで休ませてもらう。
お湯を沸かして寝床を作っている内に、辺りはもう暗くなってしまった。

 

 

夜中の2時頃、小用の為に小屋の外へ出ると満天の星空。好天気が期待される。
再び寝返すが、4時半頃に強風による木々のざわめきで目が覚める。
温度計がないので、正確には分からないが、氷点下にはなっているだろう。
風も強いので、ダウンパーカーとマウンテンパーカー、下はウィンドブレーカーズボンの防寒装備。
朝食を済ませ、飲料水と昼食だけ持ち、残りのザックは小屋前にデポし、6時25分、薬師岳へ向かう。

相変わらず風は強いが、登っている内に身体が暖まり、途中でダウンパーカーを脱ぐ。
稜線へ出ると更に風が強まり、身体が振られ、真っ直ぐに歩けない。
薬師小屋まで55分ほど。更に7分ほどで薬師岳頂上。ここから見る北岳の素晴らしさに感激。
主峰の観音岳までは25分ほど。 あまりにもの強風に地蔵岳はパスし、ここで引き返すことに。

薬師岳~観音岳の稜線から、南アルプス(薬師岳~荒川岳~間ノ岳~北岳~仙丈ケ岳~観音岳)の動画

一旦脱いだダウンパーカーを再び着直し、薬師岳へ戻る。
一時閉鎖している薬師小屋も南御室小屋も、戸は閉めてなく、休憩用に開放されている。
観音岳から1時間強で、南御室小屋へ戻り、下山へ向けて荷物をまとめる。

登って来た時の大変さから、下りもかなり大変だろうと覚悟しながら下山へ。
ダブルステッキながら、膝や太腿への負担が大きい。
予想以上に時間を費やし、昼食を挟みながら、約4時間半掛けて甘利山駐車場へ戻る。

荷物を積み付け支度をし、帰りは小武川林道を青木鉱泉・御座石鉱泉側へ下る。
この付近の紅葉はまだ十分見れる。
一部を除き林道の舗装化が大分進んでいるので、完全舗装も間近だろう。

 

   
        (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

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甲斐駒ヶ岳 (2966m) ③ -(黒戸尾根)-

2012年10月13日 | 中央・南アルプス
2012年10月13日(土)
定年退職し時間が自由になった今、基本的に休日のお出掛けは控えるようにしている。
紅葉シーズンの真っ最中、絶好のお出掛け日和になるいう予報に、今週火曜日に、
鹿島槍ヶ岳に日帰り登山をしたばかりだが、これは行くしかない。

富士山も7年前に登ったきりなので、そろそろ行きたいところだが、早朝2時発はきつい。
尾瀬(至仏山~燧ケ岳)も前から狙っているが、2泊は必要。
笠岳や越後三山縦走も1泊は必要、急に思い立ち準備をしていないので、日帰り登山へ。

甲斐駒ケ岳は3回目になるが、5年ぶり。(前回は、2007年6月16日
標高差約2200mの黒戸尾根コース。コースタイムは登り9時間、下り6時間半、往復15時間半。
前回は、登り5時間半、下り4時間半、往復10時間半だったので、何とか日帰り出来るだろう。

朝の気温6℃、今季一番の冷え込み。 完全防寒装備に、グリップヒーターON。
白樺湖を越える手前では、バイクの温度計で1℃。
八ヶ岳山麓ラインでは、富士山や甲斐駒ケ岳のシルエットが美しい。

麓の紅葉はまだ早く、山頂付近はもう落葉。 5合目付近から七丈小屋付近に掛けてが最盛期。
予報ほど良い天気では無かったが、先ず先ず眺望に恵まれ満足。
流石にシーズン中の休日、頂上には大勢が入れ替わり立ち代りして、常時30人ぐらいが居た。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

 

 行 程    【日帰り 単独行】07/06/1612/10/13**/**/****/**/**
自宅発 04:00 04:15  
竹宇(チクウ)駒ケ岳神社駐車場 05:45 05:50  
     
登山スタート 06:00 06:04  
笹平分岐  07:27   
展望尾根 08:15 08:21  
五合目小屋跡 08:55 09:07  
 09:25 09:36  
七丈小屋 09:45 09:54  
石碑  10:38  
剣塔  11:05  
駒ヶ岳神社  11:28  
甲斐駒ケ岳頂上 11:30 11:31  
     
甲斐駒ケ岳下山 12:00 12:02  
駒ヶ岳神社  12:05  
剣塔  12:24  
石碑  12:45  
七丈小屋 13:20 13:10  
  13:39  
五合目小屋跡 14:05 13:42  
展望尾根  14:17  
笹平分岐  15:00   
駐車場 16:30 16:05  
     
帰宅へ 17:00 16:15  
帰宅 18:45 18:05  

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荒川岳(3141m) ~ 塩見岳(3052m)

2012年09月14日 | 中央・南アルプス
2012年9月12日(水)~14日(金)
秋雨前線の停滞で愚図ついた天気が続いていたが、やっと3~4日好天気になるという予報。
過去何度も挑戦しながら実行出来なかった塩見岳。前回のアクシデント以来、再々リベンジ。
時間が自由になった身なので、欲張って荒川岳~赤石岳まで足を延ばしてみることに。
しかし、4年ほど前に立てた計画なので、体力・天気により変更プランも用意。

今回はテントを担ぎ上げず、避難小屋を利用して宿泊することに。
Aプラン:①鳥倉~高山裏避難小屋、②荒川三山~赤石岳~高山裏避難小屋、③塩見岳~鳥倉
Bプラン:①鳥倉~高山裏避難小屋、②荒川三山~小河内岳避難小屋、③塩見岳~鳥倉 (赤石岳カット)
Cプラン:①鳥倉~高山裏避難小屋、②荒川三山~小河内岳避難小屋、③鳥倉 (赤石岳、塩見岳カット)

どちらの避難小屋も、7~8月のシーズン中は管理人が駐在しているようだが、今はいない。
高山裏は、建物は少し古い。水場まで往復25分。トイレあり。
小河内は、建物は新しく綺麗。水なし。トイレ閉鎖。

 

 初日:2012年9月12日(水)
05:30 自宅出発 ~ 08:00 鳥倉ゲート駐車場。 146km。
08:15 ゲート出発。 鳥倉登山口まで林道を35分ほど歩く。
10:50 三伏峠。 ゲートから2時間35分(登山口から2時間)。
11:50 小屋前で昼食兼用で20分ほど休憩し、烏帽子岳へ。 三伏峠から40分。
12:25 前小河内岳。 三角点のみ。

12:55 小河内岳。 三伏峠から1時間45分。
13:15 小河内岳避難小屋を偵察し、高山裏避難小屋を目指し出発。
14:50 板屋岳通過。 眺望は全くない。
15:30 高山裏避難小屋着。 小河内岳から2時間15分。   本日の行動、7時間15分

先ずは水の確保。 かなりの傾斜地を下り、河原を更に下ること7分。
顔を洗ってさっぱりし、飲水用に3?、雑用水用に4?を汲む。
これだけ持って小屋まで傾斜地を登ること11分、往復で25分掛かってしまった。

小屋に戻ってお湯を沸かし、コーヒーで一服し、やっと寛ぐ。
汲み上げた雑用水を使い、タオルで身体を拭き上げ着替える。
荷物を広げ、寝る場所の用意と、夕食の準備を済ませる頃には陽が傾いて来た。

18時過ぎ、夕陽を眺めながら夕食を済ませると、もうすることがない。
薄暗くなり、18時30分過ぎにシュラフへ潜り込む。
当然今夜は一人かと思ったら、この後2人組が入って来た。

 初 日  (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

 

 2日目:2012年9月13日(木)
夜中に明り取りの小窓からオリオン座が見え、好天気が期待される。
明け方、室温12.6℃。 外気5.9℃。
本日の行程は長いので、暗い内に朝食を済ませ、今夜も泊まるので荷物はそのまま。
昼食と水・雨具だけ持って、辺りが見えるようになった5時前に、荒川三山を目指し小屋を出発。
1時間55分で、荒川前岳(3068m)登頂。

360°の眺望を楽しんだ後、荒川中岳(3083m)へ。 前岳から7~8分。
中岳から3分ぐらいのところに中岳避難小屋があり、ここにはまだ管理人が在駐している。
荒川東岳(3141m)までは一旦下り、再度登り返す。
前岳から約1時間、南アルプス南部の最高峰、東岳(悪沢岳)へ。
この頃になると、辺りにガスが湧き始め、赤石岳の頂上もガスって来た。

先を急ぐので6分ほどの滞在で8時05分、赤石岳へ向けて下山。前岳の分岐まで50分ほど。
赤石岳までの往復の行程を考えた時の体力、ガスっている天気に、どちらへ向かうか迷う。
折角奥地まで来たのだから赤石岳を目指すことにし、荒川小屋を目指して下る。
分岐から45分、小屋着。 昼食兼用で20分ほど休憩し、様子を見る。

赤石岳の頂上は雲に覆われ、行っても多分眺望は無さそう。
明るい内に避難小屋までまで戻るのも、行程的にちょっと厳しそうな感じ。
ここまで下りたが、赤石岳は次回へ譲ることとし、Bプランに変更、前岳へ戻る。
小屋から登り1時間、往復で約2時間無駄になってしまった。

荒川岳周辺もガスに覆われ、ちょっと天気も心配。 急いで避難小屋へ戻る。
途中に細い水場が1ヶ所あり、ここで飲水を確保。
天気が怪しくなっているので、小屋へ戻りコーヒーで一服しながら思案。
明日の行程を考えると、小河内岳避難小屋まで今日の内に行っておいた方が良い。

ガスってはいるものの、雨は降りそうもないので、小屋移動を決断、荷物を撤収。
14時前、高山裏避難小屋を出発。 2時間40分ほどで小河内岳へ。
最後の森林限界からの登りは、体力的にもヘトヘトで長~く長~く感じた。
小屋まで3分ほど、16時40分、小河内岳避難小屋着。     本日の行動、11時間45分

水場はないものの、外のバケツに天水が溜まっていたので、これを使って身体を吹き上げる。
辺りはガスって眺望はない。 この時、2人組がやって来て、今夜は同宿。
時間も遅いので、夕食の準備をしながら寝所も用意。
夕食と明日の準備を済ませると18時半。 このままシュラフに潜り込み、19時就寝。

 2日目  (右下のボタンで全面表示のスライドショー) 

 

 

 

 

 

 

 3日目:2012年9月14日(金)
今日も行程が長いので、暗い内に朝食を済ませ、荷物を撤収。
明け方、室温12.0℃。 外気5.0℃。
5時前、出発の為に外へ出ると、見事な朝焼けに東の空が染まる。
04:55 足元が見える程度になったので出発。

30分弱で前小河内岳。 丁度ここで日の出を迎える。 雲海に浮かぶ富士山が美しい。
烏帽子岳まで30分弱、更に30分強、避難小屋から約1時間30分で三伏峠着。
ここへ荷物をデポし空身となって、塩見岳を目指して6時30分出発。
三伏山、本谷山を経由して2時間強、8時35分、塩見小屋到着。

ここから見上げる塩見岳の迫力は凄い。 5分ほど休憩し、頂上を目指す。
ほぼ垂直に見える岩場を手も使いながら通過、55分ほどで塩見岳西峰(3047m)。
三角点は西峰にあるが、3分ほどの東峰(3052m)の方が高い。
周りの山々にガスが掛かりちょっと残念。

頂上には15分ほど滞在、9時45分下山開始。 35分ほどで塩見小屋へ戻る。
朝食が早かったので昼食兼用で20分ほど休憩し、10時40分、三伏峠へ向け下山。
本谷山を通過する頃には周りもガスに覆われ霧雨。 デポした荷物が心配。
本谷山を下るとガスは晴れたが、草木は雨で濡れていた。

塩見小屋から1時間50分、三伏峠へ戻る。  三伏峠~塩見岳~三伏峠の往復、約6時間。
心配した荷物は濡れておらず一安心。2時間以上離れる時は、ザックカバーをしておくべきだな。
5分ほどで荷物をまとめ、12時35分、鳥倉ゲートを目指し下山。
下るに従い辺りもガスに覆われ、徐々に霧雨から雨に変わる。

残り1/10から雨が激しくなり、ついにポンチョを装着して下る。
登山口の林道へ出る頃が一番激しかったが、林道を暫く歩くと雨は上がった。
三伏峠から下り2時間10分ほど、ゲートに停めたバイクは濡れていた。
バイクの雨露を払い除け、荷物をまとめ、15時過ぎ、自宅向け出発。 本日の行動、9時間50分

 3日目  (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2012年9月12日(水)~14日(金) 2泊3日 避難小屋泊り 単独行

 地 名 (km) 累 計 (h-m)  累 計
鳥倉ゲート   0     0 
三伏峠 6.0  2-35 
小河内岳 3.7  2-05 
高山裏避難小屋 ① 5.1 14.8 2-35  7-15
荒川前岳 2.8  1-55 
荒川東岳 2.0  1-05 
前岳分岐 1.8  1-00 
荒川小屋 1.5  0-45 
前岳分岐 1.5  1-20 
高山裏避難小屋 3.0  1-55 
小河内岳避難小屋② 5.4 18.0* 3-45 11-45
三伏峠 3.7  1-30 
塩見岳 5.7  3-10 
三伏峠 5.7  3-00 
鳥倉ゲート 6.0 21.1 2-10  9-50
      総累計  53.9  28-50
  距離は凡そ。    時間には休憩時間を含む。(*荷物撤収、約1時間)

 

 

 

 以前の、北岳~間ノ岳~農鳥岳はこちら。
 甲斐駒ケ岳②甲斐駒ケ岳①仙丈ケ岳はこちら。

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越百山(こすもやま) 2613m -シオジ平-

2008年11月09日 | 中央・南アルプス
2008年11月09日(日)
越百山(こすもやま)、中央アルプス。標高2613m
この山へ登るには、多くの峰(例えとして百もの峰)を越えていかないと
たどり着けないということから、この名が付いたらしい。

今年は週末の天気がイマイチ良くなく、鹿島槍ヶ岳以来3週間ぶりの山行き。
曇りながら雨の心配はなさそうなので、時間があれば南駒ヶ岳も狙うつもり。

 4:00 自宅出発。 食料の買い込みを済ませ、途中で朝食。
 7:15 シオジ平自然園手前の駐車場からスタート。        標高1200m
 7:35 バイクにキーを付けっ放しを思い出し引き返し、再スタート。
 8:30 林道を約3kmほど歩き、登山道入口から登り始める。     1430m
10:00 カモシカ落し。ここまでが意外と長い割りに、高度が稼げない。 1950m
12:00 越百山頂上。 結構キツイ登山道で時間が掛かってしまった。  2613m
      直ぐそこに、仙涯嶺と南駒ヶ岳が見えるが、この時間からだと往復は無理。



12:30 外気温0℃。 昼食を済ませ、南越百山へ向かう。
13:00 やがて木曾谷側から雲が湧き上がり、早々に下山開始。
14:10 カモシカ落し。
15:10 登山道入口。
15:50 駐車場着。    登り4時間半、下り3時間、  トータル8時間15分。
18:40 自宅帰着。

登山道は、ほぼ中小川に沿って川伝いに登り、何度かの渡渉を繰り返す。
全体には、それほど整備されているとは言えず、一部藪漕ぎも余儀なくされる。
流石にこの時期だと誰とも合わず、静かな山登りが出来た。
しかし、南駒まで足を延ばすには、もっと陽が長い夏場でなければ日帰りは無理だろう。
次回は、木曽側から登り、縦走をしよう。
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鳳凰三山② (御座石~中道)

2008年06月15日 | 中央・南アルプス
2008年6月15日(日)
土曜日が仕事の都合上、午後から半休になったので、前泊のテント泊で山登りを計画準備。
こういう時は、アプローチに多少時間が掛かるところがチャンス。
富士宮口から富士山、小渋温泉から赤石岳、も検討したが、まだ残雪が多そう。
結局、天気の一番良さそうな鳳凰三山を目指すことに。
ここなら2時間のアプローチで着けるので、早立ちすればテント泊の必要はない。
朝の時間を節約する為に、土曜日の内に食料を仕入れパッキング。

前回は、青木鉱泉~中道~鳳凰三山~ドンドコ沢~青木鉱泉。
今回は、御座石鉱泉~燕頭山~鳳凰三山~中道~青木鉱泉~御座石鉱泉。

02:50 まだ真っ暗な中、防寒装備に身を包んで自宅出発。白樺湖付近7℃。
04:50 登山口の御座石鉱泉着。20号線、宮脇信号より約11km。フラットなダート、一部舗装。
05:15 朝食と準備を済ませスタート。燕頭尾根から地蔵岳を目指す。

07:30 燕頭山。 予報に反して天気が悪く、ガスが掛かっている。
08:45 鳳凰小屋。途中に人は殆どいなかったが、ここには大勢が休んでいる。5分休憩。
09:30 地蔵岳。 前回登っているので、オベリスクの天辺は今回パス。10分休憩。
10:45 観音岳。 北岳方面にガスが掛かり、眺望がイマイチ。5分休憩。
11:10 薬師岳。 周りの景色が益々見えなくなって来た。
12:00 ゆっくり昼食と休憩後、青木鉱泉に向けて中道登山道から下山開始。一部残雪あり。

13:10 笹平?、ここまでの下りが意外とキツイ
13:40 小武川林道終点の登山口。
14:10 ショートカット登山道の分岐。
14:30 青木鉱泉へ向かう、小武川を渡るショートカット。
14:40 青木鉱泉着。10分休憩。林道を一山歩いて越える。
15:15 御座石鉱泉へ戻る。

15:30 片付けを済ませ、帰路へ。
17:50 燃費稼ぎの為のエコ運転。途中でガソリン給油して、無事帰宅。

12時間ぐらいの歩きを覚悟していたが、10時間で周ることが出来た。
何時もは日帰り登山の時は、ベストとウェストバッグだけの身軽だが、今回は、
久しぶりにザックを担いで歩いたので、肩に食い込みが痛く、多少時間も掛かった。

青木鉱泉~御座石鉱泉は韮崎駅行きのバスの乗ることが可能。 片道500円。
15時発に間に合ったが、まだ多少体力に余力があったので、500円倹約の為歩く。
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木曾駒ヶ岳 (上松A)

2007年11月03日 | 中央・南アルプス
2007年11月3日(土)
紅葉も終わりに近づき、山からは雪の便りも聞こえるようになった。
本格的に雪が積もる前に、今春に残雪で諦めた木曾駒ヶ岳へリベンジへ。
シーズンオフの今頃なら、人に合わず静かな山登りが出来るだろう。
木曾地方では学校登山で登る山なので、それほど大した山ではないと思っていたが、
結構大変で本格的な山登りだった。

自宅4時出発、6時35分登山開始、17時05分下山。帰宅20時のハードスケジュール。
前回は木曽福島Bコースから挑戦だったが、今回は上松Aコース。
上松から登山口へ向かう道の案内がなく、迷いながら人に聞いて辿り着いた。
下山はBコースからも考え、アルプス山荘脇に駐車する。
登山道入口は砂防工事の為、若干迂回しているが、二合目からが本当の登山口。

五合目の金懸避難小屋まで、約2時間弱。 ここで小休止。
小屋の中は比較的綺麗で、これなら充分泊まれそうだ。
目の前の御嶽山が美しい。
ここから八合目までは約2時間弱。ここまでは眺望がほとんどない。
どの辺を歩いているのかわからないが、半合目ごとに案内板があるのは行程の目安になり非常に良い。

八合目を過ぎると、眺望が開けてくる。
やがて分岐点に来るが、近道のつもりで大ナギ経由で11時30分、9合目。
目の前に頂上が見えるが、ここからが意外ときつかった。
12時05分、歩き始めて5時間30分で頂上到達。
素晴らしい眺望に大満足。
登山道では誰一人合わなかったが、流石に頂上には人がいる。
ここはロープウェイで簡単に登れる山だが、歩いて登るからこそ価値がある。

風を避け岩陰で昼食を済ませ、12時50分下山開始。
九合目から前岳経由で、下山することにして登る。
Bコース経由で下山を考えたが、時間的にあまり余裕がないので来たAコースを戻ることに。
八合目、14時30分。 五合目金懸小屋 15時45分。 二合目 16時35分。
17時05分、日没は過ぎてしまったが、何とか暗くなる前に無事戻ることが出来た。

夏の時間が長い時なら宝剣岳も往復出来たのだが、流石に日が短くなって来ると無理は出来ない。
次回チャンスがあれば、上松Bコースから挑戦しよう。
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南ア 北岳~間ノ岳~農鳥岳 その③

2007年08月15日 | 中央・南アルプス
2007年8月15日(水) 3日目       1日目      2日目
夜中は夕べと同じように寒いかと思い全部着込んで寝たが、逆に暑かった。
1時30分頃、小用の為に小屋のトイレまで出掛ける。
天空には満点の星空。 昨晩見れなかった流星群も今日はしっかり眺めた。
5時、素晴らしい日の出。 思わず何枚もシャッターを切ってしまった。
素晴らしい天気だが、あまり早く行くと写真写りが悪いので、
テントを撤収し、荷物をまとめて少しゆっくりする。

帰りの12時発のバスの時間を計算すると、8時頃ここを下山開始しなければならない。
北岳往復1時間30分を計算し、6時30分登頂開始。
意外と簡単に20分ほどで頂上へ。 隣のテント泊の人と再び一緒になり、暫し談笑。
兎に角素晴らしい眺望で、撮影タイムも多くなる。

肩の小屋まで戻り、7時45分下山開始。
荷物はあるものの、下りなので意外と時間が稼げる。
上手く行けば、10時30分発のバスに間に合うかも知れない。
白根御池小屋から大樺沢のルートを考えていたが、一気に右股コースを下る。
1時間ほで二股へ到着。 更に1時間15分ほどで、広河原へ下山。
ちょっと頑張ったせいもあるが、案外に下りは楽であった。
10時30分のバスに乗り、11時35分、市営駐車場へ到着。

炎天下のバイク、温度計は34℃を示している。
荷物を積み込み、着替えを済ませ自宅へ向けて出発。
予定より早かったので、山梨をブラッとツーリングとでも思ったが、
兎に角暑くて堪らないので、途中で昼食を済ませ、15時無事帰宅。

念願の北岳~間ノ岳を、好天気に恵まれ縦走することが出来て大満足。
当初は山の上でのテント泊は予定になかったし、農鳥岳も想定していなかった。
これだけの山行きが出来たことは、体力的にも自信になった。
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南ア 北岳~間ノ岳~農鳥岳 その②

2007年08月14日 | 中央・南アルプス
2007年8月14日(火) 2日目
夜中は風が強く、テントがバタつく音と寒さで何度も目が覚めてしまった。
あるものを全部着込んでもまだ寒い。テント内で12℃くらい。
お陰で朝から素晴らしい天気。朝食を済ませ、5時30分、間ノ岳へ向けて出発。
今日は農鳥岳までの往復縦走なので、昼食と水だけの荷物で身軽。

中白峰~間ノ岳までは結構人が歩いていており、また北岳方面へ戻るようだ。
ここから農鳥岳までは縦走して、奈良田へ下りる人もいるようだが、往復する人は少なそう。
3時間半ほどで農鳥岳到着。暫く休憩後、また戻ることに。

農鳥小屋から間ノ岳への登り返しは結構キツイ。
11時を過ぎて来ると、徐々に霧が湧き立ち始めてきた。
中白峰で昼食、山荘は直ぐそこだが見えない。勿論北岳も。
このままテントに戻ってもただ泊まるだけでは時間が勿体ない。
急遽予定を変更。
明日荷物を担いで北岳を越えるより、一旦北岳肩の小屋まで行き、そこから登り直すことに。
山荘へ戻りテントを撤収。荷物を担いで北岳頂上を目指す。

流石にここの登りはキツイ。それでも1時間ほどで登頂。ガスで何も見えない。
明朝に期待し、早々に下山。15時過ぎ、肩の小屋へ到着。
テントの受付を済ませ、早速設営。ここは500円。
100mほど行けば水場があるというので出掛けたが、高低差100mのことだったようだ。
かなりのキツイ道で、しかも出る水がチョロチョロ、3リットルを汲んでくるのに30分以上掛かった。
これなら、1リットル100円で購入した方がお得。
今日はガスで夕日も見れず、夕食を済ませ19時就寝。
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南ア 北岳~間ノ岳~農鳥岳 その①

2007年08月13日 | 中央・南アルプス
行 程 & 地 図                2日目はこちら       3日目はこちら
1日目(8月13日)
自宅(03:30)=06:10芦安(06:40)=07:05広河原(07:30)~09:20白根御池小屋~09:40大樺沢
~12:30八本歯コル~13:00トラバース~13:30北岳山荘(テント泊)【6時間】 《10時間》

2日目(8月14日)
北岳山荘(05:30)~05:55中白峰~06:40間ノ岳(07:05)~07:40農鳥小屋~08:20西農鳥岳~08:55農鳥岳(09:15)
~09:50西農鳥岳~10:10農鳥小屋~11:25間ノ岳~12:15中白峰(12:40)~13:00北岳山荘(13:35)
~14:35北岳~15:05北岳肩の小屋(テント泊)【9時間35分】

3日目(8月15日)
北岳肩の小屋(06:30)~06:50北岳(07:15)~07:40北岳肩の小屋(07:45)~08:45大樺沢~10:00広河原(10:30)
=11:35芦安=15:00自宅【3時間30分】 【トータル19時間05分】  《8時間30分》

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2007年8月13日(月) 1日目
予ねてより狙っていた南ア北岳へ、お盆休みを利用して挑戦することに。
マイカー規制により登山口まで入れないので、どうしても何処かで泊まることになる。
バス代を払って1泊では勿体無いので、テントを担ぎ上げ2泊で間ノ岳~農鳥岳も狙うことに。
3000m級までテント一式を担ぎ上げるのは初めてなので、ちょっと体力的に心配。

自宅を3時30分出発。
途中食料の仕入れと、八ヶ岳真教寺尾根登山口の確認をしながら、芦安市営駐車場に向かう。
本当に、こんな山奥に駐車場なんてあるのだろうかと不安になりながらも、6時10分着。
次のバスは、7時40分発なのでゆっくり準備をしていると、後1人で定員になり
乗り合いタクシーが出るというので、100円余計に払って6時40分に出発。
バスなら1時間かかるが、広河原に35分ほどで到着。
トイレと準備を済ませ、7時30分歩き始める。
吊り橋を渡り、広河原山荘の脇を登って行き、、大樺沢から八本歯コルを目指す。
しかし分岐を見逃し、そのまま登ってしまったので、白根御池小屋へ出てしまった。
ここから何処へ向かうか迷ったが、最初の予定通りのルートへ向かう為に二股へ向けて下る。

ここには8月のお盆だというのにまだ雪渓が残っており、やはり3000m級の高山である。
時折霧が湧き上がり視界が悪くなるが、直射を遮ってくれて助かる。
段々登りもきつくなり、一番心配していた荷物の重さが肩に食い込み、これが辛い。
一気に八本歯コルまで登ってしまうかと思ったが、少し手前で昼食の休憩。
稜線まで出ると、ホッとするが、まだ先は長い。
ここから北岳へ向けて登り、途中から北岳山荘へ向かう為トラバースコースへ。


13時30分、山荘到着。ガスが掛かり眺望は利かない。
受付を済ませ、テント設営。 500円のはずだったが、600円に訂正されている。
水場が遠いので、1リットル=100円で、3リットルの水を購入。

テントも張り終わり一休みしていると徐々に霧が上がり、北岳や間ノ岳が時々見えるようになった。
夕方になると富士山も素晴らしい姿を現し、雲海に沈む夕日も綺麗に見え、明日の好天気が期待される。
夕食を済ませるとすることもないので、19時就寝。
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甲斐駒ケ岳② (黒戸尾根コース) その②

2007年06月16日 | 中央・南アルプス

      その①より続く

12:00 素晴らしい眺望に大満足。 写真撮影、昼食休憩後、下山開始。
13:20 七丈第一小屋。途中、脚が筋肉痛で攣りなだめるのに大変。
14:05 五合目小屋。ここまでの下山は、脚への負担が大きい。
16:30 やっと駒ケ岳神社へ戻る。いつまで経っても到着せず、長い下りうんざり。
17:00 休憩後、片付けて帰宅へ。
18:45 給油後、無事帰宅。 トータル14時間45分。 疲れたぁ~。

      【 距離 : 16.9km     高低差 : 2207.0m 】

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