nauhts の山歩き記

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兜岩山 (1368m) ~ 荒船山 (1422m) - 田 口 峠 ー

2018年11月27日 | 上信越
2018年11月27日(火)
秋になってから、暖かい日と寒い日の気温差が大きいが、天気は比較的安定して大崩れはしていない。
約3週間掛かった浴室リフォームと、それに付随する作業等があり、中々お出掛けが出来なかった。
明日は天気が崩れるという予報に11日の岩菅山以来、半月ぶりの山歩きに出掛けることに。

高い山はもう雪に覆われているが、低山はまだまだ暫くは先のこと。
荒船山は内山峠や荒船不動から登るのが一般的だが、このコースでは物足りない。
地図を見ていると、田口峠から兜岩山からローソク岩を通り行けるようなので計画。
荒船山に人はいても、この時季のマイナーなコースなら、ほぼ誰もいないだろう。

5時過ぎ自宅出発。佐久から無料開放の中部縦貫道を臼田まで走り、県道93号線で田口峠へ。
田口峠の碑はトンネルの先、トンネルの手前の路肩に駐車。準備を済ませて6時45分スタート。
登山道入口の表示も何もないが、少し登ると道らしきものあり、旧街道のようでそれに従い進む。
旧田口峠から登山道になるが、踏み跡が薄く、落葉で覆われているので、至る所でルートが不明。

30分ほどで石仏のコル、更に40分ほどで兜岩山分岐、表示がないので知らないと通り過ぎてしまう。
田口峠から1時間15分ほどで兜岩山。古びた表示はあるが、周りの眺望はない。
少し先まで行くと展望台がありそうなことを地図で見ていたので、行ってみる。
目の前に広がる眺望が素晴らしい。北アルプスも見え、この角度から見る八ヶ岳は初めてで新鮮。

往復30分ほど、再び分岐まで戻り先に進む。 次はローソク岩、どこから通り抜けるのだろう。
鞍部に何やら分岐の表示があるが、字が消えていて読めない。 踏み跡は真っ直ぐなので、先に進む。
大ローソク岩(P3)の基部から、かなりはっきりした踏み跡が左に続いているので、それに従う。
しかし数メートル進んだところで絶壁、どうやっても通ることが出来ない。

一旦基部まで戻り、右側へ回る薄い踏み跡を追う。 何とか反対側の稜線へ出ることが出来た。
稜線道は下に続いており、それ沿って進むと凄い激坂。下ってから見直すとどうもコースが違うようだ。
再び稜線部まで戻り、諦めて戻るか進むか、10分ほど休憩しながら考える。
もう少し挑戦してみることにし、稜線を基部まで登り、岩場を左に回ると細尾根へ出ることが出来た。

間違えたお陰で素晴らしい眺望に恵まれ、細尾根をP2に向けて下る。P2(小ローソク)を迂回してP1へ。
P1(孫ローソク)は頂部を踏むことが出来る。ここでも直進し登山道を間違え右側から藪漕ぎで登山道へ戻る。
ローソク岩を越えたので後は楽勝、御岳山への分岐表示もないが、帰りに寄ることにして先へ進む。
星尾峠をからはかなり踏み跡がしっかりしており、やはり大勢が歩いている感じがする。

荒船山というピークはないが、経塚(行塚)山が荒船山のことのようである。
登山道からは外れているので帰りに寄ることにして、広大な頂部を反対側の艫岩の先端まで行ってみる。
田口峠から道迷いも含め4時間弱、断崖絶壁の艫岩。北側の眺望は素晴らしが、180°しかない。
少し早めだが昼食休憩。やがて数名とグループがやって来たので、35分ほどの休憩で下山へ。

帰りは来た道を戻るだけだが、先ずは経塚山へ往復15分ほど。次は星尾峠を越え、御岳山へ往復15分弱。
この後のローソク岩は、こちらからは踏み跡も分岐もしっかりしており、迷うことなく通過できる。
大ローソクの迂回は、往路で字が読めなかったコルに出たが、ここを歩くなら難易度はかなり下がる。
兜岩山は往路で寄ったので帰りはスルー。地図上では三角点もあるので寄ってから下山へ。

13時55分、道迷いもあったが、往復約7時間10分ほど、無事に田口峠の車に戻る。
標高差は少ないがアップダウンが多く、累積標高はそれなりにある。ルートのリボンやテープが少なかった。
片付けを済ませ、お湯を沸かしてコーヒーで一服。14時20分、帰宅へ向けて出発。
帰りも中部縦貫道を利用、朝は暗かったが景色も良好。浅間サンライン経由、15時35分、無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 田口峠 ~ 兜岩 ~ 大ローソク(P3)
 大ローソク(P3)~ ローソク岩 ~ 星尾峠 ~ 荒船山艫岩
 荒船山艫岩 ~ 経塚山 ~ 星尾峠 ~ 御岳山
 御岳山 ~ ローソク岩 ~ 三角点 ~ 田口峠 ~ 帰路

 

05:05 自宅出発    中部縦貫自動車道(無料区間)約15km通行
06:20 田口峠 路駐  約58km

06:45 兜岩山登山口から入山
07:15 石仏のコル(米はかり峠)
07:55 兜岩山分岐
08:00 兜岩山(1368m)
08:10 兜岩山 展望台
08:25 兜岩山分岐 【往復 約30分】

08:35 大ローソク岩  (道迷い)左回り リターン
08:50 大ローソク岩  (道迷い)右回り リターン
09:05 大ローソク岩基部戻り
09:15 大ローソク岩  約10分休憩 リスタート

09:30 P1(孫ローソク岩)
09:45 御岳山分岐
10:05 星尾峠
10:20 経塚(行塚)山(荒船山) 分岐
10:40 艫岩展望台

11:15 昼食休憩 約35分 艫岩下山
11:35 経塚(行塚)山(荒船山) 分岐
11:40 経塚(行塚)山(荒船山)
11:50 経塚(行塚)山(荒船山) 分岐 【往復 約15分】

11:55 星尾峠
12:25 御岳山
12:45 ローソク岩 P1基部
12:55 大ローソク岩 分岐
13:20 石仏のコル(米はかり峠)
13:35 三角点
13:50 旧田口峠
13:55 田口峠  無事下山 【往復 約7時間10分】

14:20 コーヒーを飲み終え 帰宅へ向け田口峠から出発
15:35 中部縦貫自動車道(無料区間)~ 浅間サンライン 経由  無事帰宅

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岩 菅 山(2295m) ~ 烏帽子岳  -(一ノ瀬 聖平 )-

2018年11月11日 | 上信越
2018年11月11日(日)
このところ天気が周期的に変わり、平日に晴れずに週末に晴れることが多い。
今週も土日のみ晴れ、明日からは降水確率は低いながらも曇りの日が続きそう。
今日の方が天気が良さそうだったので、3日の白砂山に続いて、休日登山に出掛ける。

朝4時過ぎ、自然に目が覚め外を見ると満点の星空。今日の好天気が期待される。
4時35分自宅出発、何時も通りに菅平を越え。給油の為に須坂~中野市街を少し遠回り。
志賀高原一ノ瀬から旧道?に入り、聖平登山口路肩駐車場に6時30分到着。 約83km。
2台の車が駐車しており、それぞれ出発の準備をしている。6時45分、準備を済ませスタート。

最初の10分ほどは少し急坂だが、石段や木段で綺麗に整備されており、登り易い。
小三郎小屋跡で一ノ瀬からの遊歩道と合流し、用水路脇の平坦な道を暫く歩く。
25分ほどでアライタ沢、ここから登山道が始まるが、こちらも木段が刻まれている。
1時間強で中間点、ここから先は木段は無くなり、やっと登山道という感じになる。

やがて葉っぱが落ちた木々の間から岩菅山が見えて来るが、頂上付近はガスに覆われて見えない。
県北部の予報では、晴れ所に寄り昼頃まで霧ということだったが、正にその通りである。
その内に晴れることを期待して先に進む。のっきりで寺子屋からの登山道と合流、5分ほど休憩。
ここから先は視界が開けるがガスで遠くは見えない。笹原が広がり、BCにも良さそうだ。

2時間15分ほどで岩菅山頂上。残念ながらガスで何も見えない。避難小屋を偵察後、烏帽子岳へ向かう。
裏岩菅山まで35分ほど、眺望が利かず何も見えないので意外と感じる。辺りに霧氷が出来ており綺麗。
烏帽子岳も全く見えないので、今どの辺を歩いているのか分からず、いい加減うんざりする。
裏岩菅山から約1時間ほど歩いたピークに三角点あり、標識はないがここが烏帽子岳と勝手に決める。

 一ノ瀬 聖平 ~ アライタ沢 ~ のっきり
 のっきり ~ 岩菅山
 岩菅山 ~ 裏岩菅山 ~ 烏帽子岳(カニの横ばい)

 

少しづつ明るくなり間も無くガスが晴れそうな気配がして来たが、15分ほど休憩して戻ることに。
戻り始めて15分ぐらいすると裏岩菅山がボンヤリと見えて来て、その後どんどん回復して来た。
暫くして振り返ると、烏帽子岳としたところより先にもう1つピークがあり、そちらが本家のようである。
家に帰り確認すると、烏帽子岳としたところは「カニの横ばい」と呼ばれるところのようだ。

戻る途中、登山道で休憩中の1名と出会い、10分ほど立ち話し、暫し山談義で盛り上がる。
11時50分、裏岩菅山まで戻ると1名が休憩中。 大分視界が開けたところで20分ほど昼食休憩。
12時50分、岩菅山まで戻るが誰もいない。セルフで記念撮影を済ませ早々に下山。
下山中、先行していた5名ほどパーティーを追い抜き、のっきりから聖平の登山口へ向かう。

往路と同じルートを戻り、途中の底清水でコーヒー用に汲水、14時15分、無事に駐車場まで下山。
車が入れ替わっているが5台駐車。 片付けをしながらお湯を沸かしコーヒーで一服休憩。
14時45分、帰宅へ向けて出発。冬季閉鎖になるゲートまで約800m、一ノ瀬まで更に1kmほど。
何時も通りにショートカットで中野市~小布施~須坂を通り、菅平を越えて16時40分、無事帰宅。

 烏帽子岳(カニの横ばい) ~ 裏岩菅山
 裏岩菅山 ~ 岩菅山
 岩菅山 ~ のっきり ~ アライタ沢 ~ 一ノ瀬 聖平
 帰路

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

04:35 自宅出発
06:30 一ノ瀬聖平 路肩駐車場 約83km    途中、中野市街で給油を済ませる

06:45 スタート
06:55 小三郎小屋跡    一ノ瀬からの遊歩道と合流
07:10 アライタ沢
07:50 中間点
08:25 のっきり      寺子屋からの登山道と合流
09:00 岩菅山       7分ほど休憩      【駐車場から 約2時間15分】

09:43 裏岩菅山
10:40 烏帽子岳(勝手に思い込んだ「カニの横ばい」) 約15分休憩
11:50 裏岩菅山                  昼食休憩 約20分
12:50 岩菅山                【休憩を含み 往復 約3時間50分】

12:55 岩菅山から下山
13:10 のっきり
13:30 中間点
13:50 アライタ沢
14:05 底清水       5分ほど休憩      顔と手を洗いコーヒー用に汲水
14:10 小三郎小屋跡
14:15 無事下山       【岩菅山から 約1時間20分】【往復 約7時間30分】

14:45 帰宅に向け出発
16:40 無事帰宅

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白砂山(2140m)③ ~ (稜線トレイル) ~ 上ノ間山(2033m)  -野反湖ー

2018年11月03日 | 上信越
2018年11月3日(土)
今年は好天気が続かず、山歩きに出掛ける回数があまり多くない。
ここに来てやっと少し安定し、秋らしい天気の日になって来た。
先日から浴室リフォームが始まり、平日は出掛け難くなっている。

休日はあまり出掛けたくないが、そうも言っていられないのでお出掛けすることに。
百名山は混むので、少し人気の薄い山を選び、未踏の岩菅山と佐武流山と迷ったが、一番近い白砂山へ。
白砂山は過去に2回、初回は06年10月2回目は15年4月、に登っており3回目となる。
野反湖周辺では、14年11月に八間山~エビ山、16年8月に三壁山~大高山、にも登っている。

4時25分、自宅出発。 星空でまだ真っ暗、大日向の道路標示で0℃。
つまごいパノラマラインから草津に抜け、野反湖富士見台で一旦停車、湖の写真撮影をし、
反対側のダム湖側の登山者用駐車場へ、6時5分駐車。約80km。6台ほど駐車。
日中は暖かくなりそうなので薄着、朝は寒いので防寒手袋で整え、6時20分スタート。

最初は登るがハンノキ沢に向かって一旦下る。10分もした頃、指先が寒さでジンジンする。
インナー手袋も装着。ハンノキ沢の仮橋を渡り、地蔵峠へ向けて登る。雪道と違い道筋はハッキリ。
地蔵峠で、秋山郷へ抜ける分岐を確認し先へ進む。シラビソ尾根を越えたところで5分ほど小休止。
更に進むと水場の標識があるが、現場は確認していない。ここにテントが張れそうな場所あり。

駐車場から2時間15分ほど、8時35分、堂岩山に到着。標識のみで眺望はないので先に進む。
少し行くと視界が開け白砂山が見えて来る。5分ほどで堂岩分岐、八間山縦走路と合流する。
ここからは先が見え眺望もあり、アップダウンがあるが楽しい山歩き。
駐車場から3時間20分ほど、9時40分、3回目となる白砂山登頂。 先行者2名が休んでいる。

 野反湖~登山口~地蔵峠~堂岩山
 堂岩山~猟師の頭~白砂山
 

 

 

写真を撮りながらお話ししていると、この先に今年の山の日にぐんま県境稜線トレイル道が全線開通したとのこと。
以前は行き止まりで、ここから引き返すしかなかったが、三国峠までのロングトレイルが可能になった。
最初は八間山を周って下山するつもりだったが、折角だから少し先まで行ってみることに。
結構アップダウンがあるが、40分ほどで上ノ間山まで行き、ここで15分ほど休憩し、景色を堪能する。

10時45分、まだ昼食には少し早いので、白砂山へ戻ってから摂ることにし、同じ道を戻る。
気持ち良いトレイル道を歩き、往復約1時間40分ほど、11時30分、白砂山へ戻る。
3組4名が昼食休憩中。ゆっくりと35分ほど昼食休憩をし、12時5分下山へ。
時間的にはまだ八間山を周っても余裕があるので迷いながら堂岩分岐へ向かう。

分岐少し手前で脚が攣り宥める。八間山は諦め、堂岩山から直接駐車場へ戻ることにする。
下りでのこのコースは初めて。 残雪期の下りと考え合わせながら下山。
ハンノキ沢で5分ほど休憩、手と顔を洗いサッパリ。戻ってからのコーヒー用に沢水を汲む。
14時40分、駐車場へ無事下山。 白砂山から約2時間35分、上ノ間山往復約8時間20分。

お湯を沸かしながら片付け。コーヒーを飲んで15時5分、帰宅へ向けて出発。
富士見峠で一旦停止し、白砂渓谷沿いに野反街道を下る。紅葉のピークは過ぎているがまだ楽しめる。
旧六合村から草津温泉へ抜け、つまごいパノラマラインから来た道を戻る。
先方に低速トラックと、草津市街地の渋滞に阻まれながらも、17時10分、無事帰宅。

 白砂山~稜線トレイル~上ノ間山~稜線トレイル~白砂山
 白砂山~堂岩山~地蔵峠~登山口
 登山口~野反湖~白砂渓谷~つまごいパノラマライン

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

04:25 自宅出発   大日向道路標示 0℃
05:55 野反湖 富士見峠
06:05 野反湖 登山口駐車場  約80km

06:20 スタート
06:30 ハンノキ沢
07:00 地蔵峠
07:25 シラビソ尾根
08:05 水場          途中で約5分休憩
08:35 堂岩山(2051m) 【駐車場から 約2時間15分】

08:40 八間山縦走路合流
09:00 猟師の頭
09:40 白砂山(2140m) 【駐車場から 約3時間20分】 約10分休憩
10:30 上ノ間山(2034m) 約15分休憩  【駐車場から 約4時間10分】
11:30 白砂山  【上ノ間山 往復 約1時間40分】 昼食休憩 約35分

12:05 白砂山 下山
12:35 猟師の頭
12:55 堂岩山
13:15 水場
13:45 シラビソ尾根
14:05 地蔵峠
14:20 ハンノキ沢  顔と手を洗い 汲水   約 5分休憩
14:40 駐車場 無事下山  【白砂山から 約2時間35分】【往復 約8時間20分】

15:05 駐車場 出発   片付けをしながらコーヒーを飲み休憩
17:10 無事帰宅

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