nauhts の山歩き記

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雲取山~笠取山 縦走 (将監小屋 泊) チャリデポ =鴨沢→作場平=

2015年11月13日 | 秩父・関東・東海
2015年11月12日(木)~13日(金)
先月中旬、1泊の山歩きの荷物をパッキングしたものの、事情により中止することになった。
予定の谷川岳馬蹄形縦走は、先週に強行日帰りしたので、荷物をバラすのも勿体無いので、
本格的に寒くなる前に出掛けることにし、まだ雪のないところで決行することに。

縦走するとなると、登り口と下り口が別になるので、チャリをデポしての移動となる。
現地まで200km強あり、4.5時間ぐらいは掛かるので、前日にチャリを積み込む。
当日、2時自宅出発。何時ものコースで甲府まで行き、411号線を現地まで向かう。
一ノ瀬高原入口まで165kmほど。 下り口の作場平へ向かうも、途中で何と通行止め。

仕方ないので諦め引き返し、単独で雲取山のピストンを考え、登山口の鴨沢へ向かう。
その途中、一ノ瀬高原へは、もう一ヶ所入口があったはずだと思い出し、ナビで探して向かう。
少し遠回りで時間も掛かってしまったが、作場平に無事チャリをデポし、再び鴨沢へ向かう。
鴨沢から村営駐車場へ向かうも、生憎にもこちらも通行止め。もうどうすればいいんだぁ~。

バス停前に数台分の駐車スペースはあるが、既に満杯。 付近を少しウロウロ探す。
少し戻った先の農道から駐車場へ向かう道があるというので探してみたが、見つからない。
再びバス停まで戻ると、何とタイミング良く1台が出て行き、スペースが空き駐車出来た。
上の駐車場までは約30分歩くので、今日の行程を考えるとちょっと大変だが、明日は楽になる。

     

 

準備を済ませて登山開始。 駐車場までの登りが意外とキツイ。 30分ほどで駐車場。
数台停まっている。 鴨沢からの道は塞がれており、当面は通行出来ないだろう。
車道を少し歩き、登山道へ入る。 辺りはガスで視界が悪いが、所々に残った紅葉が美しい。
2時間45分ほどで、七ツ石小屋。水を補給10分ほど休憩し、七ツ石山へ向かう。

頂上には誰もおらず、木々とガスで眺望もないので、早々に雲取山へ向かう。
奥多摩小屋や小雲取山付近もガスで覆われ周りは見えない。
ここを過ぎると少し空が明るくなり、やがてガス(雲)から抜けると、パッと視界が広がる。
雲取避難小屋からは、雲海に浮かぶ富士山が見事。 頂上へは1分ぐらい。

頂上に5~6名いたが、ここまでに20数名と出会い、季節外れの平日の割には多い感じ。
眺望を楽しみ写真に収め、避難小屋へ戻って昼食を済ませ出発する頃には、再びガスに覆われた。
ここからはガスの中の縦走路歩き。 眺望も紅葉もなく、只々黙々と歩くだけ。
途中にマークやテープは殆どないが、分岐毎の表示はしっかりしているので、迷うことない。

縦走路では1名だけと行き会ったが、静かな山歩き。 将監小屋までが意外と長く感じる。
ガスで視界が悪い中、何とか明るい内に小屋へ辿り着くことが出来てホッとする。
テン場にはテント姿はなく、小屋にも誰もいない。 管理人もおらず不在となっている。
もう薄暗くて寒く、テントを張るのが大変なので、休憩小屋を借用して今夜の宿とする。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

夕食を済ませて18時過ぎに就寝。 深夜24時頃、喉の渇きとトイレで目を覚ます。
外はガス。再び寝入って4時過ぎに起床。 外気温0℃。 辺りはガスが濃い。
朝食と準備を済ませ、明るくなり始めた6時に本日のスタート。
将監峠まで登り、縦走路を笠取山へ向けて進む。 相変わらずガスで視界がない。

唐松尾山手前からガスを抜け、視界が広がるが、木々が邪魔をして眺望は余り良くない。
唐松尾山で15分ほど休憩後、笠取山へ向かう。 途中再びガスの中を通過。
将監小屋から3時間15分ほどで笠取山。 この間、誰にも会わず。
笠取山はもっと広々した眺望のあるところかと思ったが意外。 西峰からは眺めが良い。

西峰からの下りは広々しており気持ち良い。分水嶺を経由して笠取小屋へ寄る。
どのルートから下るか迷ったが藪沢峠経由、11時10分、予定通りに作場平登山口へ下山。
途中、3組5名と行き会ったが、作場平の駐車場には3台の車が停まっていた。
片付け準備の後、昼食を済ませ、重いザックを背負ったままチャリで鴨沢まで走る。

林道を国道まで約9km、一部上り坂もあるが、大した坂ではないので、何とか漕げる。
後は殆ど下りでブレーキの掛けっ放し。 国道を17kmほど走り、無事車の元へ戻る。
上の村営駐車場へ停めてあれば、ここから30分ほど登らなくてはならなかったが、幸い。
片付けをしてチャリを積み付け、帰宅へ。 約186km=4時間30分ほどで、無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

02:00 自宅出発    白樺湖~富士見~甲府~411号(青梅街道=大菩薩ライン)
05:05 落合(一ノ瀬高原入口)       約165km
05:10 犬切峠向かう分岐、通行止めで引き返す
05:40 一ノ瀬高原、作場平登山口。   チャリをデポ
06:30 鴨沢、約208km。      駐車場を探して暫くウロウロする

06:50 バス停前に駐車し、準備を済ませ、登山スタート
07:20 村営駐車場
09:35 七ツ石小屋           水を補給、10分休憩
10:05 七ツ石山(1757m)      ガスで眺望はなし
10:45 奥多摩小屋
11:15 小雲取山
11:30 雲取山避難小屋
11:40 雲取山(2017m)       鴨沢から4時間50分ほど

12:05 避難小屋へ戻り昼食後、縦走へ向けて出発
12:30 三条ダルミ
13:00 狼平
14:15 北天のタル
14:50 飛龍権現   眺望はないし時間も遅れているので、飛龍山への往復はパス
14:55 禿岩     何気なく寄ってみたら、素晴らしい眺望、10分休憩
16:25 将監小屋への分岐
16:35 将監小屋   何とか明るい内に到着(40800歩)雲取山から4時間半ほど

06:00 笠取山へ向けて出発
06:10 将監峠
06:30 山の神土
07:25 唐松尾山(2109m)  途中の西御殿岩はパス   15分ほど休憩
09:00 水干   笠取山頂へ向かう
09:15 笠取山(1953m)   将監小屋から3時間15分ほど

09:40 笠取山西峰から下山
09:55 小さな分水嶺
10:00 雁坂峠分岐
10:10 笠取小屋
10:25 藪沢峠
10:45 藪沢
11:10 作場平登山口 無事下山 (20800歩) 将監小屋から5時間10分ほど

11:40 片付け、チャリの準備をし、昼食を済ませて鴨沢へ向かう
12:20 国道へ出る  約9km
13:10 鴨沢バス停の車の元へ戻る 約26km
13:35 片付けとチャリを積み付け、帰宅へ向けて出発
18:05 無事帰宅         約186km=4時間30分

 

 総 時 間
  初 日(22km)
  2 日 目(10km)
 C  T 16-55 11-25 (07:00~18:25) 5-30 (06:30~12:00)
 実 績 14-55  9-45 (06:50~16:35) 5-10 (06:00~11:10)

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谷川岳 馬蹄形縦走 (西黒尾根→右回り→白毛門) =土合橋 日帰り=

2015年11月05日 | 上信越
2015年11月5日(木)
今年は好天気が続かず、山行きのチャンスが少なかったが、ここへ来て安定している。
先月の南アルプス(南部)の日帰り縦走と迷ってパスしたが、今年の内に挑戦することに。
昨年もチャレンジしたが、天候悪化の判断で天神尾根から下ってしまったので、再挑戦。
本来は1泊2日で計画していたものだが、無理すれば日帰り強行でも可能だろう。

2日には降雪があり日陰には多少の残雪かも知れないので、簡易アイゼンは持とう。
12時間ぐらいの予定なので、日が短くなっているので、最後はヘッ電は必要だろう。
朝は氷点下になり、日中の強風対策にも、防寒着は忘れてはならない。
ということで、何時もの日帰りパックより、一回り大きなザックになってしまった。

     

好天気にも関わらず季節外れの平日で、行き交う人は反行者2名のみで他に人はいなかった。
紅葉はもう完全に終了。 一部日陰には残雪あったが、アイゼンが必要なほどではない。
スタート時3℃、谷川岳稜線で10℃前後、清水峠からJPへの登りでは19℃と季節外れの陽気。

標準コースタイム=16時間55分。  予定タイムは日帰り(0.7)11時間50分だったが、
13時間20分も掛かり、お泊り縦走(0.8)と同じとなり、1時間30分の予定オーバー。
後半のコースが下りなのに予想より厳しく、計画が少し甘かった。

 

03:15 自宅出発。      途中、長野原付近の道路標示は、-1℃
05:10 土合橋駐車場。   約118km。 他に車はいない
05:25 スタート(686m)  まだ暗かったが、ヘッ電は点けずに道路を歩き始める
05:40 西黒尾根登山口。     ようやく少し明るくなり始めた
07:10 ラクダの背(1516m)   素晴らしい天気に心も弾む

08:15 谷川岳_トマノ耳(1963m)  誰もいない      【2時間50分】
08:40 谷川岳_オキノ耳(1977m)   双耳峰        (約7000歩)
09:25 一ノ倉岳(1974m) 初回登山は、ここへの堅炭尾根から登った
09:50 茂倉岳(1978m)  下の避難小屋までは往復20分ぐらいか、視察パス
11:00 武能岳(1760m)  少し早いが昼食休憩20分    (約14500歩)
11:45 蓬峠(1529m)    近くに水場があるが、未確認   【6時間20分】

12:25 七ツ小屋山(1675m) 朽ち果てた標柱のみ
13:00 清水峠(1450m)   小屋内偵察・10分休憩      (約22600歩)
14:45 ジャンクションピーク(1926m)ここの登りが以外ときつく、予定時間をオーバー
15:00 朝日岳(1945m)   暗くなるまでに後2時間ぐらい。 少し気が焦る
15:55 笠ヶ岳(1852m)    既に予定より50分ぐらい遅れているので、ヘッ電を覚悟

16:40 白毛門(1720m)     下りなのに、意外と時間が掛かる
17:15 松ノ木沢の頭(1484m) 疲れ果てて休憩。 辺りは暗い。 ヘッ電点灯
18:45 土合橋駐車場へ戻る。ここの下りもきつかった(約41300歩)【13時間20分】
18:50 片付けをし、帰宅へ向けて出発
21:05 無事帰宅                 トータル:【17時間50分】

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 土合橋駐車場~ラクダの背~西黒尾根~谷川岳
 谷川岳~一ノ倉岳~茂倉岳~武能岳~蓬峠
 蓬峠~七ツ小屋山~清水峠
 清水峠~ジャンクションピーク~朝日岳~笠ヶ岳~白毛門~土合橋駐車場

 

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毛無山(1964m)②  -湯之奥-

2015年11月01日 | 秩父・関東・東海
2015年11月1日(日)       --- 第3回・三爺会_清水 から続く ---

前回の沼津ツーの帰りにも毛無山へ登ったが、その時は朝霧高原側からだったので、
今回は身延側から登ることにし、下部温泉から「日本林道協会選定、眺望の良い林道日本一」という
朝霧高原へ抜ける「湯之奥猪之頭林道」を走る。 尚、ナビには集落から先の道路が載っていない。

確かに山全体が紅葉し綺麗。 道路も完全舗装なので、オンロードバイクでも充分走れる。
今回はバイクではなく、移動基地だったのが少し残念。
9時50分過ぎ、集落から4.6kmほどの登山口着。  5~6台の駐車スペースあり。
お湯を沸かしながら準備をし、コーヒータイムで紅葉を眺める。

10:10 登山開始。 最初は針葉樹帯だが徐々に広葉樹となり紅葉が進む。
10:50 山の神。 樹林帯で眺望はほとんどなし。
11:00 中山金山跡。この辺の紅葉はもう末期。
11:16 地蔵峠。 僅かに正面に視界が広がる。
11:58 毛無山。 周りはガスで富士山も見えず。
12:22 昼食休憩後、下山へ。
12:56 地蔵峠。
13:45 登山口駐車場へ戻る。

13:54 片付け後、林道を更に4.7kmほど上がり、紅葉を愛でる。
14:12 林道を越えて帰るか迷いながらも、崩落場所より少し先から引き返す。
14:25 再び登山口駐車場まで戻り、コーヒータイム。
14:45 帰宅へ向けて出発。 往路と同じ道を戻ることに。
18:40 途中で買い物、給油を済ませ、無事帰宅。  今回2日間の走行:465km。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 JR下部温泉駅   220m
 湯之奥登山道口  890m
 山の神       1236m
 中山金山跡    1448m
 地蔵峠       1600m
 毛無山       1964m
     標高差   1074m
    往復時間   3時間35分(休憩含む)

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