「ノルウェイの森(上)」村上春樹 1987講談社
- 直子
- キズキ
- 姉
- 父親の弟
(下)を先に読んだのだが問題なかった。(上)は予想通り。
正直ぶって生きるのはワタナベトオル(僕)の選択だと感じていたが、それだけではなく玲子からも「正直に」って言われていたのね。
ラストのイメージは変ったかも。
”どこでもない場所”は、自分が思っていたほど立派ではないことに気付いて立ち位置を見失ったのではなく、もともとそんなものは存在していなかった事に気づいたのだと。
自分の居場所とか、そんなものはただの勘違いなんだと。