「カンガルー日和」村上春樹 平凡社1983
ご本人の他の本のどこかに書いてあったが、カンガルー日和というのは春樹さんが予定していたお店の名前だそうだ。(作家の言葉なんて本当かどうかわからないけれど)
ああ、こういう本には後書きを書くんだな~
短編集~
この中の4作が「はじめての文学 村上春樹」に選ばれている。
「カンガルー日和」「鏡」「とんがり焼きの盛衰」「かいつぶり」
- 「カンガルー日和」
- 「4月の晴れた日に100パーセントの女の子に出会うことについて」 妄想
- 「眠い」
- 結婚式
- 卵型の白いガス体
- 「ペンギンが僕と白熊にむりやり大きくて緑色のそら豆を食べさせる」
- 「タクシーに乗った吸血鬼」 渋滞中の会話
- 「彼女の町と彼女の緬羊」
- 「あしか祭り」 押し付けがましい町内の人とシステム
- 「鏡」
- 「1963/1982年のイパネマ娘 あの人は今~・・・私(きょくたん)の手元にあるDVDには20年以上前のAV嬢が・・・
- 意識の井戸にどんな小石を投げ込んで~
- 「バート・バカラックはお好き?」 浮気未遂
- 「びっこのおっとせいみたいに手紙のハレムで過ごした」
- 「5月の海岸線」 井戸に落ちたスイカ~自殺を暗示?って言うのは考えすぎ
- 「駄目になった王国」 Q氏が僕のことを思い出さなかったプールサイド
- 「32歳のデイ・トリッパー」 浮気
- 「僕はまだ32歳、彼女はもう18歳」 これでいいのだ
- 「とんがり焼きの盛衰」
- 「チーズケーキのような形をした僕の貧乏」 鉄道騒音立地賃貸住宅
- 「スパゲティーの年に」
- 「スパゲティーたちは恐ろしく狡猾」
- 「かいつぶり」
- 「サウスベイ・ストラット」 私立探偵
- 「なかなか立派な筋書きだったが惜しむらくは科白が長すぎた」
- 「図書館奇譚」1~6
- 地下迷路
- 「閲覧室」牢屋
- 脳味噌ちゅうちゅう
- ハシュール収税吏3人の妻~美少女~
- 禿眼鏡老人、犬
- むくどり
- 羊男