「天空の蜂」東野圭吾 1995講談社
原発~安全性~いじめ~放射能~被爆~労災~
「一度は蜂に刺されたほうがいい」
2010年、情報流出などで政府は刺されまくっていますが、
国民は自分が刺されたことに気付かないといけませんね。
あ、
実際に原発にでっかいヘリコプターが落ちても、
国民はニュースの一つとして見るだけで、
自分のこととして考えないかもしれない。
阪神大震災に刺激されて書いたんでしょうかね。
今の民主党政権下(でなくても)の日本の危機管理を思うと、本当にこういうことを起こすことができそうで怖いよね。
「9・11(2001)」で原発を狙わなかったのは、堅牢だから効果がないと思ったのだろうか。それとも放射能で汚れることを嫌ったのか。
情報統制によって原発が狙われたことは隠蔽されているのだろうか。いや、ネット社会であるからそういうことがあれば流れているだろう。
「9・11」はやっぱり武器商人たちが計画したものだったのではないのか。テロリストたちと言うのは、彼らの手下に過ぎないのだろう。
なんて、余計なことを考えてしまったよ。
飛行機は乗るのをやめることができる(自分で選択できる)
でも、原発は無理やり乗せられているようなもので、勝手に一人で降りることはできない。
国民はそれをよく知って覚悟をする必要がある。
いくら安全だと叫んでも、100%はありえない。
原発利用もきちんとした認識の下での選択(合意)であるべきだ。
と、いうことかな。
それから『正しい情報開示』ですね。
子供の救出の場面。
ロープを打ち込んで、ホイストを利用して乗り移るなんてことをします。
・・・2機のヘリコプターを使えば、もっと安全にホイストへの連結(乗り移り)ができるよね。
使えるヘリが1機しかなかったということなのか、他から借用できなかったのか、連携は無いのか。やっぱり縦割り組織の弊害か。いやいや、原発を止めることを考えればそれくらいのことは簡単ではないですか。
たぶん、いい場面なんだろうけど白けて読んでましたよ。
経済産業省原子力安全・保安院は15日、電力7社の原子力発電所計21基の弁やポンプ計74機器の溶接部計139か所が、電気事業法で各社に義務付けられている検査の対象から漏れていたと発表した。
いずれも、定期検査時の分解点検などで安全性は確認しているという。しかし、緊急炉心冷却系など安全上重要な系統に付属する機器も含まれているため、保安院は各社に再発防止を指示した。
保安院によると、溶接部位の検査は、腐食に伴うひび割れなどを発見するため、10年間隔で行うことになっている。しかし今年7月、日本原子力発電敦賀1号機(福井県敦賀市)の再循環ポンプなどで、1970年の運転開始以来、同社が把握していない溶接部が見つかり、保安院が各社に調査を指示していた。その結果、溶接をした会社が電力会社に引き継がなかったり、電力会社側が図面を見落としたりしたため、検査漏れが起きたことがわかった。
2010年11月15日20時07分読売新聞
8 月に高速増殖原型炉「もんじゅ」で炉内中継装置の落下事故が発生し、落下の衝撃で装置が変形したことにより原子炉容器の穴に引っかかり抜けなくなっていた