2012年01月11日(水) NHKニュース7
- JR福知山線事件、元社長無罪判決(神戸地裁)
- 小沢元民主党代表裁判 小沢「オレくらいになるとそのくらいの金を手元に置くのは別に不自然じゃない」
- 広島刑務所、中国人脱走
- 被災地農業再開断念2割
- 震災10ヶ月
- 内閣改造(13日)へ調整~
- 中国、ジャイアントパンダをどう増やすか~人工繁殖のパンダを野生に~
- 大相撲初場所4日目~
2012年01月11日(水) NHKニュース7
BE6号~43-80
3kg増え、7kg増え、その上5kg増え・・・
スラックスの買い足しだけですむと思ったのは甘かった。
箪笥(クローゼット)の礼服が着られなくなっていた。
いや、無理矢理押し込むことはできるが呼吸が苦しい。座ることもできない。肩がパンパン。
そういうわけで紳士服店へ。
2万円くらいで済むと思ってたんですよ。
だからレンタルは割高でもったいないなんて考えた。
・・・そうでもなかった。
着る機会なんて年に一回もないのだから、レンタルにしておけばよかった。
「まずはサイズを見ましょうか」
そういわれて3つ目でサイズが合う。
横目で価格を確認すると予算を大幅オーバー。
なのに店員はもっと高いスーツを次々に持ってきて試着させる。
安いのはないのかと言うと持ってきたのは3万円(四捨五入)
だが、並べると明らかに安っぽいんですね。
「色が~手縫いで~軽い~長時間でも~・・・」
どんどんセールストークにはまっていきます。
決めたスーツは10万円(四捨五入)
シャツが1枚、5千円(四捨五入)
「セットがお得ですよ」
ハンカチ、ネクタイ、ベルト、靴下、靴
あのね、一つずつの価格がおかしくないか。
ぼったくりだよね。
だから、セットなんかの割安なこと!
それにしても・・・予算の10倍近くになってしまった・・・
私の食費2年分じゃないか!
こんなものが買えてしまうとは、なんというブルジョア!
箪笥の肥やしではもったいないので、みんなどんどん●●でもいいよ。
※ とんでもないことが発覚した。
式が終わってから「クリーニングはシャツだけでいいや」と新品の礼服をクローゼットにしまおうとしたら、そこに見覚えのない礼服がかかっているじゃないですか。
徐々に甦る記憶。
「まだ太るかもしれないから、少し余裕のあるものにしておきたい」
「そうですね、スラックスはアジャスターで調整できるのでかなり余裕はありますよ」
はっ!
『3kg増え、7kg増え、その上5kg増え・・・』の7kgのあとに買ったんじゃないのか?礼服。あれは何年前・・・?
4年前友人の葬儀があった。その時買っていたのだ。
ああ、買っていた。
すでに買っていた。
持っていた。
着てみた。
着れた。
ちょうどいい。
なにこの無駄遣い・・・ああ、なぜクローゼットの中をきちんと確認しなかったのだろう。
着れなくなった一番古いものを捨ててしまえばよかったのだ。
着られないものを一番手前においておくから!
ああ、みぞおちが締め付けられる。
失敗して悔やむときってそうなるよね。
ううう、忘れよう!
いや、忘れちゃだめだ。
とりあえず、一番古いもう着られない礼服は畳んで箪笥の引き出しの奥だ。