「ハリガネムシ」吉村萬壱 2003文藝春秋
『文學会』2003年5月号 第129回芥川賞受賞作
中岡慎一く~ん!
私の中のハリガネムシを思い出したよ!
流石にここまではいかないが、状況によってはどうなっていたかわからないわ。
ってか、サチコを持ち物扱いはさすがにできないわ。
ってか、テクニック抜群の動くテンガってか?
桐野夏生さんの「OUT」がこんな感じだったっけ?他の作品だったかな。傷口ぐりぐりなぁ・・・
いやあ、しかし、縫うか?へたくそ!
石ころやがれきってか、それをほじくり出すってか。まあねえ、ガキどもの下層世界は原始社会だからなぁ。
それにしても、慎一くん?
キミってそんなに醜いのかね。コミュニケーションが大変だったろうね。
そうか、底辺世界のサチコが携帯番号を聞いてくるわけだわ。
って、か、よく学校の先生になれたね。
きみはサチコを蔑むけど、きみの育ちと両親もろくなものじゃないんだろ?
ってか、ハリガネムシは残酷な子供たちにとっては興奮する遊び道具だよね。
もうさ、最期はサチコの秘密のテクニックで腹上死させてもらえよ、な。
手元に置いておきたい作品の一つに?
amazonで見たら、文庫(617円)よりもKindle(756円)の方が高いぞ。