2018年01月21日(日) NHKニュース7
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2018年01月21日(日) NHKニュース7
「暗闘」山口敬之 2017幻冬舎
「総理」はよく読まれているようだが、こっちはなんか人気ないよね。「総理」で山口の書く物は読む価値がないという評価がついたのか。
うん、いきなりトランプ大統領も一緒によいしょしているのがいきなり気持ち悪いんだな。
偏った評価とその表現。
ははは、たいこもち、幇間本。でも、
こちらも「よいしょ」を省いて読めば何かしら読み取れる部分はある。将来、安倍政権を評価するときに参考資料に使われるかもしれない。
ラインス・プリーバス:大統領首席補佐官、1月20日就任~7月28日更迭
スティーブン・バノン:大統領首席戦略官および上級顧問、11月13日(1月28日)~8月18日辞任
マイケル・フリン:国家安全保障問題担当大統領補佐官、2月13日辞任
ジェフ・セッションズ:アメリカ合衆国司法長官(現職)
ウィルバー・ロス:アメリカ合衆国商務長官(現職)
ヘリテージ財団
ランディ・フォーブス
ピーター・ナヴァロ
アレクサンダー・グレイ
ロバート・ライトハイザー:弁護士、アメリカ合衆国通商代表
一生懸命安倍晋三をよいしょする姿が痛々しい・・・どう見たって、今(2018)の日本は世界から相手にされていないじゃないか。だから余計に一生懸命に外遊をしなければならないんでしょ。「多層的外交チャンネル」悪くはない、頑張ってね。「官邸主導外交」「多層的アプローチ」
安倍晋三は政治素人のトランプを手玉に取って、上手いことやろうとして都合のいいデータを教え込もうとしたんだろうが、情報の量と正確さではアメリカに勝てるはずもなく、思惑目論みはすぐに見破られて逆に足元を見られている状況だろう。
対ロシアでもね。
「憲法改正」「北方領土問題」「アメリカとの真の和解」う~ん、国民理解は進んでいるか?説明しているか?マスコミのせいですか?
最終章で、右翼保守の日本の戦争責任なしの主張を正しいことのように紹介しているが、これをあまり言ってしまうと「北朝鮮」のやっていることを認めることになってしまうぞ。あまりに似た構造になっているじゃないか。
あとがきで、「安倍の「好戦的ナショナリスト」というレッテルが剥がれつつあるのかもしれない」といっているけど、これまた「わざわざ載せるまでもない」存在になっているだけだろう。
「総理」の後の第3弾はやはり、森友・加計についての総理擁護で「忖度」を書いてもらいたいのだ。
が、それが出るかどうかは出版社の忖度次第だろうか。自民党(総理自身)が出版資金くらい援助してもいいんじゃね?それとも圧力をかけるか。ははは。
「総理」山口敬之 2016幻冬舎
うん、著者がね、『強姦』で有名になっちゃったね。元TBSのやりてジャーナリストだったのに。
そして『欠陥スパコン』の顧問もしていた、政権べったりの錬金術師。(週刊新潮)
本はね、ノット安倍の人たちが言うほど酷くはないよ。少なくとも立派な言い分はね。
「よいしょ」と「忖度」はページが進むほど強くなるけどwww、それも一番深いところで一番真実を知るためなんだよ、きっと。
安倍さんを親しみやすい存在にしようとする魂胆はわかるけど、中身はスッカスカだった。「総理」についてではなくて、「総理とその仲間たち」と近しい自分を自慢している本だった。残念。もっと思いっきりよいしょして百田尚樹みたいな『作品』に仕上げればよかったのに。
ちゃんと言い訳的に自分の置かれた立場とその陥る危険性について言及している。自分のことは見えなくなると自覚しているわけだ。『強姦』事件も結局はその一つということだろう。それが犯罪者ですら仲間はその権力で庇うという、安倍内閣の性格を暴き出すとは皮肉なものだ。
「忖度」がはびこったのは菅(すが)ちゃんが始まりだったと、その過程と本質を暴いちゃってますね、褒めているつもりでwww(第2章、内閣人事局)
おかしなよいしょをするほどに、その部分が弱点だと気づく。
後半の偏りが強くなるほど、そこには別のメッセージが隠されているように思える。「よいしょ」「忖度」「偏り」は自覚しているはずだ。おそらく意識的にやっているのだろう。「安部を倒すのは「国家像」を持つ者」という考え方、これが真の目的か?