濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

花散らしの雨 その3

2013年04月03日 | ひとりごと・・

春の嵐もようやく終息に向かっているようだ
強風のため通行止めになっていた「首都高速湾岸線」、少し前から通行止めが解除になり、
いつもの交通量が戻りつつある

また、西の空もすこしずつではあるが明るさを取り戻し、遠くには丹沢山系、そして、
大桟橋に接岸、今日、世界1周クルーズに旅立つ「飛鳥Ⅱ」もベイブリッジ越しに、
飛鳥Ⅱの象徴ともいえる“二本線のファンネルマーク”が鮮明に見えるようになった

さて、花散らしも“最終章”
広辞苑で「花散らし」を見てみると、
“3月 3日を花見とし、翌日若い男女が集会して飲食すること”とだけ書いてある

ついでに、ネットで検索してみるとこんな書き込みを見つけた
桜が満開の後の雨や風を、「花散らし」という人が多いが、本当の「花散らし」の
意味を知る人は少ない。実は「花散らし」が散らしているのは、桜の花ではなく、
実は、もっと艶っぽい花なのだ!とある

なかでも、気象予報士の森田正光さんが、番組のなかで、「花散らし」 の元々の意味を
説明しかけたが、「こりゃまずい!」とでも思ったのか?途中からお茶を濁した・・
そんなエピソードも数多く見つけた

で、「花散らし」の元々の意味とは!?
雨風で花が散る様子ではなく、花見と称して男女が集い、その日は一晩中「花見」を
愉しむ。そして、1日がかりの「花見の宴」を終えた男女が三々五々家に戻る姿・・
これが本当の意味だそうだ

つまり、現代の“合コン”であり、そこで気が合えばそのまま・・・ってーこと
特に、この「花散らし」という風習は西日本、とりわけ、九州地方で盛んな行事!
だったそうだ・・・これもいつか時間をかけてもっと深く!!研究してみよう!

さて、2013年のサクラ!
今年は新幹線並みのスピードで記録を更新!3月16日に開花、3月22日に満開を迎えた
いつもの年であれば満開から10日も経てば葉桜になっていたはず

しかし、今年は満開になってから急に寒くなり、いまでも“寒い日”が続いている
その分桜の寿命も延びてくれたが、昨日、そして今日の強い雨には耐え切れず、
大部分が散ってしまったようだ・・・これからの楽しみは「八重桜」

根岸森林公園の八重桜、先週末に確認したが、蕾がずいぶんと膨らみだしていた

前にも書いたけど、春は昔から“三寒四温”という
しかし、今年ばかりは例外中の例外!三寒四温には程遠く、あまりにも天候不順!
これが何か悪いことの前兆でなけりゃいいけど・・・

と思っているうちに、
ふり返ると、オイラの後ろを「飛鳥Ⅱ」が出港していた

お知らせ
今週から新人の相棒(デジカメ)に変わりました!


花散らしの雨 その2

2013年04月03日 | ひとりごと・・

日本には雨にまつわる数多くの言葉があることに気付いた
これは、古(いにしえ)から日本人が雨に親しみ、雨を愛で、感謝してきたからだであり、
降り方の様子や季節、時間帯、時には気分を写す風景として、その折々にふさわしい
“雨の名前”が存在するということが理解できる

なかでの幾つかの聞きなれない「雨」を紹介する

翠雨(すいう):「翠」はみどり、初夏の青葉を輝かせるような雨のこと
天泣(てんきゅう):雲がないのに降る雨・・・
䔥雨(しょうう):「䔥䔥(しょうしょう)」とはもの淋しいという意味、しとしと降る雨

オイラみたいな“凡人”にはけして発想できない“粋な”雨にまつわる言葉の数々・・
こういう言葉が存在する背景として、なにより、日本には「四季」があること
次に、俳句などが世に広まり、日本独自の文化がこうした言葉を創造したのでは?

そして、農耕民族である日本人が古より願ってやまない“五穀豊穣”と“雨”との関係
雨は、農業を営むうえで重要な“恵みの雨”、先人たちは尊敬の念を以てこれを敬ってきた

寒九の雨(かんくのあめ):十四節気の小寒(1月5日ごろ)から9日目に降る雨
この雨が降ると豊作の兆しとされる

催花雨・菜花雨(さいかう):開花を促す雨のこと
人にとっちゃ迷惑な雨、しかし、折々の花々には欠かすことができない貴重な雨

瑞雨(ずいう):「瑞」はめでたい、縁起が良いという意味。穀物の実りを助ける雨
催花雨にも似た表現であるが、時として悪者!?呼ばわりされる「雨」
それを、「こりゃ~“縁起”がいい!」と、敬意をもって歓迎している

これ以外にもたくさんの「雨の名前」があるので、興味があれば調べてみるといい
知らない言葉がたくさんあるもんだねエ~~ほんと感心する!!

ちなみに、オイラがいま最も関心があるのが「アメとムチ」
近頃は“アメ”ばかり、“ムチ”を打つことを忘れちゃ~いませんか?
ん!?字が違う・・・ってか!!

花散らしの雨 その1

2013年04月03日 | ひとりごと・・

今日の横浜、昨日から引き続き「花散らしの雨」
開幕戦“絶好調!のベイスターズ!”巨人をホームに迎えての第1戦は雨で中止
しかし、これが「恵みの雨」となり、さらに、「雨降って地固まる」ということで、
チーム一丸となり、このままペナントレースを駆け抜けてほしい!!

けして、時期外れの「梅雨入り」などして「涙雨」とならないことを祈念する!!

さて、今日の雨、午前中は一時“小康状態”となり、「こぬか雨」となったものの、
再び雨脚が強くなり、現在は本降り、これじゃ「花散らし・・」というより、
「黒雨」という表現が相応しいかもしれない

「黒雨(こくう)」とは、空が黒く(暗く)なり、激しく降っている雨のこと
さらに、ハマには、西から強風が吹いており、港内には“白波”がたっている
こりゃ!まさに!“春の嵐”そのもの。しかし、嵐の本番はこれから!
今日は頑丈な傘も役に立たず、おまけに、雷を伴い、横殴りの雨になるらしい

こういう年に何度もないような悪天候
無謀な外出は極力控え、どうしても外に出なくちゃならないひとへのアドバイス
今日は、役に立たない傘なんぞ使わず、見てくれを気にせず「合羽」を着よう!!

この“嵐”これから夕がたまでがピーク、夜になると雨が段々止むという
そして、明日は久しぶりにハマに陽射しが戻ってくる!という予報