本来、時雨(しぐれ)とは、晩秋から初冬にかけて、ぱらぱらと降る小雨のこと
しかし、冠に一文字加えた粋な形容詞がいくつもある
花時雨(はなしぐれ):桜が咲く頃、しぐれる様に降る冷たい雨
まさに、今日の関東地方にぴったりな言葉
春時雨(はるしぐれ):春の気まぐれ雨
ある意味、今日の雨の春時雨・・・かも!?
青時雨(あおしぐれ):青葉、若葉が目にしみいる季節、新緑からしたたり落ちるしずく
まもなく訪れる「目に青葉・・・」にぴったりな風情のある言葉
さて、先にも述べたが、日本には、「雅」的な風情ある行事・言葉が多く存在する
この「桜」の時期に限っても前回に引き続き、このような形容詞があるわけで、
こうした“風情ある”言葉を大事にしたいね
ところが、ネットでは、
「花見は仕事か?」「花見が仕事となる条件」「花見を断れば給料カット」という
まことに無粋な論議がされている
加えて、
社命で花見に参加、飲み過ぎてケガをした・・・これって労災?
週末に上司から花見を誘われた・・・これってパワハラ?
断ったら「人事評価」に影響するの?
まったく困ったもんだ!!
第一、 花見って「宴会」るのが趣旨じゃね~だろう!!!
残念なことに、こうしたおバカな連中が日々!増殖している