濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

桜と日本人と祭り

2015年04月08日 | ひとりごと・・

平家物語の冒頭、
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす
おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし・・・
たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ



無常といえば、先の『平家物語』の冒頭、若しくは、アンルイスの「あゝ無情」が頭に
浮かんでくるが、桜と日本人の心・・については、多くの学者が「諸行無常」と重ねあわせ、
センチメンタル、かつ、マイナス的なものとして、捉えがちである

つまり、「生あるものは必ず死ぬ」「形あるものは必ず壊れる」という解釈
しかし、本来、諸行無常とは、その事実を受け入れて、なおかつ前向きに生きていこう!
ということだとオイラは感じている



これは、博多の祇園山笠をはじめ、全国各地で執り行われる「祭事」にも似ている
祭りのために1年をかけて準備をする。そして、祭りが終わった瞬間の達成感、そして、
それ以上の虚脱感・・・

しかし、翌日から次の祭りのカウントダウンが始まる「祭りまであと364日!」みたいな
これを毎年繰り返している。桜に対する日本人の思い入れもこれによく似ている
次に対する期待感と言うより、なんとも表現しにくいワクワク感!

なぜこんなに日本人は桜を好むんだろうか?
まずは、何と言っても満開の見事さにあると思う。祇園山笠で言えば「動」にあたる
櫛田入り。とにかく豪華で迫力がある!

次に、散り方の見事さ!散る様を花吹雪と呼ぶのは、けっして大げさな形容ではない
大木の桜花が、一陣の風に吹かれて散るときに立ち会うと、それが納得できる

山笠で言えば「静」にあたる鎮めの能にあたる。動から静へ
花期が短く、一斉に散る!これは桜独特だ。桜の花の短命さは昔から意識されてきた



博多の山笠も、午前4時59分に1番山が櫛田入りを開始、それから間もなしてく空が
明るくなってくる。7つの山が博多の町を駆け抜け、ゴール地点へ
余韻に浸る間もなく、それぞれの山は流れの山小屋へと帰っていき、西流れのように、
その流れによってはすぐさま山の解体(取り壊し)が行われる

そして、朝の出勤時間を迎えるころには祭りの跡形などどこにも存在しない
あの喧騒が嘘のように。シーンと静まり返っている・・幕切れに対するこの潔さ

古来より、紀友則、在原業平、西行など、平安時代の歌人がみな桜の短命さを嘆いてきた
それも、桜の花が見事であればあるほどに・・・

しかし、桜の短命さが日本人の国民性に合っている。それは、短期に咲いて汚れないうちに
散るという感覚が、「水に流す」ことを是とする日本人の感覚にとても合うからだ

近年、桜をタイトルにした楽曲もたくさんあるが、その曲の多くが「散るサクラ」がテーマ
コブクロは、♪桜の花びら 散るたびに 届かぬ思いがまたひとつ・・・

2015年、できれば青空のもとで桜吹雪を見たかった・・
しかし、気まぐれな天気だけにオイラの思いだけではコントロールのしようがない!
寒の戻り、そして、雨にうたれて散っていく桜・・・

どんな状況であれ、見方を変えれば桜の花の在り方は、日本人の感性に美しく映る
仮に、隣家に桜の花びらが舞い込んだとして、だれも文句などいわない



昨日、久しぶりにアクセス数が急増した!!
これも散った桜の美しさがわかる!こうした粋なひとが沢山いるからと感謝している
日本人だけが持っている美意識、感性・・・大事にしたい

季節はずれの海岸物語

2015年04月08日 | ひとりごと・・

オイラがまだ20代のころ!?
1988年から1994年にかけてフジテレビ系列で放送されたテレビドラマのタイトル
湘南を舞台に、ユーミンの「DESTINY」がオープニングのテーマソングだった

DESTINYとともに飯島トンネル(国道134号)を抜けると材木座海岸が広がる!
劇中の挿入歌はサザンとユーミン!最高だったね!!オイラの青春!そのもの!!

オイラにとって特別記憶に残る番組であり、「湘南」「サザン」「ユーミン」という
80年代を象徴するキーワードがとても刺激的だった!!
いまでいえば「テラスハウス」みたいな感覚だったかもしれないね

その後、レギュラーだった可愛かずみが亡くなり、そして田代まさしの不祥事、
再放送はできないだろうし、後編もつくられずのまま・・・

さて、今日の関東はところにより「季節外れの雪」となった
桜より少し遅れて、我が家の“源平桃”も満開を迎えたが、この寒さには不似合・・
しかし、購入してから3年目、今年も見事な花を咲かせてくれた!!



はじめは八重桜の新種!?と勘違いしたが、これはれっきとした「桃の花」
しかも、品種改良のすえ、八重、そして枝垂れもある

ちなみに、我が家の源平桃は“枝垂れの八重”
業者に頼んで埼玉から取り寄せてもらったもの

この寒さ、それに追い打ちをかけるような雨・・・
春はどこへ行っちまったんだろう?

四天王

2015年04月08日 | ひとりごと・・

現在、高野山開創1200年記念大法会が営まれている
昨年、10月23日から24日にかけて「四天王像」が高野山中門に運び入れらた
これにより、172年ぶりに、中門には四天王が揃うことになった

四天王とは、仏教における「持国天」「増長天」「広目天」「多聞天」のことで、
それぞれ東、南、西、北の方位を守護しているとされる

同じ理屈で言えば、横浜中華街にも「牌楼(パイロウ)」と呼ばれる門が10基ある
特に街の東南西北にある4つの門には、それぞれの方位を司るとされる神獣と色が
デザインされ、街を見守ってくれている

地方の弱小大名だった家康が天下人にまで登り詰めることができたのは「徳川四天王」、
この4人の重臣たちの活躍があったからだと云われている
この功績は大きく、家康の創業期から天下取りに至るまでを支えた

昨日、同僚の「阪神ファン」「広島ファン」と休憩所で一服しながらペナントレースの
話をしていた。あれだけの補強をしたカープファンはうつむいたまま・・・無言

一方、阪神ファンとオイラは直接対決を控えており、向こうも譲らない
「今日は能美が抑えますから・・・ベイは一休みしといてください」
「ほう・・自信満々だね。今日はハマの四天王が大暴れすっから!」
「だれですか?四天王は・・・」
「石川、梶谷、筒香、そして、バルさんだよ」

結果は・・・的中!!!!
そりゃそうだ!これもすべて“グリエル効果”のおかげ

グリエルが契約延長、チームに加わるという前提でオープン戦が始まった
石川君をはじめ、バルさんですらグリエルが戻れば、ポジション争いの渦中に・・
とにかく、二遊間は“新人”でスタメン開幕!という前評判もあったぐらい

しかし、蓋を開ければ、
広島、そして、オリックスは大々的な補強を行ったが結果をだせず・・・
そんななか、ベイは絶好調!!生え抜きが着実に力をつけ、助っ人に頼らず
好成績を残せるチームに仕上がっていた!!

そして、現在、セリーグの三冠王!筒香の活躍が若手への刺激にもなっている
スタメン定着を目指す、桑原、飛雄馬、倉本、山崎、松本、そして関根など
さらに、ファームから、多村、荒波などのベテラン勢も加われば鬼に金棒!!



4月5日(日)のハマスタ
小雨が降るなか、ヤクルト戦をまえに、午前中から練習見学をさせていただいた

キヨシ監督をはじめ、石川君、新キャプテンの筒香、ゴメス、黒羽根、そして、
若手の倉本、小さな大魔神・山崎とは初対面。みんな笑顔で挨拶を交わした

オープン戦のころとは違い、選手からは自信にあふれたオーラ!が発せられ、
だれにも負けねーぞっ!!という雰囲気をありありと受けてきた



しかし、いつも感心するのは、ゴメス、石川、そして筒香の謙虚さ!!
いくら絶好調であっても、特大のホームランを打とうが、サヨナラを打とうが、
そのプレーを絶賛すると、決まって「まぐれです!」と返えしてくる

倉本君、そして、山崎(康)君、いい先輩がいてよかったね~~
君たちも、若手の四天王!と称されるよう、ガンバレッ!!

心配なこと

2015年04月08日 | ひとりごと・・

東京・港区の芝浦運河、午前11時現在の気温は2℃
運河の水面には「薄い霧」のようなものが漂っている・・・
これは、真冬に見られる現象で「川霧」といわれているものかもしれない?

暖かい水面の上に冷たい空気が流れ込み、水面から蒸発した水蒸気が冷やされ、
湯気のような霧が発生する現象だ。※画像は北海道白老で撮影したもの

先週は夏日となり、オイラも薄手のシャツ1枚でも汗ばんだほど
それが一転!今日も冷たい「雨」が降り続け、日中でも真冬並みの寒さ・・
お台場でも午前7時過ぎに雪が舞っていた。本当に4月なの?

さて、先日の皆既月食、残念ながら、横浜では赤道色の月明かりが夜桜を照らすという、
幻想的な光景は、ぶ厚い雲に遮られて観察できなかったが、
この皆既月食が「大地震を誘発」する可能性がある

それは、統計学的な見地からも明らかであり、満月や新月、そして、上弦の月、下弦の月、
これら月齢は地震の発生と大きな関連性があることは知られている

前にも書いたけど、「月と太陽の引力と、地震との関連性は不明な部分もある。しかし、
最近になり、引力が強い時期に地震が多いという調査結果が報告されている」という、
衝撃的な事実!がある

先の東日本大震災の前後にも皆既月食は観測されている
特に、皆既月食の期間は、太陽と地球と月の位置関係が一直線になるため、ふだんの新月、
満月のときよりも引力が強まるから・・・

オイラの経験からして、気温差が激しく上下した直後、しかも、週末に多くの「大地震」が
発生している。これに月齢を加味すると、今週末、4月12日は「下弦の月」、さらに、
19日は「新月」であり、通常より引力の強い時期と重なる

これは、「大地震がくるぞーっ!」という警鐘ではない
また、「大地震がくるぞーっ!」と不安を煽っているものでもない
あくまでも、オイラの経験と勘という、まったくあてにならないものだから

ただ、オイラの胸騒ぎ・・・結構な確率で的中してきた
できればハズレてくれればいい

しかし、備えあれば憂いなし
日頃からこうした自然災害(広域災害)に対する対策・準備はしておいたほうがいい
のど元過ぎれば・・という諺があるが、起きてからじゃ間に合わないから