博多祇園山笠は、本日(15日)未明、勇壮豪快な櫛田入りが行われました
午前6時、そろそろ各流では、「山崩し」が行われようとしているころ、
櫛田神社の能舞台では、黒田藩ゆかりの喜多流梅津社中の方々により、
今まで騒音で渦巻いていた社頭(社殿の前)を鎮め、御神霊を慰める
伝統行事「鎮め能」が奉納されておりました
昔、町奉行は、櫛田入りと翁の舞を見て引きあげる習慣があったそうで、
現在も、人影がまばらになった境内に居残り、能を見て祭りの終わりを
実感するという「粋」な方々を見ることができました
さて、桟敷券をいただいたものの、神戸からお見えになった先輩夫婦に
差し上げ、国体通りで「追い山」を見物しておりました
昨年の追い山は台風の影響で荒れた天気でしたが、今年は快晴!
3番山が通過するころから薄らと明るくなり、8番山笠「走る山笠」が
登場するころにはすっかり夜が明けておりました
いつもなら、ゴール地点を目指すオイラですが、今年は方向を変え、
櫛田神社に急いで戻り、能舞台で執り行われる「鎮め能」をじっくりと
見ることができました
博多の町は、「動」から「静」へ
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