ウィーンはこのころちょうど芸術週間、アートや音楽で連日溢れてます。
まずは、コンチェルトハウスで、マーラーの復活を聴きました。
これは飛び込みでチケットをとったのですが、セミプロみたいなオケでした。
なんでも、お医者さんとか弁護士さんとかが道楽でやってるらしいオケでした。
メゾソプラノは、とても上手。
指揮も良かったですが、オケは???。
イングリッシュホルン壊れてるんじゃないの?ってな音。
それでも、ワルツは、さすがウィーン!!!という音で、日本の道楽オケよりは
遥かに上手。
お次は、この旅のメインイヴェントのひとつ。
ムジークフェライン・グロッサーザールでのコンサート。
頑張っていい席取りました!
演奏は、バレンボイム・シュターツカペレベルリンで、
ピアノはなんと、あの、ポリーニです!!!
プログラムは、ブラームスのピアノ協奏曲第1番。
あとは、ストラヴィンスキーの「春の祭典」
結論から言うと、ポリーニは、期待したほどでもなかった・・・。
まあいいか、というくらいのレベル。
それでも、往年のピアノの神様に、ウィーンの聴衆は惜しみない拍手と
スタンディングオベーションを贈りました。
春の祭典はよかった!!!
ダシの濃~いシチューのようなおいしい音でございました。
ムジークフェラインってお正月のニューイヤーコンサートの中継でしか
中を見たことなかったけど、やはり、実際に見ると凄いです。
ウィーン国立歌劇場の方がわずかに古いですが、音楽ホールとしては
一番古いし、やはり、華麗な内装です。音響も比較的良かったと思います。
奥さんは、ニューイヤーコンサートは興味ないらしいんだけど
僕としては、やはり、今度はニューイヤーコンサートを聴きたいなあ。
実は、このあと、ウィーンの芸術週間のオープニングイヴェントがあったんですが
2曲もアンコールをやってくれたので間に合いませんでした・・・。
ムジークフェラインの前の敷石の中に、スターオブフェイムみたいなのがありました。
ポリーニ、僕は好きな演奏じゃなかったです。
いっしょに聴いていた、現役アマチュアオケの奥さんは、それなりに、ツボを押さえた、聴きどころのある演奏だった、とか言ってましたけど・・・。
バレンボイムが弾いてくれればよかったかなあ、なんて思いました。
とても、精緻な演奏でした。音楽としては優れているのはわかったけど、聴いていて、とても、疲れましたー0-;
バレンホイムが弾いたベートーヴェンのピアノソナタも聴いたことがあります。これはお気に入り。