いわき市石炭・化石館に展示されていた恐竜の化石を紹介する。
化石展示室全景。中央にマメンチサウルス(Mamenchisaurus)。ジュラ紀。中国。復元図。
マメンチサウルス。
マメンチサウルス。
マメンチサウルスとタラソメドン。
ランべオサウルス類の子供(Lambeosaurus)。白亜紀後期。アメリカ。復元図。
パラサウロロフス(Parasaurolophus)。白亜紀後期。アメリカ。復元図。
トリケラトプス(Triceratops)。白亜紀後期。アメリカ。復元図。
トリケラトプス。
ティラノサウルスの頭骨と足。白亜紀後期。アメリカ。
アルバートサウルス(Albertosaurus)。白亜紀後期。カナダ。復元図。
化石展示室全景。中央にマメンチサウルス(Mamenchisaurus)。ジュラ紀。中国。復元図。
マメンチサウルス。
マメンチサウルス。
マメンチサウルスとタラソメドン。
ランべオサウルス類の子供(Lambeosaurus)。白亜紀後期。アメリカ。復元図。
パラサウロロフス(Parasaurolophus)。白亜紀後期。アメリカ。復元図。
トリケラトプス(Triceratops)。白亜紀後期。アメリカ。復元図。
トリケラトプス。
ティラノサウルスの頭骨と足。白亜紀後期。アメリカ。
アルバートサウルス(Albertosaurus)。白亜紀後期。カナダ。復元図。
いわき市石炭・化石館に展示されていた海棲爬虫類の化石を紹介する。
イクチオサウルス(Ichthyosaurus)。ジュラ紀。イギリス。復元図。
プリオサウルス(Pliosaurus)。ジュラ紀。ロシア。復元図。
プリオサウルス。
プリオサウルスの頭部。
プリオサウルスの頭部。
クリプトクレイダス(Cryptoclidus oxoniensis)。ジュラ紀。イギリス。復元図。
タラソメドン(Thalassomedon)。白亜紀後期。アメリカ?復元図。
タラソメドンの頭部。
トリナクロメルム(Trinacromerum)。白亜紀。アメリカ。復元図。
トリナクロメルムとタラソメドン。
イワキリュウの鳥口骨。白亜紀。いわき市。トリナクロメルムの近縁種。
左:クリダステス(Clidastes)。白亜紀。アメリカ。復元図。右:プレシオサウルス(Plesiosaurus)。三畳紀後期~ジュラ紀前期。イギリス?復元図。
クリダステス。
クリダステスの頭部。
モササウルス(Mosasaurus)。白亜紀後期。アメリカ。復元図。
モササウルス。
クリダステスとプレシオサウルス。
プレシオサウルス。ジュラ紀。イギリス。
トクソケリス(Toxochelyidae)。白亜紀後期。アメリカ。復元図。
シロムス(クロベウミガメ)。新第三紀。いわき市。
絵も飾られていた。
フタバサウルスとイワキリュウ?
エラスモサウルス、トリナクロメルム、モササウルス?
イクチオサウルス(Ichthyosaurus)。ジュラ紀。イギリス。復元図。
プリオサウルス(Pliosaurus)。ジュラ紀。ロシア。復元図。
プリオサウルス。
プリオサウルスの頭部。
プリオサウルスの頭部。
クリプトクレイダス(Cryptoclidus oxoniensis)。ジュラ紀。イギリス。復元図。
タラソメドン(Thalassomedon)。白亜紀後期。アメリカ?復元図。
タラソメドンの頭部。
トリナクロメルム(Trinacromerum)。白亜紀。アメリカ。復元図。
トリナクロメルムとタラソメドン。
イワキリュウの鳥口骨。白亜紀。いわき市。トリナクロメルムの近縁種。
左:クリダステス(Clidastes)。白亜紀。アメリカ。復元図。右:プレシオサウルス(Plesiosaurus)。三畳紀後期~ジュラ紀前期。イギリス?復元図。
クリダステス。
クリダステスの頭部。
モササウルス(Mosasaurus)。白亜紀後期。アメリカ。復元図。
モササウルス。
クリダステスとプレシオサウルス。
プレシオサウルス。ジュラ紀。イギリス。
トクソケリス(Toxochelyidae)。白亜紀後期。アメリカ。復元図。
シロムス(クロベウミガメ)。新第三紀。いわき市。
絵も飾られていた。
フタバサウルスとイワキリュウ?
エラスモサウルス、トリナクロメルム、モササウルス?
いわき市石炭・化石館の展示物の目玉の一つであるフタバサウルスの復元骨格を紹介する。この首長竜は長らくフタバスズキリュウと呼ばれてきたが、2006年に佐藤先生らにより、フタバサウルス(Futabasaurus Suzukii)と命名された。以後、フタバスズキリュウという名前は、和名として用いられている。
現在フタバサウルスと同定されている化石は、1968年に鈴木直さんによって発見された標本のみであり、他には発見されていないか、発見されていてもフタバサウルスと同定するには至らないそうだ。
フタバサウルスの復元骨格。
正面から見たフタバサウルス。
後ろから見たフタバサウルス。
フタバサウルスの横顔。
フタバサウルスの脊椎骨。
いわきのフタバサウルスの復元骨格は、国立科学博物館の復元骨格とポーズが異なっている。また、床置きなので見学しやすかった。
現在フタバサウルスと同定されている化石は、1968年に鈴木直さんによって発見された標本のみであり、他には発見されていないか、発見されていてもフタバサウルスと同定するには至らないそうだ。
フタバサウルスの復元骨格。
正面から見たフタバサウルス。
後ろから見たフタバサウルス。
フタバサウルスの横顔。
フタバサウルスの脊椎骨。
いわきのフタバサウルスの復元骨格は、国立科学博物館の復元骨格とポーズが異なっている。また、床置きなので見学しやすかった。
インターネットで、偶然このようなチラシを見つけた。
フタバスズキリュウのヒミツ展のチラシ(表)
フタバスズキリュウのヒミツ展のチラシ(裏)
今年はフタバスズキリュウが発見されてから50年目にあたり、いわきの石炭・化石館で特別展が開催されている。また、講演会が企画されており、チラシ右上に載っている佐藤たまき先生は、フタバスズキリュウが新種の首長竜であることを示した学術論文をお書きになった方だ。ぜひ話を聞いてみたいと思い、いわきに行ってみることにした。
テツがいわきに行くのは2回目で、14年前の2004年1月に、フタバスズキリュウゆかりの場所に行ってみたいと思い、いわきを訪れたことがある。
特急ひたち号。
品川からいわき市の湯本駅まで、2時間16分かかった。短いとはいえない距離だ。今回の目的地のいわき市石炭・化石館“ほるる”は、湯本駅から10分ほど歩いたところにある。
石炭・化石館の正面入り口。
フタバスズキリュウの像。
フタバスズキリュウの像。正面から。
石炭・化石館の建物とフタバスズキリュウの像は、前回来た時から変わっていないように見えた。懐かしかった。
1時半からの講演会は、定員80名の事前予約制だったが、見たところ満員だった。佐藤先生の話は非常にわかりやすく、面白かった。テツ的には、先生が留学されていた時のエピソードが印象的であった。化石発掘のためにフィールドに出て、動物が出てきた話など、自分の体験ともかぶるので、面白く聞かせていただいた。子供を含む一般向けの講演会だったため(もちろんテツも素人の一人なのだが)、科学者として、もう一歩踏み込んで聞いてみたい話題もあった。例えば、フタバスズキリュウが新種であることを示すときに、既知の種との違いを定量的に示す必要はないのだろうか?遺伝情報があれば、相動性が何%と言えるが、化石標本の形状に基づく古生物学の場合、データを客観的に評価するのが難しいのではないかと思ったりした。
講演会の後は、サイン会があり、佐藤先生の著書に直筆のサインをいただき、二言三言お話をさせて頂くことができた。研究者としては珍しく、非常に感じの良い方だった。
サイン会の後は、閉館時間まで石炭・化石館に展示されている化石を見学した。展示内容については、次の記事に記す。学芸員さんと少し話ができ、震災の時は、やはり少なからぬ被害があったとのことだった。しかし、震災前に、たまたまワイヤーなどの設備のメンテナンスを行っていたため、最悪の被害は免れたそうだ。それでも復旧に数千万円かかったというから、いかにすさまじい地震だったかがうかがわれる。復旧に尽力された職員の方々に敬意を表したい。
石炭・化石館の駐車場に鎮座するD51。
湯本駅。
湯本の隣の泉駅まで移動し、駅前のホテルに泊まった。
フタバスズキリュウのヒミツ展のチラシ(表)
フタバスズキリュウのヒミツ展のチラシ(裏)
今年はフタバスズキリュウが発見されてから50年目にあたり、いわきの石炭・化石館で特別展が開催されている。また、講演会が企画されており、チラシ右上に載っている佐藤たまき先生は、フタバスズキリュウが新種の首長竜であることを示した学術論文をお書きになった方だ。ぜひ話を聞いてみたいと思い、いわきに行ってみることにした。
テツがいわきに行くのは2回目で、14年前の2004年1月に、フタバスズキリュウゆかりの場所に行ってみたいと思い、いわきを訪れたことがある。
特急ひたち号。
品川からいわき市の湯本駅まで、2時間16分かかった。短いとはいえない距離だ。今回の目的地のいわき市石炭・化石館“ほるる”は、湯本駅から10分ほど歩いたところにある。
石炭・化石館の正面入り口。
フタバスズキリュウの像。
フタバスズキリュウの像。正面から。
石炭・化石館の建物とフタバスズキリュウの像は、前回来た時から変わっていないように見えた。懐かしかった。
1時半からの講演会は、定員80名の事前予約制だったが、見たところ満員だった。佐藤先生の話は非常にわかりやすく、面白かった。テツ的には、先生が留学されていた時のエピソードが印象的であった。化石発掘のためにフィールドに出て、動物が出てきた話など、自分の体験ともかぶるので、面白く聞かせていただいた。子供を含む一般向けの講演会だったため(もちろんテツも素人の一人なのだが)、科学者として、もう一歩踏み込んで聞いてみたい話題もあった。例えば、フタバスズキリュウが新種であることを示すときに、既知の種との違いを定量的に示す必要はないのだろうか?遺伝情報があれば、相動性が何%と言えるが、化石標本の形状に基づく古生物学の場合、データを客観的に評価するのが難しいのではないかと思ったりした。
講演会の後は、サイン会があり、佐藤先生の著書に直筆のサインをいただき、二言三言お話をさせて頂くことができた。研究者としては珍しく、非常に感じの良い方だった。
サイン会の後は、閉館時間まで石炭・化石館に展示されている化石を見学した。展示内容については、次の記事に記す。学芸員さんと少し話ができ、震災の時は、やはり少なからぬ被害があったとのことだった。しかし、震災前に、たまたまワイヤーなどの設備のメンテナンスを行っていたため、最悪の被害は免れたそうだ。それでも復旧に数千万円かかったというから、いかにすさまじい地震だったかがうかがわれる。復旧に尽力された職員の方々に敬意を表したい。
石炭・化石館の駐車場に鎮座するD51。
湯本駅。
湯本の隣の泉駅まで移動し、駅前のホテルに泊まった。