家族と義父の5人で、国立科学博物館の“恐竜博2019”に行った。
3時50分ごろ博物館に到着し、4時30分に入場できる整理券が手に入った。館内のレストランで時間をつぶした後、恐竜博会場に移動した。
会場に入ると、コテツ、妻、義父の三人が消えてしまい、うーたんと二人で見て回った。
デイノニクス(Deinonychus antirrhopus)の足。白亜紀前期。アメリカ・モンタナ州。
獲物に襲い掛かるデイノニクス。
始祖鳥(Archaeopteryx lithographica)。ロンドン標本。ジュラ紀後期。ドイツ。
デイノケイルス(Deinocheirus mirificus)の腕。白亜紀後期。モンゴル。
この骨は見たことがあると思い調べてみると、1985年2月に広島そごうで開催された“モンゴル・ゴビ砂漠 大恐竜展”の図録に載っていた。
“モンゴル・ゴビ砂漠 大恐竜展”の図録に載っているデイノケイルスの腕。
上記図録に載っている想像図。デイノケイルスは肉食恐竜のように描かれている。
正体不明の巨大恐竜の腕の化石を見た記憶は、はっきりと残っている。タルボサウルスに匹敵する大きさと強さの恐竜がこれから見つかるかもしれないとワクワクさせられたことを覚えている。
マイアサウラ(Maiasaura)。白亜紀後期。アメリカ・モンタナ州。
ミクロラプトル(Microraptor gui)。白亜紀前期。中国・遼寧省。
羽毛が確認できる。
シチパチ(Citipati osmolskae)。白亜紀後期。モンゴル。
スピノサウルス(Spinosaurus sp.)の頭骨。白亜紀後期?モロッコ。
タルボサウルス(Tarbosaurus bataar)。白亜紀後期。モンゴル。
昔、科博の中央ホールに展示されていた標本とのこと。久しぶりに見ることが出来た。
デイノケイルス(Deinocheirus mirificus)の全身骨格。白亜紀後期。モンゴル。
長らく腕の骨しか発見されていなかったが、2009年に全身骨格が発見され、歯のない雑食性の恐竜であることが明らかとなった。
デイノケイルスの頭骨。
むかわ竜の全身復元骨格。白亜紀後期。北海道むかわ町穂別。
むかわ竜は、2003年に、白亜紀時代の海底が隆起した地層から発見された。全身の約80%の骨が発見されており、日本でこれほど保存率が高い恐竜の骨が見つかったのは、初めてだという。
むかわ竜の実物骨格。
ティラノサウルス(Tyrannosaurus rex)。白亜紀後期。カナダ・サスカチュワン州。
ガストルニス(Gastornis gigantea)。古第三紀始新世。アメリカ・ワイオミング州。
うーたんと一緒にじっくり楽しんだ。