テツの部屋B

アメリカ留学中の見聞録→日本国内の山登り記録+日常の覚え書

オオクワガタの幼虫割り出し

2020-09-19 | 昆虫(カブ・クワ)
オオクワ産卵セットからメスを取り出して、4週間が経過した。

楽しみにしていた幼虫の割り出しを決行した。


マイナスドライバーで産卵木を削っていくと、昨年ノコの幼虫を割り出した時と比べて、木が固いことに気付いた。幼虫が木を食い荒らした形跡がない。力をかけすぎないように気をつけながら少しずつ削っていくと、ようやく幼虫が一匹出てきた。




オオクワガタの初令幼虫。


さらに卵が3個見つかった。




オオクワガタの卵。


産卵から4週間が経過しているので、これからこれらの卵が孵化するとは考えにくいが、一応確保して、それぞれプリンカップの中のマットに埋めた。


結局、産卵木に幼虫は1匹しかいなかった。しかし、マットの中から二令幼虫が一匹出てきた。





オオクワガタの二令幼虫(上)。


幼虫二匹は、それぞれマットを入れたプリンカップに投入した。削った産卵木とマットは元の飼育ケースに入れ、捨てずにもう数週間様子を見ることにした。


オオクワガタのメスが産卵するときには、あまりゼリーを食べず、産卵に専念する傾向があると書かれているサイトがあった。今回、産卵ケースに入れていた時、メスはしょっちゅうゼリーを食べにマットの上に出てきていたので、上の情報を信じるのであれば、多産は期待できないことになる。とはいえ、さすがに幼虫が二匹しかいないとは思っていなかった。卵を産むには若すぎたのか、産卵木が気に入らなかったのか、ゼリーを何度か入れ替えたのが良くなかったのか、理由はいろいろ考えられるが、特定はできない。

しかし、たくさん取れても、飼育が大変になるので、かえって困ってしまう。二匹ともメスだったらちょっとがっかりだが、一匹でも大きなオスが育ってくれれば十分だ。

近日中に菌糸瓶を買いに行こう。

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