気温が下がってきたので、クワガタたちの冬支度をした。
まずはダニだらけのクワガタを風呂に入れた。
ダニだらけのヒラタクワガタ(大)。
幼児用の歯ブラシでクワガタの体表をこすり、ダニを落とした。水道水でダニを洗い流しながら作業を行うと効率が良いと思われるが、さすがに、家の中でダニ落としをするわけにはいかない。そこで、プラスチックカップに水を汲んで、歯ブラシについたダニをカップに洗い落とすことにした。少々根気は必要だが、思った以上にきれいになった。
クワガタ用歯ブラシ。
入浴後のヒラタクワガタ(大)。
作業時には完ぺきにきれいにしたと思ったが、写真で見ると、わずかにダニが残っていた。この後、加水しない防ダニマット中でしばらく飼うと、羽の中のダニも落とせるらしい。
入浴前のヒラタクワガタ(中)。
入浴後のヒラタクワガタ(中)。
入浴前のヒラタクワガタ(メス)。メスはダニが少なかった。
入浴後のヒラタクワガタ(メス)。
入浴前のオオクワガタ(メス)。ダニがいない。
入浴後のオオクワガタ(メス)。
ヒラタクワガタたちは防ダニマット(針葉樹マット)を嫌がり、エサ木にへばりつきつつ、周囲の防ダニマットを押しのけてしまった。この結果、エサ木の周辺にドーナツ状にマットがないエリアが生じ、ヒラタクワガタたちはそこでマットとほとんど接することなく生活していた。
一方、オオクワガタのメスは、しばしば防ダニマットの中に潜り込んでいた。このため、ダニが増殖できなかったと考えられる。
クワガタ越冬セットとして、仕切り版で2区画に分けたコバエシャッター(中)に、軽く加水したクワガタマットを入れ、エサ木とゼリーを置いた。以前コクワガタを越冬させたときは、防ダニマットを使用して越冬にも成功したが、昨年ヒラタクワガタ+防ダニマットの組み合わせで、ヒラタが死亡してしまったため、今年は大事を取って広葉樹マットを使うことにした。
ヒラタクワガタのオス用ケース。クワガタたちは潜ってしまって見えない。
メス用ケース。この後、ゼリーと枯れ葉を入れた。