短刀 長舩清光

短刀 長舩清光永禄七年
身幅広く重ね厚くがっしりとした造込みで、先反りが付いている。先反りのある造り込みは截断に適しているが、この短刀を実際に戦場で用いたものか不明。あまりにも出来が良いからだ。地鉄は特段嘉綺麗に詰んだ小板目肌で、細かな地景によって小杢が綺麗に現れている。残念ながら映りはない。腰元の彫物が活きている。刃文は直刃に始まり、小模様に浅い湾れが交じり、先はわずかに乱れて返り、返りが尖り調子の互の目に乱れている。特別注文であろう。


短刀 長舩清光永禄七年
身幅広く重ね厚くがっしりとした造込みで、先反りが付いている。先反りのある造り込みは截断に適しているが、この短刀を実際に戦場で用いたものか不明。あまりにも出来が良いからだ。地鉄は特段嘉綺麗に詰んだ小板目肌で、細かな地景によって小杢が綺麗に現れている。残念ながら映りはない。腰元の彫物が活きている。刃文は直刃に始まり、小模様に浅い湾れが交じり、先はわずかに乱れて返り、返りが尖り調子の互の目に乱れている。特別注文であろう。

