新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

河口湖・山中湖・忍野八海 半日ドライブ

2019年08月26日 18時24分28秒 | 旅行
▲ 山中湖・花の都公園


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

過日、家人をともない、河口湖周辺をめぐる半日ドライブに行ってきました。

お目当は湖畔のラベンダーと河口湖越しの富士山(大石公園)。
世界遺産になった忍野八海。
群生するひまわり越しの富士山(山中湖 花の都公園)。

朝9時に出発。
思いの外中央高速が混んでおり、大月の分岐まで1時間30分以上かかってしまいましたが、大月を過ぎると快調に進み、目的地の大石公園までおおよそ2時間少々で到着できました。

大石公園は晴れていたのですが、残念ながら富士山は顔を見せず、咲き誇る花々とラベンダーアイスを堪能しました。
















昼時ということで気分の良いガーデンテラスがウリの「カフェ・ラ・ボエム mimi」に移動、ガーデンテラスで昼食をいただきました。











昼食後は忍野八海に移動。
世界遺産になったからなのか、尋常ならぬ大量の中国人観光客が大型バスを連ねて忍野八海を見学していました。

実は忍野八海に来たのは二回目で40年ぶりのことでした。
前回は冬場で小雪が舞い散るという気象条件もあってか、見物に来ていたのは我々大学のサークル仲間4人だけでしたので、隔世の感がありました。









最後に群生するひまわり越しの富士山を見ようと、山中湖・花の都公園に行きましたが、こちらも富士山は隠れたままでした。









今回のドライブでは、至る所で大量に見かける中国人観光客にとにかく驚きました。

これだけ大量だと彼らが落とすお金も半端ではないだろうし、元手かからぬ観光地としては、彼ら中国人観光客を大歓迎するのも当然のことでしょう。

しかしながら、中国・韓国というかなり特殊な国柄の観光客を当て込むのは実にリスクが大きいことが、昨今の日韓関係の冷え込みにより露わになりました。
新聞報道によれば、韓国人観光客の激減により、地方では経済的な打撃を受けているところが少なくないとのことです。

また、1〜2年ほど前、「THAAD(高高度防衛ミサイル)」の韓国配備に対し中国が韓国に対し報復しました。
その一環として、中国人の韓国への観光を禁止しました。
大量の中国人観光客に依存していたソウル明洞などの商店街は大打撃を受けたそうです。

欧州の中央に位置し、周辺は同じような国柄(政治意識、所得水準)に囲まれた上、ヨーロッパからだけではなく、世界中から観光客を集客しているようなフランスのパリやイタリアのローマ、フィレンツェなどは「観光」を産業の一つの中心として振興しようというのは良く理解できますが、中国・韓国というかなり特殊な国柄の観光客を当て込んで観光産業を振興・発展させようという日本政府にはかなり疑問を感じます。

「中国人の爆買い」「インバウンド消費の取り込み」などと東京商工会議所なども中小企業を煽っていますが、当事者は冷静にリスクとリターンを考えた方が良さそうです。

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