新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

夏ドラマ雑感 文句のつけようのない今期のナンバーワン 日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」

2021年09月18日 11時54分58秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲文句のつけようのない今期のナンバーワン 日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」

夏ドラマが次々と最終回を迎えているので、視聴していた夏ドラマの雑感です。

今期私が視聴していた夏ドラマで、文句のつけようのない圧倒的ナンバーワンは日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」でした。

一話完結の単純明快なストーリー、緊迫感溢れる演出、昭和のオヤジをキュンとさせるシーンを必ずはさみこんだ上に、最後の決め台詞「軽症者X名、重傷者X名、死者は………0です」も心地よく響く、実に良くできたドラマでした。

主演の鈴木亮平をはじめ、賀来賢人、中条あやみ、要潤、石田ゆり子など、主要なキャスティングも良かったです。

ただ、仲里依紗はもう少し重めの役でも良かったように思いました。

また、桂文珍はご本人の人柄が良すぎるのか、あるいは演技が下手くそなのか、悪人にまるで見えず、敵役には全く不向きに見えました。

今回一番の儲け役は賀来賢人でした。厚生ムラの嫌なやつと見せかけておいて、実は鈴木亮平を凌ぐくらいの熱い思いを秘めた、優秀で実はとてもピュアな外科医を見事に演じました。

朝ドラ「花子とアン」の兄やん・憲兵役を彷彿させましたが、断然今回の方が良かったです。

私が密かに3ケントと名付けているのが、山﨑 賢人、賀来賢人、中島健人の3人なのですが、今作の好演で3ケントのトップを走る山﨑 賢人に肉薄するかも、というくらいの好演でした。

また佐藤栞里も良かったです。
それまでと一変した第9話、とてもショッキングでインパクトがあり、それまでの佐藤栞里の好演があったればこそ、最終話の鈴木亮平の復活につながりました。

第2シーズンを超強力に期待しています。

春ドラマの雑感で書いた記憶があるのですが、駄作を出さない日曜劇場は本当にすごいですね。
当然ですが、秋ドラマにも期待せずにはいられません。

ところで、日曜劇場「TOKYO MER」のHPのキャスティングを見て気づいたのですが、役名が全て東京の地名です。

脚本家の思い入れのある地名なのでしょうか、それとも、東京の地図を見て適当に決めたのでしょうか?
少しだけ気になりました。

喜多見、弦巻、深沢は世田谷区、音羽は文京区、千住と椿は足立区、冬木は江東区、徳丸、赤塚は板橋区、月島は中央区、蔵前は台東区、天沼、久我山は杉並区、駒場は目黒区、白金、高輪は港区です。


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