魚の煮つけ

　この前に勢いで買ってしまった柳カレーの煮つけ・・こういう茶色い料理は同居の娘は食べないので、結局夫婦で二日間に渡って食べることになる。







　この話にはおまけが有って、冷蔵庫に入っていたタラは前日に煮付けとなっていたので今日で三日目となった。

　今から十年以上も前に先日来てくれた知人のグループが冬に訪れたことが有る・・寺泊野積のホテルに宿泊したのだが、タラが食べたいとの事だったので事前にホテルお願いして夕食に出してもらった覚えがある。

　海の無い埼玉に産まれたのに魚好きでめっきり詳しくて、魚に疎い我が身は何時も呆れられている。
　実はブリの切り身も一緒に買ったので今週はフィッシュウィークだ。
　
　早春の「とう菜」のお浸しや煮菜が好物なので、早く菜っ葉が採れないかと心待ちにしている。

陽気に誘われて春の予感かな?

　日本海の波しぶきを被ったので車を洗車して、はてどうしようかと思ったが、このまま帰るのは勿体ない位の陽気だったのでふきのとう探しに出かけた。

　場所は毎年見つけている北国街道沿いの湧水の水くみ場・・落ち葉を掃除していたお母さんに声を掛けると一緒に探してくれた。

　見つけた！・・草や落ち葉の下に隠れていて、よく探せばもっと有るんだろうがようやく一個。







　お母さんの好意で自宅敷地も捜索するとまだ少し小さいが幾つか見つかった。
　ゴルフ場が近いので真新しいゴルフボールも落ちていた。







　タンポポが咲いていたりで春の予感を感じさせられた。（本来は一年で一番寒い時期）
　山野草に詳しいらしく色々説明してくれるのだが、昔から覚えられないのは今も変わらない。

　ひょんなことから巻高の先輩と分かり（二松學舍の皆川さんの話がでたので同学年？）、外でお茶を頂いて来た。
　自宅前の山には太い孟宗竹がいっぱい・・手入れが出来なくて困るなんて言っていたが、タケノコがいっぱい出るんだろうと良からぬ思いを持ってしまった。

　尚、側の湧水（〇〇の清水）だが飲むんだったら煮沸してと言っていた・・ポットのお湯は水道水だそうだ。
　

良寛様

　　　　　　　　　　



　途中に良寛像が有ったので立ち寄り・・この時は雨だか海の波しぶきでひどくてここで断念。
　近くに獄門跡が有るらしかったが、もちろんパス。

　良寛さんはこの地の庄屋の跡取りに生まれたが、家業に嫌気がさして出家したとか・・同行のTさん説では罪人の獄門に立ち会うのが嫌で出家したのだとか。

　晩年は国上の五合庵に住みながら岩室辺りまで托鉢に回ったと伝わっている・・お酒が好きで高島屋辺りでお酒をごちになっていたらしい。
　
　岩室と石瀬地区の境界付近に良寛さんの句に良く詠まれる「田中の松」の句碑が二か所に建っている・・どちらかがインチキ？なんだろうが歴史なんてこうやって歪められていく。

　岩室の住民は岩室側、石瀬は石瀬側を主張する・・実際に双方が言い争う場面に遭遇したことがあるけど”あ～あ、くだらない”と思ってしまった。

　＊結論
　田んぼの中（畦道）に有る松は全て田中の松でいいじゃないか！・・どっちも正解と思う。

　いわむろの田中の松をけさみれば・・・
　いしぜなる田中にたてるひとつ松・・・

お代官様

　「そんな小春日和の穏やかな日」と書きたいのだが、小春日和とは晩秋の気候で寒さに向かう暖かさを言うんだそうで、早春の気候としておこう。

　新潟って県外の客を案内するところに悩んでしまう・・何でもかんでも壊して新しくしてしまう、だから新しい潟（沼地）なんだなんて勝手な説を唱えた人がいた。

　となればここしかないだろうと弥彦神社で参拝し、寺泊の魚市場に寄り、時間が有ったので出雲崎の「天領の里」へ廻った。
　寺泊の〇〇魚類だが、関東へも出店し、知人曰く「近くにも有るよ」だって・・

　天領の里には客は我々だけで受け付けの人も暇そうだ・・

　出雲崎は江戸時代にここから佐渡の金を江戸まで運んだ場所で天領となっていた・・天領は周りの（大名）藩領に比べて農民迄気位が高かったと言われている。
　そのせいかどうか知らないが、この周りは合併して長岡市（長岡藩）になっているけど、ここは小さいながらも町を維持している。

　合併しなかった理由は別に有るんだろうが、楽しい話としては天領だったプライドが許さなかったからでは・・とした。

　笑い話を一つ

　寺泊で竹さんから声を掛けられて「柳カレー」を一緒に買った・・自宅に帰って冷蔵庫を開ければ「タラの切り身」が入っていてだぶってしまった。
　今日料理してもらうのだが、暫く魚の煮つけが続きそうだ。
　
　

ホテルロビーに飾られた雛人形

　県外から知人を招いて竹さんと岩室のホテルで新年会をして来た。
　雪景色が見たくてわざわざ来たのに、まるで早春の様な穏やかな天候で本人はガッカリだ。

　ホテルのロビーには地元のボランティアが飾った雛人形が並んで鮮やかだ。







　ホテルの部屋から山側を撮影・・テレビを見ていたら突然映らなくなり、暫くするとまた映ったりする。
　この写真を良く見ると普通の家の屋根には有るテレビアンテナが見えない。

　弥彦山に建っているテレビ塔がこの位置からは多宝山の陰に隠れて見えないのだ・・もしかすると（きっと）離れた所に共同アンテナが有ってそこからケーブルを引いているのではと思った。

　風が強かったが、アンテナが揺れたのかどうだか分からないが・・はて？
　BSアンテナは吹雪でアンテナが覆われるとエラー表示が出て映らなくなる・・例年これからの時期にはよくある現象だ。