おもちつき

こんばんわサマサマシェフです。

今日は息子の学童保育園で

餅つき大会がありました。

不祥、私もランチの前の短い時間でしたが

参加をいたしました。

餅つきなんて、もう幼稚園以来でしょうか・・

朝のひんやりした空気の中、

もくもくと漂うもち米を蒸す湯気。

何とも言えない甘いかおり。

もう私の気分も最高潮。心の中では

”オレにつかせてくれぇっ！！”

なのですが、一応大人なので

いやぁ、私なんてトテモ・・トテモ・・

なんて遠慮していたりしてました。

さて、コックコートまで着て参上した私。

杵を持って、気合の餅つき開始。

って・・重いっ

あれっ、

はじめは、突く前にグニュグニュと

もち米を潰していくのですが、その段階で

すでに杵が重いっ

杵を振りかぶってペッタンとつく前に、

体力の８０％位を費やしてしまった感じ。

いわゆる、ヘロヘロって感じ。

そこで、餅をこねるオバチャンが一言。

”さぁ、そろそろ　ついて　いいよ”

・・・・・・・・・・・はい。

もう、私に残されているのは気力だけ。

コックコートまで着込み、

サマサマワルンを背負って参加した以上

泣きは見せられません。

”顔で笑って、心でやせがまん”

サービス業の基本です。

↑　顔＝笑い　心＝笑い

↑顔＝笑い　心＝泣き

・・・・・・・・・・・・・・・・

なんとか気合で杵を振りかぶる私。

リズミカルに餅をひっくり返すオバチャン。

ついて行くのがやっと・・

しかし笑顔を崩さない・・プロとしての私の意地。

そんな限界スレスレな私に

”・・昔はこうやってひとつひとつ

　みんなでお餅を作っていたんだよ・・”

あぁ・・しみじみと、あたたかいお話を

　　　　　　　してくれるおばちゃん・・

ありがとう・・オバチャン

限界を通り越えてできた真っ白なお餅。

あとから食べましたが、とてもおいしかった。

子供たちもたくさん食べてくれたんだねぇ・・

そのお餅には、

俺の限界を超えた力が詰まっているんだよ・・

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

忘れられない一日になりました。

来年もお餅をつきにいこう。

皆様、お疲れ様でした。