酒の器 九谷 2017年10月22日 16時21分40秒 | 九谷 今日は酒の器から九谷の赤絵です。最初は煎茶碗で作られた離れだと思います。九谷の赤絵らしい細密な図柄で、よくまあ小さな窓の中に描いたものだと思います。底の銘が九谷松雲となっていますので、明治の輸出全盛時代の九谷焼きの松雲堂かもしれません。赤絵金彩でもこれだけ丁寧に描いてあると絵師の技術の高さを感じるものです。日本酒の盃としても良いサイズです。