使用済み燃料の処分

2012年12月18日 | 防災と琵琶湖

 







政権が交代したことで、過剰な期待感が一人歩きするだ
けは止めたい。原発稼働というハードルの安全というこ
とに使用済み核燃料の終末処理方法とその機構の論議の
方向性がないままひたすらごり押しし再会するのことだ
けは避けなければならない。その理由を再度列記する。

1.百万キロワット級の原発稼働でおよそ広島級原子爆
 弾千発分の核廃棄物が発生する。
2.高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)の処分方法
 のデータが揃っていない。※1
3.使用済み核燃料の放射能は、使用前に比べ1億倍も
 強くなり、先のガラス固化体の表面線量は約1,500Sv/h、
 わずか20秒弱浴びるだけで100%死に至る。ちなみに東
 海村JCO臨界事故で被爆で、83日間苦しみ抜いて亡くな
 った作業員が浴びた放射線量は 6~10Sv、普通の人が
 浴びて急性障害を起こす値は 0.25Sv。
 

※1
スチール容器の信頼性や、脆性破壊も粒界腐食やガラス
の結晶化による脆化確認方法や実データがない(→製造
直後のガラス固化体表面温度は200℃以上、中心部は更に
高く 300~400℃と推定され。10万年以上も安全に保管で
きないといわれている。尚、既に累積で4万本もがたまっ
ている)。



【エピソード】

早や大晦近く。忙しさに紛れ、念頭式の準備もまだ。
明日は、谷口さん宅に立ち寄り打診する予定。

 

【脚注及びリンク】
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1.高レベル放射性廃棄物処分の危険性と問題点、環
 境と原子力の話
2.高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)とはどん
 なものなのでしょうか
、放射性廃棄物のホームペー
 ジ
3.Radioactive Waste Management、WNA
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