山口県周防大島町で3日間行方不明だった2歳の理稀(よしき)ちゃんが見つかった件。前日熊本から来られたボランティアの尾畠春夫さんという78歳の男性が捜索開始後、数十分で見つけたというのですから、これは、すご~いのひと言に尽きます。
山口県警察やら消防関係やらの何百人の捜索隊は、一体どこを探していたの?と言いたいところですが、それは言いません。この方たちも必死で捜索をしてくださっていたのですからね。
でも、やはり、ネットなどを見たら、
「みんな、どこ探しててん!」
と思っている人は多いようです。
しかも今回、尾畠さんが2歳児を抱いて姿を現した時、警察が子供を受取ろうとしたら「自分が直接お母さんに渡します」と、尾畠さんに断られたそうですね。
警察のマスコミへの最初の発表は「理稀ちゃんが一般の人といるところを警察が発見した」というものだったそうです。なにか警察が発見したようにも取れる発表をしたのも、ちょっとおかしいですかね。
それにしても、
この子を発見した78歳のおじいちゃん。すごいですね~。富田林の逃走犯もこの人に探してもらったらいいんじゃないですか、というようなことまで言いたくなりますが。
文字通り「スーパーボランティア」ですね。ホント、見るからに元気のかたまりです。78歳だけど、毎朝8キロ走っているそうです。さらに、65歳の時は歩いて日本を縦断をしたという。すんご~い。
亡くなった「紀州のドンファン」も同じような年齢だったし、あの「男・山根明」も78歳。紀州のドンファンはお金で、山根明は権力で、思うように人を動かしてきたみたいですが、そんな大金も権力も持たない尾畠さんですが、やることは立派ですね。これぞ高齢者のお手本!
尾畠さんのような人がいるということだけでも、僕らは何だか勇気づけられます。今は金と権力が渦巻くニュースばかりの時に、こういう人がクローズアップされるのは、とても新鮮ですものね。
僕も来年には70歳になる身ですが、78歳まで元気に生きて、尾畠さんのように体を鍛えて、いろんなことができたらいいなぁと思います。
さて、話は変わりますが、「半分青い」の昨日の放送で、中村雅俊演じるスズメのおじいちゃん・仙吉さんが亡くなりましたね。スズメの娘を膝にのせたまま、静かに息を引き取って行きました。
なんという美しい死に方でしょう。理想の死に方ですよね。
僕はこういうのにあこがれます。
ま、誰もがそう思われているでしょうけどね~。
僕としては、これからどういう老い方をして、どういう死に方をしていくのか、ということが、自分にとっての最大の関心事です。
尾畠さんみたいにボランティアのような立派なことはできないけれど、あの強い体力と精神力があればなぁ、ということで見習っていきたいです。
尾畠さんのように元気に生きて、
最後は仙吉のさんのように、眠るように死にたい。
ボランティアの尾畠さんと「半分、青い。」の仙吉さんの2つの人生を見て、そんなことを思いました。
では、きょうはこれで。
タイトルが長いわりには、本文は短かったですけど…
(そ~ゆ~問題じゃない?)