私達は、今回の奈良の旅のメインの目的地の橿原神宮に向かいました。
この時期の平日だからか、人影はあまりありませんね。
12月だからなのか、今年の干支の牛の絵馬は迫力ありました。
拝殿の絵馬の上にぽっかりと気になる雲が見えたので、振り子で聞いてみると神武の神でした。
持って来たお酒は、どこに持って行ったらいいか聞いてみると、「池に」と言われ、
渡って左手の方に歩いて行くと、先に歩いていたIさんが、
と、言った場所にだけ、石で出来たベンチがありました。
Iさんが石のベンチにお酒とイチゴを供えていました。
赤い木と、池に落とした赤いイチゴです。
私とSさんは、車で静岡から奈良まで向かったのですが、Sさんが
今日は、ゾロ目のナンバーの車ばかり見るので、やっぱりM子さんと行くからやな~
。全部のゾロ目見たからな~
と、言っていて私もいつもはあまり気にしていないのですが、走っている車のナンバーを見ていると前に走っているトラックが「1111」だったりして笑っていました。
高速道路を夜中に走ることは、今まで生きてきて、そんなにないことなのですが、トラックが本当に沢山走っているのだと、改めて思いました。
私達が、普通に暮らしていられるのは、物流を動かしてくれている人達のお陰様なのだと思いますね。
朝、奈良駅で合流してからは、Iさんがずっと運転してくれていました。
Sさんは、後ろのシートで、私とIさんの会話を聞いて、笑っていました。
ホンマ、おもろいわ~
やっぱり、Iさんは運転が上手やね~
パソコン見ながら、よう運転出来るなぁと、感心するわ~
そうでしょ?
ねーさんは、俺の、ありがたみがわかってないんだよ。
そんなことないよ。
いつも、ありがたいと思ってるよー
と、いう他愛のない話をしながら、あっという間に橿原神宮に着きました。
本当に清々しい天気で、紅葉がキレイですね。
この時期の平日だからか、人影はあまりありませんね。
12月だからなのか、今年の干支の牛の絵馬は迫力ありました。
拝殿の絵馬の上にぽっかりと気になる雲が見えたので、振り子で聞いてみると神武の神でした。
持って来たお酒は、どこに持って行ったらいいか聞いてみると、「池に」と言われ、
Iさんにも伝わっていたようです。
私達は、池と言われた「深田池」の方に歩いて行きました。
推古天皇の頃(554年~628年)に作られた、ため池のようですが、野鳥が沢山いてなんともゆったりとした時間を感じました。
右手に赤い鳥居が見えたので、ここでまず挨拶してからですね。
長山稲荷神社だそうです。
深田池の橋を渡って、向こう岸に行きました。
渡って左手の方に歩いて行くと、先に歩いていたIさんが、
あ、ここだけ赤い木がある!
と、言った場所にだけ、石で出来たベンチがありました。
向こう岸を見ると、橿原神宮の拝殿に向かう門になっていたので、大事な場所だったのでしょうね。
Iさんが石のベンチにお酒とイチゴを供えていました。
しばらくここにいると、Sさんが何かを受け取る仕草をして、Iさんに渡していました。
赤い木と、池に落とした赤いイチゴです。
私達は、深田池をぐるっと回り、次の目的地の龍田大社に向かいました。
続きます。