ともちゃんの のんびり登山教室

分県登山ガイド「大阪府の山」(山と渓谷社)著者の岡田知子が
ご案内する登山教室。
のんびり、ゆるゆると山に登ります。

2025年1月18日(土) 金剛山ツツジオ谷ルートで氷瀑を見た!

2025-01-20 15:35:40 | 遊山の会(旧 週末日帰り登山教室)
この日の朝は放射冷却でキンキンに冷えて、絶好の氷瀑日和!

南海・近鉄河内長野駅に集合し、南海バスで金剛山登山口まで。去年まで富田林駅から金剛バスも走っていましたが、
運転手不足のため廃業。今は、大阪側から金剛山に登ろうとすると、南海バスかマイカーしか手段がなくなりました。
きっとバスもぎゅうぎゅうの満員なんやろなーと覚悟していたのですが、意外と空いていたのでラッキーでした。






しばらく登山道を進むと、雪が見えてきました。期待が高まります。






「おにぎり岩」などという名所(?)もできてました。






足下は土のように見えて、実はカチカチに凍って、おっかなびっくり歩きます。この調子では前に進まないので、
アイゼンを装着しました。






滝、凍ってたー!!








アップで見ると、こんな感じ。






写真を撮る人たちでごった返してました。スキをついて記念写真!






ひたすら登り続け、橋に出て、山頂広場に到着。























山頂広場はミニミニさっぽろ雪まつり会場となっていました。






山頂カメラに映り込んでみました。






それにしてもすごい人混み!






青空がきれいでした。






ここでも写真の順番待ち。






古いスギがいい感じ出してます。






ブナ林もきれいです。






細尾谷を下山しました。川の中を歩いたり、横の道に入ったり、ややこしいルートです。柴犬がスタスタと
歩いて行きました。キミは四駆でアイゼン着きだからいいね。






途中で氷がなくなったのでアイゼンを外したけど、また凍り付いた道が出てきたから再び履きました。
舗装道も凍っていたので、アイゼンを履いたままロープウェイバス停まで。アイゼン無しの登山者が派手に
何度も転んでいたので、着けててよかったかも。

天気は良かったし、氷瀑はあったし、本日は言うことなしのコンディションでした。

















2025年1月15日(水) 嶽山登山(?!)の後、瀧谷不動尊へ。

2025-01-19 22:39:58 | らくらく山歩の会
富田林市の嶽山には果樹園が数カ所あり、春から秋にかけてミカン狩りや芋掘り、栗拾いが楽しめます。
あいにく冬期は閉園しているのですが・・・。








近鉄汐ノ宮駅を出発。願昭寺に着きました。立派な門や、五重塔があります。






外国人観光客が喜びそうな鳥居群をくぐって階段を上ると・・・。






緋袍(あけごろも)大明神があります。ここからは富田林の市街がよく見えます。






登山道に入り、道ばたにフユイチゴを見つけましたが、まだ食べられる状態までに成長しておらず、残念!






オレンヂ園の前を通ります。ミカンがなっているのに、ミカン狩りができないなんて。






舗装道に出てすぐ、やまびこ園に着きます。ここも閉園中。しかし駐車場の奥に「ハルカス見えます!!」の
表示を見つけ、そばに寄ってみました。






先客がいました(笑)






ハルカスが見えました!






亀の井ホテル富田林に到着。寒いので、早々にお邪魔しました。






カフェコーナーでケーキセットを注文し、まったりとティータイム。快適すぎて、お尻に根っこが生えそう。






亀の井ホテル富田林には温泉があります。平日は600円で入浴できるとのこと。入りたかったなー。






泉源の前を抜けて、テニスコートの左側の踏み跡を進むと、嶽山の最高点です。楠木正成が築いた城の跡
だそうです。






コテージ群を抜けたところにある広場に、嶽山278mピークがあるらしく、展望も抜群らしいけれど、
立ち入り禁止になっていました。トホホ。






車道脇で見つけたイヌビワの実。雌木の実は食べられるらしい。これは雄木かなあ。







小田切記念館 メープルの前を通過。初芝富田林中学校初代校長、小田切岩男先生の記念館だそうです。






初芝富田林中学・高校。こんな山の上に学校があったら、休講の時に外に遊びに行けないね。






瀧谷不動尊に到着。ここにも塔がありました。








滝行場のある一願不動尊に行くと、小さなどじょうが入った容器が並んでいました。
そばの川に放ってお願いすれば、どじょうが眼病の身代わりになってくれるという言い伝えがあるそうです。






階段を上ると、西国三十三所堂があります。弓なりの建築が魅力的。






ここからの眺めも良好です。






歩道のない道を車に注意しながら歩き、滝谷不動駅に着きました。ほとんど汗をかかない1日でした。











2024年12月18日(水) 五月山、池田城跡で遅い紅葉を楽しむ!

2024-12-19 20:33:49 | らくらく山歩の会
本日の山行は、ご参加が3名様だったので、ともちゃん1人でガイドさせていただきました。
Mr.Dashは留守番しながら、来期のパンフレットの作成にいそしみます。






阪急池田駅に集合し、バスで五月台まで。皆様のお越しが早かったので、1本早いバスに乗れました。
バス停から簡易舗装の道を上ります。枯れ葉が積もって歩きにくくなっていました。






毎年8月24日に催される「がんがら火祭り」の夜に火が灯される「大」の字の火床に来ました。
抜群の展望です。







市民の森に、たくさんの黒い実が落ちていました。枝についたままの実も。クスノキの実でした。







五月山の最高点(315.26m)に日の丸展望台があります。展望台からの眺めは、周辺の木が大きく
なりすぎて、火床からの眺望には及びませんでした。残念。








直下の公園にある遊具で、「小さいスタンスしかない坂での足の置き方」を練習しました(笑)







まぶしいほど黄葉している大木がありました。








3つに分かれた葉。







イガイガした実。タイワンフウです。








自然とのふれあいコースには、吊り橋があります。








このコースの黄葉もきれいでした。








途中、愛宕神社に立ち寄っておやつタイム。がんがら火祭りではたいまつが市内を
練り歩くのですが、この神社が出発点だそうです。








あまり見かけない紋章です。真ん中のクリみたいな形のものは「水玉(水器)」だそうです。







これが祭りで使われるたいまつなのかな?







五月山動物園に下山する予定でしたが、改装中で閉園しているので、麓の植物園に向かって
五月台コースを下りました。アオギリの大きな葉を見つけました。「顔が隠れるくらい大きい!」











五月山児童文化センターにある長ーい滑り台でショートカット!








植物園に続く道路沿いのカエデの鮮やかな紅葉を眺めながら、東屋で昼食。風も穏やかで、
ゆったりと紅葉狩り気分を味わえました。植物園は入館無料。温室で様々な植物を見ることが
できました。








すぐ近くにジョウビタキが飛んできてくれました。








室内プールもある、立派な五月山体育館の横を通り、木橋を渡って、池田城跡公園へ。








小さな公園ですが、庭木がよく手入れされていて、売店や茶室もあります。
櫓風展望休憩舎からは、阪神高速道路池田の新猪名川大橋、通称「ビッグハープ」が見えます。








五月山を見ると、右上の方に火床が見えました。あそこから見下ろしていたんですねー。








公園の池には巨大な鯉が。周りの普通サイズの鯉と比べると、大きさがよく分かります。
鯉のあらいにすると何人前?









有名な日本酒「呉春」の酒蔵。見学や直売などはやっていないようです。







動物園のウォンバットが見られなかったので、代わりに商店街のあちこちにいる置物ウォンバット
をナデナデしておきました。




2025年5月31日(金) 屋久島観光の後、帰阪・・・?

2024-06-02 21:35:22 | その他
屋久島滞在最終日は、ゆっくり朝食をとって、周辺の観光をしてから帰ります。






まずは千尋(せんぴろ)の滝へ。前日の雨の影響で、けっこうな水量になっています。






滝への遊歩道沿いに咲いていたヤクシマアジサイ。







次に訪れたのが、猿川ガジュマル園。背丈ほどあるシダが茂る未舗装の道を歩いた先に、
ガジュマルの群落があります。入園料不要。








迫力満点!






お土産を買いに寄ったのが、ぽんたん館。地元の農産物をはじめ、土産物が置いてあります。





よもぎ団子をサルトリイバラの葉で包んだ「かからん団子」という和菓子がありました。
サルトリイバラの葉で包んだ餅は各地にあり、例えば湖北では「がらたて」と呼びます。
サルトリイバラの葉の呼び名は全国に30種類以上あるとか。






パッションフルーツ。めっちゃいい香りがします。






バナナも育ちます。黄色くならない種類もあるそうで、このバナナは皮が青くても甘く熟れてました。






ぽんたん館の向かいに、トローキの滝への遊歩道入り口があります。滝が海へ直接注いでいます。






サワガニがいっぱいいました。関西で見かけるサワガニよりも大きく、赤くて、脚に毛が生えています。






民宿cocoichiのご主人オススメのお店、やくしま果鈴(かりん)へ。








屋久島産の野菜や果物を使ったスムージーとフィナンシェが人気です。






ケークサレ(甘くないケーキ)と、パッションフルーツのスムージーをいただきました。






大川(おおこ)の滝。ここの水量も多かった!






昼食は「かたぎりさん」で。






「とびうおひつまぶし」をいただきました。屋久島産トビウオを甘辛く煮たものが
ごはんにのせてあり、まずはそのまま、次に薬味を加えて、最後にあごだしをかけて
いただきます。おいしゅうございました。

15:30に空港でレンタカーを返す予定でしたが、荷物の整理もしたいので、ちょっと
早めの14:00に空港に戻りました。そこで窓口の看板を見て驚愕!






我々を乗せて飛ぶはずの16:00の飛行機が、悪天候で欠航。なんですと~?!




急いで次の便の予約を取りましたが、これも飛ぶかどうか分からないとのこと。
欠航の場合は屋久島にもう一泊しなければならず、7人分の宿を探さなければ
なりません。レンタカーは返してしまったので、アシの確保も必要です。
バスで行ける場所ならいいんですが・・・。タクシーがつかまるかどうかも
分からないし・・・。
無事に飛んだとしても、この時間だと鹿児島空港から伊丹空港までの飛行機も
新幹線もない。ということは、鹿児島で宿泊しなければなりません。
屋久島と鹿児島の両方で宿泊予約をすると、必ずどちらかをキャンセルしなければ
ならず、当日キャンセルは100%支払いになってしまいます。夕食のレストランも
探して予約しないといけないし、と、なおちゃんガイドと私は相談しながらスマホで
検索しまくりました。

屋久島にはネットに載っていない宿も多いということで、空港の隣にある観光案内所で
宿を紹介してもらい、「万が一飛行機が欠航なら止めて。飛んだらキャンセル料なしで
キャンセルさせて」と交渉して、とりあえず島内の宿を確保。その場合のレストランは
後で探すとして、次に、鹿児島に行けた場合のビジネスホテルを、同じような条件で
予約しました。鹿児島から伊丹への飛行機の予約時間が早朝なので、なるべく空港から
近い場所ということで決めたのですが、かなり古いホテルなので嫌な予感が・・・。






結局、18:30発の便は飛ぶことになりました。

鹿児島空港から徒歩15分ほどの古いビジネスホテル「いり舟」にはエレベーターが無く、
4階の部屋までスーツケースを提げてえっちらおっちら上りました。夕食はホテルから
歩いて15分くらいの居酒屋「酔花」へ。熱々のさつま揚げや新鮮なお刺身、豚の顎肉焼き
など、鹿児島らしくておいしい料理をたくさん平らげました。もちろん、おいしい芋焼酎も!

いろいろ大変でしたが、思い出深い遠征となりました。







2024年5月30日(木) 宮之浦岳

2024-06-02 17:48:32 | その他
早朝4時に民宿nicoichiを出発。朝食はお弁当を用意していただきました。
淀川登山口に駐車スペースがあるか心配でしたが、1台分だけ空いてました。






歩き出すといきなり巨木の連続。






淀川小屋。






小屋のそばの川がきれいです。






ヤクシマタツナミソウ?ふだん目にするタツナミソウよりずっと小さくてかわいらしいです。






ドーモくんみたいなコケ。














ヒカゲツツジ(?)が満開でした。これも、ふだん見かけるヒカゲツツジと違って、白や薄ピンクの
花を付けていました。






小花之江河。コケの黄緑色が鮮やか。






花之江河。






ハイノキ。






ルート上には、ロープを設置した岩場もあります。






投石平。山肌を飾るシャクナゲを見渡すことができます。今年は「10年に一度のシャクナゲの当たり年」と
言われています。






シャクナゲの花は、咲き始めは鮮やかなピンクで、時間を経るにつれて真っ白になっていきます。






湿った岩には食虫植物のモウセンゴケが生えていました。







げんこつ岩(ローソク岩)が見えます。近くには携帯トイレブースがあります。






ギャー、キーという声がする方を見ると、大きな岩の上にサルがいました。






朝5:30に歩き始めて、12時過ぎにようやく宮之浦岳山頂に到着しました。長かったー!






今回の旅には、ゆうちゃんも連れて行きましたよ。







同じ道を、同じくらいの時間をかけて戻る途中、ヤマボウシの花を見つけました。






疲れた身体を尾之間温泉で癒やしてから、遅い夕食をとり、泥のように眠りました。
明日はゆっくり起きて観光してから、屋久島を離れます。