ともちゃんの のんびり登山教室

分県登山ガイド「大阪府の山」(山と渓谷社)著者の岡田知子が
ご案内する登山教室。
のんびり、ゆるゆると山に登ります。

2014年10月25日 槇尾山---スリリングな岩場、西国三十三ヵ所の寺、古の参道 

2014-10-26 21:41:21 | 遊山の会(旧 週末日帰り登山教室)
和泉中央駅に集合。ここから南海バスで槇尾中学校前まで乗り、そこからオレンジバスというコミュニティバスに
乗り換えて槇尾山バス停に行くという方法もあるけど、オレンジバスは11人乗り。もし我々8人以外に3人以上の
乗客がいたら、積み残しはどうなる???という不安から、タクシーを使うことにしました。おかげでバスよりも
早く登山口に着くことができ、これが後々に影響してくることに。








満願寺の滝を見ていくつもりが、門が閉まっていました。残念。

観光バスの駐車場に登山口があります。いつものように準備体操をしてから出発。







薄暗い植林の山道を上ると、昔は何か建物があったのかというような、平らな広場のようなところがあります。
そこから仏岩にちょっと寄り道。展望台のように岩がせり出していて、スリル満点。







すぐそばのクライミングゲレンデが見えます。今日も登っている人がいました。






広場に戻り、山道を登ってすぐにお堂があります。讃岐向不動尊とあります。ここから香川県が見えたの?






片側が切れ落ちた箇所もあって、歩くには注意が必要。でもこれまで十分に経験を積んてきた皆さんは、
躊躇なく適切な足場を選んで歩きます。さすが!






稜線を「ガーッ」と登って、ひいひい言いながらも蔵岩に出ました。360度丸見えの、気持のいい場所です。






すごいところにいるような写真を撮ってもらいました。実際、すごいところなんだけどね。







さらに「ガーッ!」と登って、槇尾山最高点へ。ここで早めのランチとしました。









直下にある施福寺に、寺の建造物の隣を抜けて出る道はどこもこんなふう↑にふさがれているので・・・。







やむなく、無理やりつけられた道(?)から下りました。仏に仕えるお寺なのに、意地悪なことするなあ。







施福寺の本堂。境内にはエコトイレがあります。







岩湧山がくっきりと見えます。去年はこの山でササユリをたくさん見ましたねー。







槇尾山はダイヤモンドトレールの起点でもあります。







滝畑ダムバス停に向かって下山。古い参道となります。趣のある石垣や丁石をかねた石仏があちこちにあります。







追分に到着。ボーイスカウトがつけた道標の「ポテ峠」に笑ってしまいました。「それなら、番屋峠はパン屋峠、
ボ^イスカウトはポーイスカウトになるね。」と、さらに大笑い。







滝畑ダムからのバスはなぜか、14:12の便を逃すと16:13までないのです。何もないバス停で2時間も
待つのはつらいので、なんとか間に合うよう下りたいもの。でも慌てず安全に下山しなければなりません。
さて、どうなるか???

ポテ峠、ではなく、ボテ峠に着いたのは13:30。地図のコースタイムではここから滝畑ダムバス停まで
30分。おお、何とか間に合いそう!






民家の間の階段に出ます。逆コースだと、案内板がなければ絶対わからない登山口。







トイレに寄らず、吊り橋を渡れば近道です。バスには間に合いましたが、すでに満員で座れませんでした。
ともちゃんが先週下見に来た時は、日曜日だったにもかかわらず、4人しか乗客がいなかったのに、
やはり紅葉がきれいになってきたからでしょうか。

ともあれ、和泉中央駅からタクシーを使ったこと、満願寺滝への門が閉まっていて寄り道できなかったこと、
涼しかったので誰もバテずにすいすい歩けたことなど、いろいろな要素がいいほうに作用して、バスに十分
間に合うように下山できました。4時台のバスだったら座れたかもしれませんけど。でも早く帰れたら、
落ち着いて日本シリーズが見られるしね。

槇尾山の山頂で行うつもりがすっかり忘れてしまったので、バスを降りてから、M原さんの皆勤賞の授与を
行いました。フルタイムでお仕事したり、モンゴルに出張したり、アメリカの娘さんファミリーを訪ねたり
しながら、よく休まず受講してくださいました。今期も休まず参加してくださいねー!



                  

今後の講座の予定です。


どの講座も、10月から半年単位でのお申し込みとなります。
(1講座5000円で、各講座ごとのお申し込みもできます。)


講習費 6回 30000円 (保険料、連絡費用、資料代金を含む)
    講師の都合で中止した場合は、1回分の講座料金5000円をお返しいたします。


受講をご希望の方は、左の「メッセージを送る」からお申し込みください。


[ 週末日帰り登山教室 ]

10月25日(土) 槇尾山(600m)・蔵岩の岩稜歩き開催済み

11月29日(土) 犬鳴山・高城山(649m)の表行場でスリルを味わう
(↑ 変更しました)

12月20日(土) 有馬三山から温泉街を見下ろす

1月24日(土)  綿向山(1110m)でブナの霧氷を見る

2月28日(土)  梅林を経て好展望の四石山(384.4m)へ

3月28日(土)  春の比叡山(848.3m)を訪ねる




[ 山歩の会(平日のんびり登山) ]

通常のコースタイムの1.5~2倍のペースで歩きます。



今期から受講料は週末日帰り登山教室と同額の5000円となった代わりに、
おひとり様でもお申し込みがあれば催行することとなりました。


10月9日(木)  須磨アルプスから海を眺める開催済み

11月13日(木) 三石山(739m)で紅葉狩り

12月11日(木) 生駒山(642m)のミステリースポットを探検

1月8日(木)   高代寺山(488.7m)で初詣

2月12日(木)  金剛山(1112.2m)で霧氷を見よう

3月12日(木)  中山連山(478.0m)と、梅の名所中山寺



[ くだらない(けど面白い)登山 ]

今期からの新講座です。

運動生理学によると、斜面を下るときは、平地を歩く時の4倍の衝撃が膝にかかるといわれています。
また、老化によって膝の軟骨が減少することは避けられないことです。

しかし、運動しないでいると、膝の周囲の筋肉が衰え、膝痛は悪化する一方です。
膝を痛めず、筋肉を鍛えるには???

「そうだ!下らなければいいんだ!」

こうして、自分の足で登り、ロープウェイやリフトを使って下るという「くだらない登山」を思いついたのでした。
下山時に膝が痛む方に、安心してご参加いただける登山教室です。


10月15日(水)  信貴山(437m)から登る生駒山(642.3m)と生駒ケーブル開催済み

11月19日(水)  秋の妙見山(660.1m)と妙見リフト・妙見ケーブル

12月17日(木)  晩秋の有馬三山と六甲有馬ロープウェイ

1月21日(水)   水車を見て登る生駒山(642.3m)、高安山(487.5m)と西信貴ケーブル

2月18日(水)   寒い季節は短めハイク 男山(鳩ヶ峰)(142.5m)と男山ケーブル

3月18日(水)   早春の大和葛城山(959.2m)と葛城山ロープウェイ







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2014年10月15日 初めての「くだらない登山教室」は・・・

2014-10-17 21:53:11 | くだらない登山教室
膝に問題を抱える人を対象とした、下山に公共交通機関を使う「くだらない(けど面白い)登山教室」が、
本日始まりました。記念すべき最初の受講者は、夏までU炭ガイドの登山教室にいらしたK岡さんお一人
だけでした。「ナンバーワンでオンリーワンですね」と笑ってごあいさつ。

K岡さん、もう10年以上も登山教室で山に登ってこられた大ベテランなのですが、最近急傾斜で息が上がる
ようになり、スピードについていくのがしんどくなってきたのでやめてしまったそうです。でも身体を
動かすことはやめたくないと、ともちゃんの教室に移ってこられたとか。なんだか受講生さんを奪った
みたいで申し訳なかったので、U炭先生には前もってお話ししておきました。「このごろ途中で下山する
ことが多かったので心配。気をつけてあげてくださいね」と言ってくださいました。




今日の予定では信貴山、高安山に登り、信貴山ケーブルで下山することになっています。まずは信貴山
朝護孫子寺へ。紅葉の名所ですが、まだまだカエデやイチョウは緑のまま。







おなじみの張り子のトラに出迎えられます。






日本最大の地蔵像。すごい迫力。






照れてなかなか写真を撮らせてくれない、シャイなK岡さん。







晴れているのに、遠方は白くかすんでいました。二上山、金剛山、葛城山の惑星直列(?)もこのとおり。






高安山の山頂でお昼ごはん。我々のほかには誰もおらず、静かなものです。





K岡さんの膝には何の問題もないので、歩いて下山することにしました。なんと、初めての「くだらない登山教室」
は、「くだらないことない登山教室」となってしまいました。(ややこしい。)おおみちルート沿いにはカエデが
多く、紅葉の頃には素晴らしいのですが、今はまだまだ緑が濃いままです。これはこれで美しいのですけど。





ケーブル信貴山口駅と近鉄信貴山口駅はホームが同じです。乗るはずだったケーブルカーを撮影。

U炭先生の教室と比べると、時間も短く、簡単すぎて、ベテランのK岡さんには物足りなかったと
思いますが、身体をいたわりつつ、のんびり続けていきましょう。少しずつでも受講者が増えていく
と、もっと楽しくなるでしょうね。



                  

今後の講座の予定です。


どの講座も、10月から半年単位でのお申し込みとなります。
(1講座5000円で、各講座ごとのお申し込みもできます。)


講習費 6回 30000円 (保険料、連絡費用、資料代金を含む)
    講師の都合で中止した場合は、1回分の講座料金5000円をお返しいたします。


受講をご希望の方は、左の「メッセージを送る」からお申し込みください。


[ 週末日帰り登山教室 ]

10月25日(土) 槇尾山(600m)・蔵岩の岩稜歩き

11月29日(土) 犬鳴山・高城山(649m)の表行場でスリルを味わう
(↑ 変更しました)

12月20日(土) 有馬三山から温泉街を見下ろす

1月24日(土)  綿向山(1110m)でブナの霧氷を見る

2月28日(土)  梅林を経て好展望の四石山(384.4m)へ

3月28日(土)  春の比叡山(848.3m)を訪ねる




[ 山歩の会(平日のんびり登山) ]

通常のコースタイムの1.5~2倍のペースで歩きます。



今期から受講料は週末日帰り登山教室と同額の5000円となった代わりに、
おひとり様でもお申し込みがあれば催行することとなりました。


10月9日(木)  須磨アルプスから海を眺める開催済み

11月13日(木) 三石山(739m)で紅葉狩り

12月11日(木) 生駒山(642m)のミステリースポットを探検

1月8日(木)   高代寺山(488.7m)で初詣

2月12日(木)  金剛山(1112.2m)で霧氷を見よう

3月12日(木)  中山連山(478.0m)と、梅の名所中山寺



[ くだらない(けど面白い)登山 ]

今期からの新講座です。

運動生理学によると、斜面を下るときは、平地を歩く時の4倍の衝撃が膝にかかるといわれています。
また、老化によって膝の軟骨が減少することは避けられないことです。

しかし、運動しないでいると、膝の周囲の筋肉が衰え、膝痛は悪化する一方です。
膝を痛めず、筋肉を鍛えるには???

「そうだ!下らなければいいんだ!」

こうして、自分の足で登り、ロープウェイやリフトを使って下るという「くだらない登山」を思いついたのでした。
下山時に膝が痛む方に、安心してご参加いただける登山教室です。


10月15日(水)  信貴山(437m)から登る生駒山(642.3m)と生駒ケーブル開催済み

11月19日(水)  秋の妙見山(660.1m)と妙見リフト・妙見ケーブル

12月17日(木)  晩秋の有馬三山と六甲有馬ロープウェイ

1月21日(水)   水車を見て登る生駒山(642.3m)、高安山(487.5m)と西信貴ケーブル

2月18日(水)   寒い季節は短めハイク 男山(鳩ヶ峰)(142.5m)と男山ケーブル

3月18日(水)   早春の大和葛城山(959.2m)と葛城山ロープウェイ



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2014年10月9日 須磨アルプスで7峰登頂!

2014-10-14 21:28:28 | のんびり山歩の会
集合場所の須磨浦公園は、源平合戦の一の谷の戦いがあった場所で、その戦いで討たれた平家の若武者
平敦盛の胴塚もあります。ロープウェーやカーレーターで上がれますが、元気な我々は階段を使います。







まずは一つ目の山頂、鉢伏山に到着。







続いて旗振山。名前の通り、ここから旗を振って米相場の動きを伝えていたそうです。







気持のいい稜線を歩いて、鉄拐山へ。スズメバチが偵察に来たので、ゆっくり休むこともできずに
立ち去りました。この時期、スズメバチは気が荒いので注意が必要です。







高倉山の展望所から海を眺めます。トンビが気持ち良さそうに飛んでました。近くの「おらが茶屋」の
テラスでお弁当タイム。ここで、4月期の皆勤賞をN川さんにお渡ししました。パチパチ(拍手)!







四つ目の山頂。高倉山。ここから長くて狭い石段を下りて、高倉団地に出ます。住宅街なので、
うるさくしないように通過します。このコースはお弁当を持たずに来ても、高倉団地のスーパー
マーケットやレストラン、お惣菜屋さんでお腹を満たすことができます。








長い下りの次は、長い上りの階段です。「先生。このクラスにこの山のレベルは合ってないのでは?」
というS水さん。「教室の説明に『通常のコースタイムの1.5~2倍かけて歩きます』とは書いてあるけど、
『通常より簡単なコースを歩きます』とは書いてませんよー。」と意地悪な答えをしました。「今日は
この階段の途中で一回休憩してるけど、週末の教室なら一気に上ってますよー。」







やっとのことで、五つ目の山頂、栂尾山に到着。







横尾山。ここから登山道が岩場っぽくなってきます。







鎖なんかもついてたり。







ジャジャーン!本日のハイライト、このコースの見どころ、須磨アルプスです。「アルプス」と呼ばれる
理由が分かりますよね?写真は「馬の背」と呼ばれる場所です。







こうして撮ると、すごい場所にいるみたいですね。「私、高所恐怖症なんです~!」と、T根さん。







馬の背を渡り終えるとすぐ、七つ目の東山。本日最後の山頂です。





板宿八幡神社を通って下山します。住宅街を抜けて板宿駅に向かい、解散としました。




                  

今後の講座の予定です。


どの講座も、10月から半年単位でのお申し込みとなります。
(1講座5000円で、各講座ごとのお申し込みもできます。)


講習費 6回 30000円 (保険料、連絡費用、資料代金を含む)
    講師の都合で中止した場合は、1回分の講座料金5000円をお返しいたします。


受講をご希望の方は、左の「メッセージを送る」からお申し込みください。


[ 週末日帰り登山教室 ]

10月25日(土) 槇尾山(600m)・蔵岩の岩稜歩き

11月29日(土) 犬鳴山・高城山(649m)の表行場でスリルを味わう
(↑ 変更しました)

12月20日(土) 有馬三山から温泉街を見下ろす

1月24日(土)  綿向山(1110m)でブナの霧氷を見る

2月28日(土)  梅林を経て好展望の四石山(384.4m)へ

3月28日(土)  春の比叡山(848.3m)を訪ねる




[ 山歩の会(平日のんびり登山) ]

通常のコースタイムの1.5~2倍のペースで歩きます。



今期から受講料は週末日帰り登山教室と同額の5000円となった代わりに、
おひとり様でもお申し込みがあれば催行することとなりました。


10月9日(木)  須磨アルプスから海を眺める開催済み

11月13日(木) 三石山(739m)で紅葉狩り

12月11日(木) 生駒山(642m)のミステリースポットを探検

1月8日(木)   高代寺山(488.7m)で初詣

2月12日(木)  金剛山(1112.2m)で霧氷を見よう

3月12日(木)  中山連山(478.0m)と、梅の名所中山寺



[ くだらない(けど面白い)登山 ]

今期からの新講座です。

運動生理学によると、斜面を下るときは、平地を歩く時の4倍の衝撃が膝にかかるといわれています。
また、老化によって膝の軟骨が減少することは避けられないことです。

しかし、運動しないでいると、膝の周囲の筋肉が衰え、膝痛は悪化する一方です。
膝を痛めず、筋肉を鍛えるには???

「そうだ!下らなければいいんだ!」

こうして、自分の足で登り、ロープウェイやリフトを使って下るという「くだらない登山」を思いついたのでした。
下山時に膝が痛む方に、安心してご参加いただける登山教室です。


10月15日(水)  信貴山(437m)から登る生駒山(642.3m)と生駒ケーブル

11月19日(水)  秋の妙見山(660.1m)と妙見リフト・妙見ケーブル

12月17日(木)  晩秋の有馬三山と六甲有馬ロープウェイ

1月21日(水)   水車を見て登る生駒山(642.3m)、高安山(487.5m)と西信貴ケーブル

2月18日(水)   寒い季節は短めハイク 男山(鳩ヶ峰)(142.5m)と男山ケーブル

3月18日(水)   早春の大和葛城山(959.2m)と葛城山ロープウェイ
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