写真をアップロードしただけで、もうブログを書いた気になっていました。掲載が遅くなって
申し訳ありません。
JR三輪駅に集合。午後の降水確率が高いので、山の辺の道は歩かず、往復することにしました。
お酒の神様でもあるので、全国の酒蔵からお参りに来られます。お供えの酒樽の数といったら!
うらやましい?!
広い参道は掃き清められ、生い茂る木々のおかげで涼しく歩けます。
大神神社(おおみわじんじゃ)拝殿。三輪山がご神体なので、「本殿」はありません。
ササユリ園では、きれいなササユリがたくさん咲いていました。
ヒメユリもこっそりまぎれて咲いていました。
大美和の杜展望台からは二上山や大和三山、大鳥居が見えます。三輪山山中では食べ物を食べられないので、
(飲み物はOK)腹ごしらえしてから登ります。シダレザクラがたくさん植えられているので、春に来ても
いいかもしれませんね。
狭井神社の薬井戸で水をいただいていきます。水道水より元気が出そう?!
飲むためのマグまで用意されています。しかも除菌されてます!!
申込書に必要事項を記入し、入山料300円を支払って登拝(ご神体なので、登山ではなく、登拝といいます)。
山中では、この襷を首からかけておきます。鈴がちょっとうるさい。
登拝中は撮影禁止なので、入口で記念写真。みなさん少々神妙な顔。
8合目あたりから雨が降り出し、レインウェアを着て登りました。O里さんは、山頂で出会った、
白装束で裸足の若い女性が相当気になるようで、下山しながら何度も「もう下りられたかしら」などと、
随分心配しておられました。裸足とか、裸足&白装束での登拝は、三輪山では珍しくないのですが、
始めて登る皆さんにとっては衝撃的だったようです。
どうやら雨雲がかかっていたのは山頂付近だけのようで、下りてくると雨はどこへやら。
下山後は大美和の杜公園のあずまやで昼食しました。ここもシダレザクラの木が多く、花見に
訪れたい場所です。ここで、博識のO里さんが、三輪山についての伝説や神話を教えてくださいました。
こんなお話です。
「三千年の昔神代の頃、美しい活玉依姫(いくたまよりびめ)のもとに夜な夜な通う男があったが、
その素性を知りたいと一夜衣の裾に糸を刺して翌日これを頼りに尋ねて行くと、大和の国三輪神社に入った。
そこでこの婿君は三輪の神様即大物主一名大国主神であることがわかった。(古事記)」
「倭迹迹日百襲姫(やまとととひももそひめ・孝元天皇の子)は、大物主神の妻となったが、大物主神は
夜しか訪れないため、姿をはっきりと見ることができなかった。
そこで、姫は朝までいて姿を見せて欲しいと懇願すると、妻の願いを聞き入れた神は、「明日の朝、
櫛箱の中にいる。自分の姿を見ても決して驚くな」という。翌朝、櫛箱の中にいたのは、下紐ほどの
小さくて美しい蛇であった。姫は驚いて声を上げてしまう。大物主神は、恥じて人の姿に戻り、
姫を恨んで「おまえにも恥をかかせてやる」といって、空へ上って三輪山へ帰ってしまった。姫は後悔して
座り込んだところ、箸が陰部に刺さって死んでしまった。そのため姫の墓は「箸墓」と呼ばれた。
この墓は、昼は人が造り、夜は神が造ったという。(日本書紀)」
「三輪山の神様は女好きなのよ。」というオチでした。
「だから山頂で会った女性が神隠しにあわないか心配で。」
「きっとそれを待っているのよ。」
いや、たぶん、大人数のわれわれが立ち去って、静かにお参りできる時間を待っていたのでしょう(笑)
ヤマボウシが満開でした。秋にはおいしい実がなるんでしょうね。
もう一本ある参道のわきにはカフェや野菜の売店が。巨大なトマトが一盛り3個で400円のところ、
おじさんが「300円にしといたる」と言ってくれました。実はいつもそう言って売っていたりして。
三輪名物の「みむろ」(もなか)も購入。甘すぎない餡が上品な和菓子です。下山後のこんな
買い物や観光も、登山の愉しみですね。
三輪駅前にある、今西酒造直営の土産物屋さん。今西酒造は予約すれば酒蔵見学もできます。
日本酒好きの山仲間を集めて、いつか企画したいなー。
ご神体に登拝させていただいたことで、我々の今後の登山も安全で快適なものになると信じて、
活動を続けていきたいと思います。もちろん、自分の安全は自分で守るのが原則ですが。
今後の講座の予定です。
[ 週末日帰り登山教室 ]
4月からは半年単位でのお申し込みとなります。
(1講座5000円で、各講座ごとのお申し込みもできます。)
講習費 6回 30000円 (保険料、連絡費用、資料代金を含む)
講師の都合で中止した場合は、1回分の講座料金5000円をお返しいたします。
7月26日(土) 夏山登山の練習会、比良・釈迦岳(1060.3m)
8月23日(土) 近畿の屋根、大台ケ原・日出ヶ岳(1695m)
9月27日(土) 能勢妙見山(660.1m) ブナ林を抜けて初谷川沿いを歩く
[ 山歩の会(平日のんびり登山) ]
通常のコースタイムの1.5~2倍のペースで歩きます。
行き先や参加人数によって料金が変わります。参加人数が2人に満たない場合は催行しません。
7月10日(木) 二上山(517.2m)でササユリを探す
参加者2名様の場合・・・6000円、3名様の場合・・・4000円、4名様以上の場合・・・3500円
8月21日(木) みたらい渓谷散策と洞川温泉観光
参加者2名様の場合・・・7000円、3名様の場合・・・5000円、4名様以上の場合・・・4000円
9月11日(木) 交野山(341m)で滝と展望を楽しむ
参加者2名様の場合・・・6000円、3名様の場合・・・4000円、4名様以上の場合・・・3500円
受講をご希望の方は、左の「メッセージを送る」からお申し込みください。
申し訳ありません。
JR三輪駅に集合。午後の降水確率が高いので、山の辺の道は歩かず、往復することにしました。
お酒の神様でもあるので、全国の酒蔵からお参りに来られます。お供えの酒樽の数といったら!
うらやましい?!
広い参道は掃き清められ、生い茂る木々のおかげで涼しく歩けます。
大神神社(おおみわじんじゃ)拝殿。三輪山がご神体なので、「本殿」はありません。
ササユリ園では、きれいなササユリがたくさん咲いていました。
ヒメユリもこっそりまぎれて咲いていました。
大美和の杜展望台からは二上山や大和三山、大鳥居が見えます。三輪山山中では食べ物を食べられないので、
(飲み物はOK)腹ごしらえしてから登ります。シダレザクラがたくさん植えられているので、春に来ても
いいかもしれませんね。
狭井神社の薬井戸で水をいただいていきます。水道水より元気が出そう?!
飲むためのマグまで用意されています。しかも除菌されてます!!
申込書に必要事項を記入し、入山料300円を支払って登拝(ご神体なので、登山ではなく、登拝といいます)。
山中では、この襷を首からかけておきます。鈴がちょっとうるさい。
登拝中は撮影禁止なので、入口で記念写真。みなさん少々神妙な顔。
8合目あたりから雨が降り出し、レインウェアを着て登りました。O里さんは、山頂で出会った、
白装束で裸足の若い女性が相当気になるようで、下山しながら何度も「もう下りられたかしら」などと、
随分心配しておられました。裸足とか、裸足&白装束での登拝は、三輪山では珍しくないのですが、
始めて登る皆さんにとっては衝撃的だったようです。
どうやら雨雲がかかっていたのは山頂付近だけのようで、下りてくると雨はどこへやら。
下山後は大美和の杜公園のあずまやで昼食しました。ここもシダレザクラの木が多く、花見に
訪れたい場所です。ここで、博識のO里さんが、三輪山についての伝説や神話を教えてくださいました。
こんなお話です。
「三千年の昔神代の頃、美しい活玉依姫(いくたまよりびめ)のもとに夜な夜な通う男があったが、
その素性を知りたいと一夜衣の裾に糸を刺して翌日これを頼りに尋ねて行くと、大和の国三輪神社に入った。
そこでこの婿君は三輪の神様即大物主一名大国主神であることがわかった。(古事記)」
「倭迹迹日百襲姫(やまとととひももそひめ・孝元天皇の子)は、大物主神の妻となったが、大物主神は
夜しか訪れないため、姿をはっきりと見ることができなかった。
そこで、姫は朝までいて姿を見せて欲しいと懇願すると、妻の願いを聞き入れた神は、「明日の朝、
櫛箱の中にいる。自分の姿を見ても決して驚くな」という。翌朝、櫛箱の中にいたのは、下紐ほどの
小さくて美しい蛇であった。姫は驚いて声を上げてしまう。大物主神は、恥じて人の姿に戻り、
姫を恨んで「おまえにも恥をかかせてやる」といって、空へ上って三輪山へ帰ってしまった。姫は後悔して
座り込んだところ、箸が陰部に刺さって死んでしまった。そのため姫の墓は「箸墓」と呼ばれた。
この墓は、昼は人が造り、夜は神が造ったという。(日本書紀)」
「三輪山の神様は女好きなのよ。」というオチでした。
「だから山頂で会った女性が神隠しにあわないか心配で。」
「きっとそれを待っているのよ。」
いや、たぶん、大人数のわれわれが立ち去って、静かにお参りできる時間を待っていたのでしょう(笑)
ヤマボウシが満開でした。秋にはおいしい実がなるんでしょうね。
もう一本ある参道のわきにはカフェや野菜の売店が。巨大なトマトが一盛り3個で400円のところ、
おじさんが「300円にしといたる」と言ってくれました。実はいつもそう言って売っていたりして。
三輪名物の「みむろ」(もなか)も購入。甘すぎない餡が上品な和菓子です。下山後のこんな
買い物や観光も、登山の愉しみですね。
三輪駅前にある、今西酒造直営の土産物屋さん。今西酒造は予約すれば酒蔵見学もできます。
日本酒好きの山仲間を集めて、いつか企画したいなー。
ご神体に登拝させていただいたことで、我々の今後の登山も安全で快適なものになると信じて、
活動を続けていきたいと思います。もちろん、自分の安全は自分で守るのが原則ですが。
今後の講座の予定です。
[ 週末日帰り登山教室 ]
4月からは半年単位でのお申し込みとなります。
(1講座5000円で、各講座ごとのお申し込みもできます。)
講習費 6回 30000円 (保険料、連絡費用、資料代金を含む)
講師の都合で中止した場合は、1回分の講座料金5000円をお返しいたします。
7月26日(土) 夏山登山の練習会、比良・釈迦岳(1060.3m)
8月23日(土) 近畿の屋根、大台ケ原・日出ヶ岳(1695m)
9月27日(土) 能勢妙見山(660.1m) ブナ林を抜けて初谷川沿いを歩く
[ 山歩の会(平日のんびり登山) ]
通常のコースタイムの1.5~2倍のペースで歩きます。
行き先や参加人数によって料金が変わります。参加人数が2人に満たない場合は催行しません。
7月10日(木) 二上山(517.2m)でササユリを探す
参加者2名様の場合・・・6000円、3名様の場合・・・4000円、4名様以上の場合・・・3500円
8月21日(木) みたらい渓谷散策と洞川温泉観光
参加者2名様の場合・・・7000円、3名様の場合・・・5000円、4名様以上の場合・・・4000円
9月11日(木) 交野山(341m)で滝と展望を楽しむ
参加者2名様の場合・・・6000円、3名様の場合・・・4000円、4名様以上の場合・・・3500円
受講をご希望の方は、左の「メッセージを送る」からお申し込みください。