前日の天気予報で、この日の午後の降水確率が70%だったにもかかわらず、誰一人キャンセルの連絡がなかったことに
内心驚きつつ、JR北陸線木之本駅に向かいました。ずぶぬれになることを覚悟して、着替え一式を持参してます。湖北
の山では雨に降られることが多く、以前、己高山で降られたときには登頂を断念して途中でもどったことがあります。それでも、
いい山が多いので、時々訪れてみたくなる地域です。
余呉町コミュニティバス洞寿院行きのバスに乗って、上丹生(かみにゅう)バス停で下車。登山口まで歩きます。
山頂に観音堂があり、登山道がそのまま参道となっています。
少しの間だけ、高時川の横を歩きます。川幅の割には水が澄んでいてとてもきれいです。
ツルアリドオシ(アカネ科ツルアリドオシ属)の小さな白い花が可愛い。
川から離れると、いきなりの急登。風が通らない上に、湿度が高いので、すぐに汗が吹き出します。平坦な道に
出たところで、パラパラと振り出したので、ザックカバーを着けました。
足元にヤブレガサ(キク科ヤブレガサ属)が。「梅雨時やのに、破れてたら役に立たへんやん。」
リョウブの木を見つけて、頬をくっつけるM原さん。「冷たくて気持ちいい~!」ヒメシャラほどではありませんが、
リョウブの幹も樹皮が少ないので、冷たく感じます。
ヤマボウシの花が迎えてくれました。
ツクバネソウかなあ???
大きなブナの木の下で記念写真!稜線に出てからは風が通って涼しく、快適です。いつの間にか雨も止んでいました。
コアジサイの花が満開!
傾斜を上ったり、平坦になったりを繰り返して、ちょうどお昼時に山頂に到着しました。
観音堂(西林寺)の中には登山者ノートがありました。「みんなで記入して、『ともちゃんの登山教室』を宣伝しましょう!」
と、Iさん。せっかくなので、みんなの名前を書いておきました。
昼食中、ヤブを分けてお花摘みに出かけたM原さんが戻ってきて、「先生、これってダニ?」と、自分のズボンの太ももあたり
を指さしました。近づいてみると、まさにマダニ(タカサゴキララマダニ)!!!(写真は、下見のときに
Mr.Dashに食いついたもの。)引っ張ってもなかなか取れなかったので、けっこう深く食い込んでいたようです。
「先生のブログで、マダニが多いと書かれていたので、注意していたんですが、やっぱり・・・。」
これを見て、食事中の皆さんがソワソワと落ち着かなくなり、ズボンのすそや、背中を気にし始めました。七七頭ヶ岳には
たくさんの野生のサルが棲んでいるため、マダニも多いんでしょうね。
暑くても、山に入るときには長袖、長ズボンを着用しましょう!
三角点のある場所の手前に、すごい数の花をつけたコアジサイがありました。
三角点にタッチ!おなじみの儀式です。
ブナをはじめとする落葉樹の森を背景に、登頂記念写真。
キレイな森を通り、少し下ったところにある瑠璃池を見に行きました。
ポタポタ落ちる水を貯めただけの場所ですが・・・。この水で顔を洗うと肌がきれいになったという伝説があるのですが、
誰も試そうとはしませんでした。
コナスビ(サクラソウ科オカトラノオ属)。
当初は菅並へ抜けるコースへ進む予定でしたが、最後に急斜面があり、もし雨に降られると滑りやすく危険なので、今回は
元来た道に戻ることにしました。
しばらくすると、木々の隙間から日が差してきました。嬉しいような、でも、分かっていたら計画通りのコースを歩けた
口惜しさもあり、「天気予報、大ウソつきやん。」とブツクサ。しかしお昼前の雨で、道を覆う落ち葉や、その下の岩が
湿っており、かなり滑りやすくなっています。ともちゃんも2度ほどズルっと滑りました。危ないアブナイ。
道端に生えていたイヌザンショウの葉を摘んで、匂いを嗅いで気分をリフレッシュしながら、無事、登山口に戻りました。
帰りは木之本駅1階にある「ふれあいステーションおかん」で産直品などの買い物を楽しんでから帰りました。
そういえば、下見のときにはたくさん見たサルたちが、一度も姿を現さなかったなあ。ペチャクチャおしゃべりが賑やかすぎて、
怖がって出てこなかったのかな。それとも、降水確率70%だったから、外に出てこなかったとか?!
講座のご案内です。
どの講座も、半年単位でのお申し込みとなります。
(1講座5000円で、各講座ごとのお申し込みもできます。)
受講をご希望の方は、左の「メッセージを送る」からお申し込みください。
詳しい資料をお送りします。(必ずメールアドレスをご記入ください。)
【 人数限定登山 スケジュール】
6月3日(金) シロヤシオ咲く[大峰]釈迦ヶ岳 終了
7月7日(木) 天然クーラーの前でゆったりとコーヒータイム 大峯・無双洞 →残り3席となりました!
7月27日(水) 天然洞から水が湧き出す無双洞と、スリリングな底無井戸へ →残り1席となりました!
2016年4月期のスケジュールです。どちらのレベルの教室も、平日と週末から選べます。
もちろん、両方を受講することもできます!
【 遊山の会(旧 週末日帰り登山教室) 4月度スケジュール 】
(1)火曜教室
講習費:5,000円×5回(4~8月:日帰り)=25,000円 及び 10,000円(9月、1泊2日。
宿泊代金は含まず)。
4月5日(火)[和泉山系]昭和山、四石山 →(変更)京都北山・魚谷山 終了
5月10日(火)[奈良]白屋岳 終了
6月7日(火)[河内長野]根古峰、とち谷 終了
7月5日(火)[六甲]大池地獄谷
8月2日(火) 生駒山ナイトハイク
9月6日(火)~7日(水) 1泊2日 [大峰]和佐又山 山小屋宿泊体験
(2)日曜教室
講習費:5,000円×5回(4~8月:日帰り)=25,000円 及び 15,000円(9月、1泊2日。
宿泊代金は含まず)。
4月17日(日)[榛原]大師山、嶽の立石 終了
5月22日(日) 金剛山のクリンソウ 終了
6月19日(日)[三田]昼ヶ岳、鳥飼山
7月24日(日)[鈴鹿]御在所岳
8月21日(日) [六甲]摩耶山ナイトハイク
9月17日(土)~18日(日) 1泊2日 [大峰]稲村ヶ岳 山小屋宿泊体験
【 のんびり山歩(さんぽ)の会 4月度スケジュール】
(1)木曜教室
講習費 6回 30000円 (保険料、連絡費用、資料代金を含む)
4月14日(木)[布引山地]霊山 終了
5月12日(木)[生駒山地]交野三山 終了
6月9日(木)[湖北]七七頭ヶ岳 終了
7月14日(木)[和歌山]高野山町石道2
8月11日(木)[和歌山]高野山町石道3
9月24日(土)※曜日注意[丹波]るり渓
(2)土曜教室
講習費 6回 30000円 (保険料、連絡費用、資料代金を含む)
4月30日(土)[滋賀]猪ノ鼻ヶ岳 終了
5月28日(土)[北摂]茨木竜王山 終了
6月25日(土)[北摂]大野山
7月30日(土)[和歌山]龍神岳、護摩壇山
8月27日(土)[比良山系]小女郎ヶ池
9月24日(土)[丹波]るり渓
詳しくは、教室のホームページをご覧ください。
内心驚きつつ、JR北陸線木之本駅に向かいました。ずぶぬれになることを覚悟して、着替え一式を持参してます。湖北
の山では雨に降られることが多く、以前、己高山で降られたときには登頂を断念して途中でもどったことがあります。それでも、
いい山が多いので、時々訪れてみたくなる地域です。
余呉町コミュニティバス洞寿院行きのバスに乗って、上丹生(かみにゅう)バス停で下車。登山口まで歩きます。
山頂に観音堂があり、登山道がそのまま参道となっています。
少しの間だけ、高時川の横を歩きます。川幅の割には水が澄んでいてとてもきれいです。
ツルアリドオシ(アカネ科ツルアリドオシ属)の小さな白い花が可愛い。
川から離れると、いきなりの急登。風が通らない上に、湿度が高いので、すぐに汗が吹き出します。平坦な道に
出たところで、パラパラと振り出したので、ザックカバーを着けました。
足元にヤブレガサ(キク科ヤブレガサ属)が。「梅雨時やのに、破れてたら役に立たへんやん。」
リョウブの木を見つけて、頬をくっつけるM原さん。「冷たくて気持ちいい~!」ヒメシャラほどではありませんが、
リョウブの幹も樹皮が少ないので、冷たく感じます。
ヤマボウシの花が迎えてくれました。
ツクバネソウかなあ???
大きなブナの木の下で記念写真!稜線に出てからは風が通って涼しく、快適です。いつの間にか雨も止んでいました。
コアジサイの花が満開!
傾斜を上ったり、平坦になったりを繰り返して、ちょうどお昼時に山頂に到着しました。
観音堂(西林寺)の中には登山者ノートがありました。「みんなで記入して、『ともちゃんの登山教室』を宣伝しましょう!」
と、Iさん。せっかくなので、みんなの名前を書いておきました。
昼食中、ヤブを分けてお花摘みに出かけたM原さんが戻ってきて、「先生、これってダニ?」と、自分のズボンの太ももあたり
を指さしました。近づいてみると、まさにマダニ(タカサゴキララマダニ)!!!(写真は、下見のときに
Mr.Dashに食いついたもの。)引っ張ってもなかなか取れなかったので、けっこう深く食い込んでいたようです。
「先生のブログで、マダニが多いと書かれていたので、注意していたんですが、やっぱり・・・。」
これを見て、食事中の皆さんがソワソワと落ち着かなくなり、ズボンのすそや、背中を気にし始めました。七七頭ヶ岳には
たくさんの野生のサルが棲んでいるため、マダニも多いんでしょうね。
暑くても、山に入るときには長袖、長ズボンを着用しましょう!
三角点のある場所の手前に、すごい数の花をつけたコアジサイがありました。
三角点にタッチ!おなじみの儀式です。
ブナをはじめとする落葉樹の森を背景に、登頂記念写真。
キレイな森を通り、少し下ったところにある瑠璃池を見に行きました。
ポタポタ落ちる水を貯めただけの場所ですが・・・。この水で顔を洗うと肌がきれいになったという伝説があるのですが、
誰も試そうとはしませんでした。
コナスビ(サクラソウ科オカトラノオ属)。
当初は菅並へ抜けるコースへ進む予定でしたが、最後に急斜面があり、もし雨に降られると滑りやすく危険なので、今回は
元来た道に戻ることにしました。
しばらくすると、木々の隙間から日が差してきました。嬉しいような、でも、分かっていたら計画通りのコースを歩けた
口惜しさもあり、「天気予報、大ウソつきやん。」とブツクサ。しかしお昼前の雨で、道を覆う落ち葉や、その下の岩が
湿っており、かなり滑りやすくなっています。ともちゃんも2度ほどズルっと滑りました。危ないアブナイ。
道端に生えていたイヌザンショウの葉を摘んで、匂いを嗅いで気分をリフレッシュしながら、無事、登山口に戻りました。
帰りは木之本駅1階にある「ふれあいステーションおかん」で産直品などの買い物を楽しんでから帰りました。
そういえば、下見のときにはたくさん見たサルたちが、一度も姿を現さなかったなあ。ペチャクチャおしゃべりが賑やかすぎて、
怖がって出てこなかったのかな。それとも、降水確率70%だったから、外に出てこなかったとか?!
講座のご案内です。
どの講座も、半年単位でのお申し込みとなります。
(1講座5000円で、各講座ごとのお申し込みもできます。)
受講をご希望の方は、左の「メッセージを送る」からお申し込みください。
詳しい資料をお送りします。(必ずメールアドレスをご記入ください。)
【 人数限定登山 スケジュール】
7月7日(木) 天然クーラーの前でゆったりとコーヒータイム 大峯・無双洞 →残り3席となりました!
7月27日(水) 天然洞から水が湧き出す無双洞と、スリリングな底無井戸へ →残り1席となりました!
2016年4月期のスケジュールです。どちらのレベルの教室も、平日と週末から選べます。
もちろん、両方を受講することもできます!
【 遊山の会(旧 週末日帰り登山教室) 4月度スケジュール 】
(1)火曜教室
講習費:5,000円×5回(4~8月:日帰り)=25,000円 及び 10,000円(9月、1泊2日。
宿泊代金は含まず)。
7月5日(火)[六甲]大池地獄谷
8月2日(火) 生駒山ナイトハイク
9月6日(火)~7日(水) 1泊2日 [大峰]和佐又山 山小屋宿泊体験
(2)日曜教室
講習費:5,000円×5回(4~8月:日帰り)=25,000円 及び 15,000円(9月、1泊2日。
宿泊代金は含まず)。
6月19日(日)[三田]昼ヶ岳、鳥飼山
7月24日(日)[鈴鹿]御在所岳
8月21日(日) [六甲]摩耶山ナイトハイク
9月17日(土)~18日(日) 1泊2日 [大峰]稲村ヶ岳 山小屋宿泊体験
【 のんびり山歩(さんぽ)の会 4月度スケジュール】
(1)木曜教室
講習費 6回 30000円 (保険料、連絡費用、資料代金を含む)
7月14日(木)[和歌山]高野山町石道2
8月11日(木)[和歌山]高野山町石道3
9月24日(土)※曜日注意[丹波]るり渓
(2)土曜教室
講習費 6回 30000円 (保険料、連絡費用、資料代金を含む)
6月25日(土)[北摂]大野山
7月30日(土)[和歌山]龍神岳、護摩壇山
8月27日(土)[比良山系]小女郎ヶ池
9月24日(土)[丹波]るり渓
詳しくは、教室のホームページをご覧ください。