ともちゃんの のんびり登山教室

分県登山ガイド「大阪府の山」(山と渓谷社)著者の岡田知子が
ご案内する登山教室。
のんびり、ゆるゆると山に登ります。

2015年2月6日 スノーシュー体験 in 明神平・・・のはずが・・・

2015-02-07 14:54:58 | 人数限定登山


帰りに立ち寄った七滝八壷。






今日はスノーシュー体験 in 明神平 第2弾。前夜に降った雪で、3日に訪れた時とは全く別の場所の
ようになっていました。






3日のハイクでは、スノーシューを履いての山道歩きに時間がかかりすぎたので、今回はまずアイゼンを
着けて歩き、比較的なだらかな傾斜になってからスノーシューに交換することにしました。スノーシューは
背負っていきます。新雪が積もってアイゼンも要らないくらい。







駐車場から登山口までの舗装道で、すでに積雪15センチくらい。歩き始めてすぐに、前を歩いていた単独
女性ハイカーが下山してくるのが見えました。「雪が深くてどこに道があるのかわからなくなったので、
引き返してきました」だって。今日はこの女性以外に山に入った人はいないようで、彼女が戻った地点から
先は、我々がラッセルとルートファインディングをしなければなりません。これは覚悟が必要だなー。






3日に着いていた霧氷は、雪に覆われていました。こうなると樹氷と呼ぶのかな。蔵王の樹氷とはかなり
違いますけど。







先に山に入った女性ハイカーの足跡が途切れた場所からは、急斜面のトラバース。がんばってラッセル
して、明神滝が見えるところまで進んでみましたが、ふかふかの新雪はいくら蹴り込んでもステップが
切れません。足を乗せるとずるっと抜けてしまいます。

なんとか頑張って進んだとしても、この先も同じような場所があるだろうし、そもそもスノーシューで
楽しく遊ぶのが目的なので、無理して明神平を目指す必要はないなあ、と考え、引き返すことにしました。






緩やかな斜面で、ちょっと広い場所に腰かけてお昼ごはん。「こんなきれいな景色をみながら食事する
なんて、贅沢ですね」と、S水さん。







食事の後、スノーシューに履き替えて、そこらへんを歩きまわったり、スケーティングで下る練習を
してみたり、ひとしきり遊びました。登りでは「しんどい、疲れる」しか言わなかったS水さんが、
スノーシューで歩きまわりながら初めて「楽しい!」と言ってくれました。






雪がフカフカなので、転んでも全然痛くないのがいいですね。「こんな景色の中にいられるだけで
幸せ」と、O里さんの頬はずっと緩みっぱなし。






予定より早く下山したので、近くにある平成の名水百選のひとつ、七滝八壷に立ち寄りました。






形がとても優美な滝です。普段は時間がなくて素通りしてしまいますが、一見の価値はあると思います。




                  

今後の講座の予定です。


どの講座も、10月から半年単位でのお申し込みとなります。
(1講座5000円で、各講座ごとのお申し込みもできます。)


講習費 6回 30000円 (保険料、連絡費用、資料代金を含む)
    講師の都合で中止した場合は、1回分の講座料金5000円をお返しいたします。


受講をご希望の方は、左の「メッセージを送る」からお申し込みください。


[ 週末日帰り登山教室 ]

10月25日(土) 槇尾山(600m)・蔵岩の岩稜歩き 開催済み

11月29日(土) 犬鳴山・高城山(649m)の表行場でスリルを味わう 開催済み

12月20日(土) 有馬三山から温泉街を見下ろす 悪天候のため中止。

1月24日(土)  綿向山(1110m)でブナの霧氷を見る 開催済み

2月28日(土)  梅林を経て好展望の四石山(384.4m)へ

3月28日(土)  春の比叡山(848.3m)を訪ねる




[ 山歩の会(平日のんびり登山) ]

通常のコースタイムの1.5~2倍のペースで歩きます。



今期から受講料は週末日帰り登山教室と同額の5000円となった代わりに、
おひとり様でもお申し込みがあれば催行することとなりました。


10月9日(木)  須磨アルプスから海を眺める 開催済み

11月13日(木) 三石山(739m)で紅葉狩り 開催済み

12月17日(木) 生駒山(642m)のミステリースポットを探検 開催済み

1月8日(木)   高代寺山(488.7m)で初詣 開催済み

2月12日(木)  金剛山(1112.2m)で霧氷を見よう

3月12日(木)  中山連山(478.0m)と、梅の名所中山寺



[ くだらない(けど面白い)登山 ]

今期からの新講座です。

運動生理学によると、斜面を下るときは、平地を歩く時の4倍の衝撃が膝にかかるといわれています。
また、老化によって膝の軟骨が減少することは避けられないことです。

しかし、運動しないでいると、膝の周囲の筋肉が衰え、膝痛は悪化する一方です。
膝を痛めず、筋肉を鍛えるには???

「そうだ!下らなければいいんだ!」

こうして、自分の足で登り、ロープウェイやリフトを使って下るという「くだらない登山」を思いついたのでした。
下山時に膝が痛む方に、安心してご参加いただける登山教室です。



10月15日(水)  信貴山(437m)から登る生駒山(642.3m)と生駒ケーブル 開催済み

11月19日(水)  秋の妙見山(660.1m)と妙見リフト・妙見ケーブル 開催済み

12月17日(木)  晩秋の有馬三山と六甲有馬ロープウェイ

→生駒山に差し替え

1月21日(水)   水車を見て登る生駒山(642.3m)、高安山(487.5m)と西信貴ケーブル 中止。

2月18日(水)   寒い季節は短めハイク 男山(鳩ヶ峰)(142.5m)と男山ケーブル

3月18日(水)   早春の大和葛城山(959.2m)と葛城山ロープウェイ



[ 冬のオプション教室 ]

各日先着6名様まで。

1月27日 (火)  三峰山(みうねやま)(1235m)で霧氷を見る 開催済み

受講料  6000円



2月3日 (火) 明神平(1323m)までスノーシューで歩いてみよう → 満員御礼 開催済み

2月6日(金) 明神平(1323m)までスノーシューで歩いてみよう →  開催済み

受講料  6500円(スノーシューレンタル料金含む)
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2015年2月3日 スノーシュー体験in明神平

2015-02-04 16:30:48 | 人数限定登山


登山中、一度だけ顔をのぞかせた太陽。






今日は、スノーシューをレンタルしていただいて、履きこなすまでいろんな状態のルートを
歩いてもらおうという企画です。スノーシューが登場したころは、平らな雪原を歩くための
道具でしたが、今では山の斜面を上り下りするのにも使われます。・・・ということを、
昨年受けたガイド検定で知りました。それまで平らなところしか歩いてなかったともちゃんは
雪の斜面をスノーシューで歩くのにオタオタしてしまったのでした。その反省を踏まえて、
この冬から、みなさんと一緒にスノーシューで山道を歩く練習です!もちろん、皆さんに指導
できるよう、これまでに特訓してきましたよ。







まずは履いてみます。靴との一体感があるよう、しっかりベルトを装着しましょう。







土砂崩れを防ぐためにかぶせられたネットの上に、面白い形の氷ができてました。






川の徒渉が何回かあります。水にはまることを怖がるとよけいに滑るので、思い切って浅いところに
靴をつけちゃうほうが安全。防水性のある靴を履いていることが前提ですが。






少し標高が上がるだけで、当たりが白くなってきました。今回初参加のミドリちゃんとそーちゃんに
よると、「『アナと雪の女王』の世界」だそうです。レリゴー♪






立派な霧氷ができてました。針みたいなトゲトゲになってます。






霧氷の枝を透かして、明神滝が見えます。







雪の斜面を、注意しながら歩きます。







「いくら霧氷がきれいといっても、これはつきすぎやろー!」とツッコミを入れたくなる、巨大な霧氷。






やっと休憩。笑顔がこぼれます。登っていると汗をかくぐらいですが、止まるとすぐに冷えてくるので
衣服での体温調節が重要です。









明神平に到着~!






あしび山荘を風除けにして、遅めのランチタイム。雪が降ってきたので、壁に向かっての食事と
なりました。






今回初参加のKさんが、温めるだけで食べられる具入りの粕汁のレトルトパックを持ってきてくださって
いましたが、時間が足りないので今回はパスとなりました。残念!






明神平は雪雲の中のようで、すぐそばにある明神岳や前山も見えません。時間と体力に余裕があれば
斜面でソリ遊びとか、雪原をスノーシューでパフパフ歩くとかしたかったのですが、この状態でウロウロ
すると2、3人行方不明になりそうなので、あまり長居せずに下山しました。






あれだけ息を切らし、汗をかいて登った道も、シリセードでショートカットしたらあっという間です。
「きゃー!」「どうやって止まるの?」「雪で自然に止まるって!」と、大騒ぎしながら滑りました。






雪遊びしているときの顔って、みんなコドモのようになるんですね。見ているこちらも楽しくなります。






最後の徒渉地点からは道が狭くなるので、渡り終えてからスノーシューを外してアイゼンで下りました。

4:30に駐車場に到着。用心のために何度もフィックスロープを張ったので、ちょっと時間をかけすぎた
かな。帰りが遅くなってすみませんでした。

今日は節分ということで、Tさんは榛原駅前の惣菜屋さんで恵方巻きを買って帰りました。おいしかった?



                  

今後の講座の予定です。


どの講座も、10月から半年単位でのお申し込みとなります。
(1講座5000円で、各講座ごとのお申し込みもできます。)


講習費 6回 30000円 (保険料、連絡費用、資料代金を含む)
    講師の都合で中止した場合は、1回分の講座料金5000円をお返しいたします。


受講をご希望の方は、左の「メッセージを送る」からお申し込みください。


[ 週末日帰り登山教室 ]

10月25日(土) 槇尾山(600m)・蔵岩の岩稜歩き 開催済み

11月29日(土) 犬鳴山・高城山(649m)の表行場でスリルを味わう 開催済み

12月20日(土) 有馬三山から温泉街を見下ろす 悪天候のため中止。

1月24日(土)  綿向山(1110m)でブナの霧氷を見る 開催済み

2月28日(土)  梅林を経て好展望の四石山(384.4m)へ

3月28日(土)  春の比叡山(848.3m)を訪ねる




[ 山歩の会(平日のんびり登山) ]

通常のコースタイムの1.5~2倍のペースで歩きます。



今期から受講料は週末日帰り登山教室と同額の5000円となった代わりに、
おひとり様でもお申し込みがあれば催行することとなりました。


10月9日(木)  須磨アルプスから海を眺める 開催済み

11月13日(木) 三石山(739m)で紅葉狩り 開催済み

12月17日(木) 生駒山(642m)のミステリースポットを探検 開催済み

1月8日(木)   高代寺山(488.7m)で初詣 開催済み

2月12日(木)  金剛山(1112.2m)で霧氷を見よう

3月12日(木)  中山連山(478.0m)と、梅の名所中山寺



[ くだらない(けど面白い)登山 ]

今期からの新講座です。

運動生理学によると、斜面を下るときは、平地を歩く時の4倍の衝撃が膝にかかるといわれています。
また、老化によって膝の軟骨が減少することは避けられないことです。

しかし、運動しないでいると、膝の周囲の筋肉が衰え、膝痛は悪化する一方です。
膝を痛めず、筋肉を鍛えるには???

「そうだ!下らなければいいんだ!」

こうして、自分の足で登り、ロープウェイやリフトを使って下るという「くだらない登山」を思いついたのでした。
下山時に膝が痛む方に、安心してご参加いただける登山教室です。



10月15日(水)  信貴山(437m)から登る生駒山(642.3m)と生駒ケーブル 開催済み

11月19日(水)  秋の妙見山(660.1m)と妙見リフト・妙見ケーブル 開催済み

12月17日(木)  晩秋の有馬三山と六甲有馬ロープウェイ

→生駒山に差し替え

1月21日(水)   水車を見て登る生駒山(642.3m)、高安山(487.5m)と西信貴ケーブル 中止。

2月18日(水)   寒い季節は短めハイク 男山(鳩ヶ峰)(142.5m)と男山ケーブル

3月18日(水)   早春の大和葛城山(959.2m)と葛城山ロープウェイ



[ 冬のオプション教室 ]

各日先着6名様まで。

1月27日 (火)  三峰山(みうねやま)(1235m)で霧氷を見る 開催済み

受講料  6000円



2月3日 (火) 明神平(1323m)までスノーシューで歩いてみよう → 満員御礼 開催済み

2月6日(金) 明神平(1323m)までスノーシューで歩いてみよう → 残り2名様

受講料  6500円(スノーシューレンタル料金含む)

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