八甲田山とは複数の火山帯の総称で
「八甲田山」という単独峰は存在せず、最高峰は大岳です
その大岳の真下まで行きながら
登らなかったのは
下毛無岱の紅葉をゆっくり楽しむためでした
午後三時半
日がなくなり肌寒くなってきました
もう一度太陽が出るまで、と粘ります
同じような写真ばかりですみません
下を見ても綺麗ですが
今、自分が立っている場所も鮮やかです
何人もこの階段で彩りを楽しんでいます
ここは北の果て、日の入りも早いでしょう
知らない山道ですから暗くなる前に下山しなくては
名残惜しいけれど
一歩ずつ降りて行きます
中央の下に、か細く写っている白い幹がダケカンバです
そばに数人がいましたが
誰一人、何も話しません
言葉が出てこないのです
やっと階段を降りて振り返ったところです
青空があったら最高だったけど・・
さ、温泉が待ってますよ--
ぬかるんだ細い登山道を下ります
林に入ると上見て下見て
酸ヶ湯温泉に降りてきました
旅館には、青森駅まで迎えを頼んでいました
(今回予定変更してJRバスに乗りました)
湯治に来られる方も多くいらっしゃる歴史深い宿のようです
次回は、ここから大岳まで登らなくては
データです
距離 8.1km
高低差 659m
標高登り395m 下り823m