盛社長から頂きました。
『新脳内革命 春山茂雄71歳!体内年齢28歳のレシピ』
(春山茂雄著/光文社)
今から16年前(1995年)、春山氏の著書『脳内革命』は、
大ベストセラー本となりました。
その後、春山氏が「食べ過ぎると体の中から毒が出て早死にする」
「脳は脳内麻薬を出す」「瞑想が大切」と著書で唱えたことが、
ことごとく的中していきました。
現在、春山氏は「健康づくりの具体的な方法」を渋谷区に
開業したクリニックを訪ねる人々に実践してもらい、
効果を上げています。
さらに、春山氏自身が自分の肉体を材料に、テストを行い、
古希(70歳)を超えた年齢でありながら、厳密な測定に
基づく肉体年齢は「28歳」という結果を出しています。
以下は、『新脳内革命 春山茂雄71歳!体内年齢28歳のレシピ』
の中から抜粋してみました。
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老化を防ぎ、若さを保つポイントは「成長ホルモン」です。
中年や高齢になっても成長ホルモンがたくさん出る人は、
老化を防げます。
見た目も実年齢より若々しく、病気に対する抵抗力もアップして、
病気になりにくい元気な体になります。
成長ホルモンが不足すると、年齢に関わりなく、メタボ症状、
骨粗鬆症、知能低下、ガンの発生が起こるということです。
成長ホルモンは、大人の老化や病気と密接な関係があるのです。
往年の大女優エリザベス・テーラーさんなども、治療ではなく、
若さを維持するために成長ホルモンを注射していたことが知られて
いますが、そんなことを続けられるのは大金持ちだけでしょう。
自分の体から自然に成長ホルモンが出るようにすればいいのです。
そう難しいことではありません。
運動のやり方次第なのです。
成長ホルモンは、年を取ると少ししか出なくなりますが、
どんなに高齢になっても大量に出る瞬間があります。
大きなケガをした場合です。
脳は体を守るために、修復のために大量の成長ホルモンを出す
のだと考えられます。
成長ホルモンを引き出すの必要なのは「運動」です。
運動するときは、筋肉を作ろうと考えるのではなく、
筋肉を壊そうと意識することこそ重要だと指摘しました。
筋肉が壊れると、脳は修復が必要だと判断して、
成長ホルモンを分泌するのです。
古い筋肉を壊すための運動とは、どんなものがいいのでしょうか。
運動で言えば、重いバーベルを持ち上げる、引っ張り上げるなどの、
いわゆるパワートレーニングがこれに当たります。(無酸素運動)
(注意)それ以外にも、振動板のマシーンや加圧式ベルトの利用、
自分の体ひとつでできる「スロースクワット」でも有効です。
古い筋肉を壊して成長ホルモンをたくさん呼び出したあと、
今度はどうすれば新しい筋肉ができるかです。
そのためには、単純な「有酸素運動」を繰り返すことが大切です。
(注意)有酸素運動とは、ゆっくり歩くウォーキングなど。
さらに朗報があります。新しくできた筋肉が若返りにとっても
重要な仕事を果たしてくれるのです。
新しく作られた腰から下の若い筋肉からは、「マイオカイン」という
老化防止・病気予防作用のあるホルモン物質が出てくることが
わかっています。
腰から下の筋肉は、体にとっての良薬を生みだすための製造機関
なのです。
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春山氏の著書『新脳内革命 春山茂雄71歳!体内年齢28歳のレシピ』
を皆さんにお勧めします。
よく「老化は足から」と言われますが、腰から下の筋肉を鍛える
若返りの「運動」を、皆さんも挑戦してみてください。