今日は、委員会も総務企画委員会と厚生文教委員会です。
産業建設委員会は、明日です。
今日は、雨は降っていませんが、大変蒸し暑い日となっています。
菊谷先生の【今日の仏語】は『慢心』です。
「おごるなよ 月の丸さも ただ一度」
という歌があります。
欠け目がない満月のように、今の生活に何の不足も無い
「あれがちょっと玉に傷で・・・」
というところがない。
そんなように全てが上手くいくことなど、
なかなかあるものではありません。
「あのこと思い始めると不安だよなぁ。。」
とため息出るような心に鉛抱えている。
そんなものはいつだって、何かしらあるものです。
「欠け目のない満月のようにオレの人生、一片の不足もない。」
と言い切れたときって、
今までの人生で何度かありましたでしょうか。
いや、たとえ一時そんな気持ちになったとしても
翌日にはまたため息つくようなことが出てきたのでないでしょうか。
【人は山のてっぺんに登ることはできるが、そこに永く住むことはできない。】
「何の心の負担もなく、安心満足したいな」と思いますが
よく考えれば、人間はそんな状態になったら有頂天になって
またどんな失敗をやらかすことかわかりません。
何かしら心配事を抱えているくらいの時のほうが
あるべき姿なので、安定して、健全でいいとも言えます。
当面の山を乗り越え、やれやれとほっとして
心がすがすがしくなる時がありますが、
そんな時に一本の電話で、難題がおきて
その悩みでまた悶々とするときがあります。
「せっかく今、一つの山を乗り越えたと思ったら、またか~」
とも思いますが、同時にまたうぬぼれて失敗しないよう、
奥歯かみ締め、生きていけよ、と諭されていると思えば
逆の意味で安心する気持ちもあります。