本日、大雨の中内子町徳林寺で開催されました曹洞宗第3教区の法話会に出席してきました。
大本山特派布教師 吉井泰俊老師 宮崎県普門寺住職の法話でした。
大雨の中でしたが、法話が進みに従って雨も止みました。
沢山良いこと聞きメモしましたが、布施についての法話でしたので福山諦法曹洞宗館長
のお言葉を抜粋してお伝えします。
本年は、四摂法(ししょうほう)の「布施」、物でも心でも惜しみなく分かちあう菩薩行を柱として、「向きあう 伝える 支えあう」ことを具体的な目標とします。
道元さまは、「布施」とはむさぼらないことと示されました。それはへつらうことなく、見返りを求めることなく、互いに生かしあう生き方です。
瑩山さまは、無常迅速、生死事大の人生にあって、一日一日を疎かにせず、み仏とご先祖のみ前で姿勢を調え、息を調え、心を調え、静かに坐りましょう。
道のりは、遠く険しくとも、人びとの悲しみやつらさに向きあい、互いの気持ちを素直に伝えて理解しあい、ともに支える「布施」の菩薩行を進めてまいりましょう。