河辺川の水は、清流にふさわしい流れになっています。
これだったら、手にすくって飲むことも出来ます。
しかし、鹿野川ダムからの水は、ご覧のとおりの濁流で、いつになったら清流といえる状態になるのやら、とても飲む気にはなれません。
清流と濁流が合流して少しは薄まるかもしれませんが、濁流のほうが強く、当分は鮎漁も出来ない状態です。
人間社会も朱に交われば赤くなるといわれ、悪に交わる方が多いようですが、水も人間社会も一緒でしょうか?。
こんな状態を見ると、肱川で漁業を生業とされている方が、山鳥坂ダムに反対される気持ち判るような気がします。
現在、鹿野川ダムに大規模な洪水吐が建設されていますが、建設後はこのような状態の解消が図られるでしょうか???。