自民党徳田毅が徳田一家と徳洲会選挙違反で辞職に追い込まれた。野党にとって『天佑神助』の筈だった衆院鹿児島2区の補欠選挙、自民党金子万寿夫候補が圧勝した。消費税を3%上げたのにも関わらずだ。元民主党議員だった打越明司候補は無所属で出馬した。民主党では勝ち目がないので各野党の支持協力を狙った、姑息な手段だった。自民以下各政党の主要政策に対するスタンス一覧表が読売に載っていた。打越支持に回った4党が5つの重要政策を見ても各党バラバラだ。あの不動産屋、小沢の生活第一が共産党の政策と一致しているから、笑える。金権小沢が消滅寸前の党を何とか残そうと形振り構わず、アカハタ共産党を真似て大衆迎合主義(ポピュリズム)に舵を切ったからだ。民主党は痩せても枯れても野党第1党だ。野党の中心にならなければならないのだが、支持率がたった4%だ。オマケに代表の海江田は選挙区でも人気がない上、党内でも支持する議員が少ない。他の野党の支持率も3~4%で大差ない。どんぐりが背比べしている図だ。しがない小魚が集まっても大魚にはなれぬ。与党の公明党の代表山口は相変わらず「集団的自衛権行使の憲法解釈変更」に反対している。”尾っぽに巨体を振り回される”のが自民、公明の図は漫画だ。自民と公明これも『腐れ縁』。政界再編には、党利党略、私利私欲、幾重にも絡み付いている。