キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

虫唾が走る、例の顔触れ

2015-05-08 08:32:53 | Weblog

保守=旧来の風習・伝統を重んじ、それを保守しようとすること。革新=旧来の組織・制度・慣習・方法などを変えて新しくすること。これは広辞苑の説明だ。政党を色分けすると自民党は保守だろう。民主党は保守、革新の両生類。共産党、社民党は革新に分類するのがまァ常識だろう。また、対米国となると、親米=自民党。民主党=二又。共産、社民党は反米だろう。敗戦後、現行憲法はGHQが形式的に新憲法草案を日本政府側に出させたが、気に入らず、米国占領軍の素人が一週間程度で作り上げて押し付けたのが『日本国憲法』だ。憲法改正反対の共産、社民党は護憲派。一方改憲派は自民党と維新の会など。反米、護憲派の連中が有難がっているのが、憲法前文「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した・・・」これは日本の平和、生殺与奪権のアナタ任せだから恐ろしい。それと戦争放棄の第9条 ①日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。②前項の目的を達するために、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。現行憲法には欠陥があるので、これらを改正しようとしているのが自民党、維新の党だ。一方この憲法を死守しようとしているのが共産、社民党と民主党に逃げ込んだ昔社会党敗残兵のロートル。こう見ると革新、反米が護憲派。保守、親米が改憲派だ。5・3憲法記念日に横浜・臨港公園で開かれた『平和と命と人権を!戦争・原発・貧困・差別を許さない』の集会。主催者発表はオーバーに3万人というから、5掛けで15000人ほどの有象無象が集まった。天気は良いし、入場料はただだから暇つぶしに参加した手合いもいる。この種の音頭取りは大江健三郎、澤地久枝、樋口陽一、香山リカ、落合恵子などの例の顔触れだ。これに民主党長妻代表代行、共産党志位委員長、社民党吉田党首ら野党幹部も雁首を揃えた。多数の人民を前にして興奮した牛ならぬ、くだんの連中はボルテージを上げ、安倍、アベと呼び捨てにして批判、「この暑さの中、熱中症で倒れるのは全部アベのせい」今にも開戦するようにアジッテ「戦場に行くのは貧乏人」大江は、首相が米上下両院合同会議で行った演説について「あまりにも露骨な嘘、アベは日本の国会ではっきり述べて、われわれ日本人の賛同を得た事はない」と大江が日本人代表のような口振り。こいつ等大江などいい気になっているが『日本国民とは思っていない』のが一般国民だろう。樋口は「今の政治は憲法の目指してきた方向と何から何まで正反対。憲法を壊し、言論を貶め、戦後史を蔑ろにしている」沢地は「私は安倍晋三と周りの政治家、それから軍需産業で儲ける経済人達に絶対反対。国会、国民無視で米と約束をまた結んだ。安倍は平和とか命とか大事な言葉をあんなに汚くした。政治家としては珍しい。私達は今、あの人を引きずり下ろしてやりたいと思う」「戦後70年間、日本は戦死者を1人も出していない。こんな国はないんです」頭に血が上っているから、向かう所敵なしだ。戦死者が出なかったのは何も沢地の功績ではない。本人は三角関係の色恋沙汰に現を抜かしていたではないか。戦争しなくも済んだのは保守政治と日米安保条約のお陰だ。特に香山は己のオツムの中身と精神状態を確かでまともな精神科医の診察をお勧めする。彼らが人集めパンダに利用していた菅原文太が死んだのは残念だったろう。写真はクレマチス。大船植物園では、5月4日~10日まで『湘南クレマチスの会』が『クレマチス展』を開催中。