統合型リゾート推進(IR)法案の衆院本会議場採決時の対応では党内の意見集約が出来なかった公明党は党議拘束を掛けずに自主投票にした。結果賛成22人、反対11人、棄権1人だった。野党第一党の民進党は衆院本会議場から退席する挙に出た。同法案は超党派の議員立法であって民進党にも賛成議員が4.50人いる。公明党のように自主投票にすれば民進党内のバラバラ、ごった煮政党の無様の姿を国民の眼に露見するのを避けた苦肉の策に他ならない。7日の党首討論では民進党代表の小賢しいレンホウは「強行採決をしようと考えた事はない」との首相答弁を「強行採決をしたことがない」とすり替えて首相が答弁したと断定「息をするようにウソをつく、昨年、安全保障法制を強行採決したじゃないですか」と喚き「気持ちのいいまでの忘れる力を何とかしてくださいよ」とヒステリックに吠える。当のレンホウこそ二重国籍問題ではウソの言い訳を二転三転させ、喋る度に違っていた。参院事務局をウソで騙し、ファッションのグラビア撮影をさせ小銭稼ぎ。現在に至っても戸籍謄本の開示は拒否したままだ。「やはり二重国籍なのだ」と疑われている。オノレの戯言に酔い痴れたのだろう「総理の答えない力、逃げる力、誤魔化す力は正に、神っています」と最近の流行語大賞をチャッカリ入れる。民進党、共産党が言うカジノ法案の公明党の対応に「公明党の中でも反対が11人いた」と引き合いに出すが賛成者が2倍の22人あったのには触れない。都合のいい所だけの撮み食い。民進党もフランケン岡田が代表では党の人気は出ぬと、野田ドジョウが泥の中のレンコンになって、キャンギャル上がりのレンホウを代表にしたが世論調査の支持率は一向に上がらない。バランスのとれない奴凧のように低空で回転していて何時墜落しても不思議ではない。1月解散風が沈静化しているが何時突風になって旋風(つむじかぜ)にならぬとも限らぬ。解散権は安倍首相の手中にある。代議士センセイ、師走の寒風は身に沁みるね。文字通りセンセイ講演会に、後援会にハシル、走る。正に『師走』の風景。
写真は北の丸公園のモミジ、突風に舞落ちる枯れ葉、落ち葉の絨毯。