メディアが大騒ぎするのが毎年12月恒例の『今年の新語・流行語大賞』は『神っている』『と『今年の漢字』は『金』(3回目)だった。昨年の大賞は漢字はと問われても即答できる御仁は少ない。大騒ぎするのに人々の記憶に残らないのはどうでもいいことであって、天下の大勢に関係ないからだろう。2015年『爆買い』『トリプルスリー』だったがトリプルスリーの意味が判らないのことが話題になった。プロ野球で1シーズンに打率3割、30本塁打、30盗塁を達成することで、過去10人しかいないので価値がある。しかし野球に興味がない人には何の事かさっぱり判らない。2014年ダメよ~ダメダメ(日本エレキテル連合=橋本、中野のコンビ)集団的自衛権2013年今でしょ!、お・も・て・な・し、じぇじぇじぇ、倍返し2012年ワイルドだろぉ(スギちゃん=芸人)たった3年遡っただけでも忘れている。特に芸人などはテレビにも出ていない。新語・流行語大賞は自由国民社が1984年に創始。新語流行語大賞の選考委員は委員長鳥越俊太郎、姜尚中、俵万智、室井滋、やくみつる、箭内道彦、清水均(『現代用語の基礎知識』編集長)だが鳥越俊太郎は都知事選に立候補したので辞任。彼等の顔触れを見ると左派系で構成されており政治的に左に偏向した政治にからんだ語句を優先させている。2015年『『アベ政治を許さない』澤地久枝、2016年『保育園落ちた日本死ね』当該グログの筆者ではなく、これを予算委で引用した民進党の山尾志桜里がシャ~シャ~と授章式に出ている。一方の『今年の漢字』も数日経てば忘れて殆ど記憶にない。今年の漢字に選ばれた『金』の理由はオリンピックの金メダル、舛添前都知事がやった政治資金を生活費、金魚の餌にも使ったセコイやり方がばれて辞任、東京オリンピック予算、次期米大統領トランプの金髪とトランプタワーの金ぴか趣味。遡ると2015年『安』2014年『税』2013年『輪』2012年『金』2011年『絆』2010年『暑』の前は新、変、偽、命、愛、災、虎、帰、戦、金、末、毒、倒、食、震が始まり1995年で阪神・淡路大震災があった。今年の漢字は日本漢字能力検定協会が公募、最も応募数の多かった漢字一字を、その年の世相を表す漢字としている。”地獄の沙汰も『金』次第”汚沢一郎語録”政治は数であり、数は力、力は『金』だ”もっとも、これは師匠角栄語録の引用のようだ。
写真は香嵐渓