『男を下げっ放し』の大臣ノビテルと自民都議

小池の反乱で始まった都知事選、自民、公明党がしゃかりきになって推していた増田、開票してみれば、小池に予想外の大差をつけられて敗れた。小池など何するものぞと高を括っていた自民党東京都連会長石原ノビテル以下自民党都議が赤恥を掻き続けている。先ずノビテルが記者会見で「都知事選は党本部マスター、お金も都連ではなく党本部が集めたのであり、責任者は幹事長なんです」と責任回避、自転車事故で頸髄損傷の重傷で入院、手術現在は会話も出来ない状態の谷垣幹事長に責任を擦り付けてしまった。次の記者の会見ではシャーシャーと「そんな事は言っていない」と全面否定の鉄面皮。彼は「小池氏は自民党員ではありません」「選挙に負けたら責任をとります」小池の推薦を拒否したのはノビテルと幹事長の内田茂の凸凹コンビ。このコンビは連名で『小池を応援、投票した者は親族含めて除名する』と脅迫の文書を送付。江戸時代の一族郎党処刑、北朝鮮では現在も日常茶飯事に行われている見せしめの為、一族を銃殺する残虐行為を彷彿させる時代錯誤の通達。特にノビテルの親シンタロウは「厚化粧の大年増に都政は任せられない・・」と軽蔑発言、親子が小池百合子を『代々続いた男の知事が腐敗させた都政を救う為に立ち上がった正義を貫くジャンヌダルク』に仕立ててしまった、オウンゴールのボーンヘッドだ。小池から感謝状が出るだろう。ノビテルは元来失言の多い野郎だ。これも失言・暴言の多い父親の遺伝だろう。「人間より熊の多い北海道に高速道路を作くるのは無駄だ」とやって熊ならぬ大地の鈴木宗男に食い付かれたことがある。福島県の汚染土の中間貯蔵庫施設建設を巡って発言「最後は金目でしょ」と本音を吐露して批判を喰らった。小池知事が挨拶に出向いた議長室で応対した都議会議長川井重勇、副議長小磯善彦、特に川井は「知事と議会は両輪です。一輪車にならぬように」と釘を刺した、カメラから知事、正副議長が並んだ写真撮影を求められると両手を後に組んで握手を拒否した所作で「あなた（報道カメラ）の要望に応える必要はないでしょう」と拒否、「どうもご苦労様でした」早く帰れと小池の退室を促した。これも各テレビで放送され、議長職にある川井の狭量で大人気ない態度が全国に流された。とても政治家とも思えぬバカな対応振りだった。その後、言い訳にならぬ言い訳をして、愚か者丸出し、お粗末さを披露している。次に出向いた自民党控室は2名を残し、ドン内田幹事長以下が雲隠れするという幼稚なかくれんぼ戦術に出た。2年前舛添を満面の笑みで迎えた画面とは雲泥の差。昨日4日石原、内田以下役員5人が知事選敗北の責任をとって党役員を辞任した。今回の都知事選では『最低の男』が次々証明された。昔から『男を上げる・・』『男を下げる・・』『男の風上にも置けぬ・・』『女の腐ったような・・』など男尊女卑から出た言葉があるが、今後は『男の腐ったような・・』『女の風上に置けぬ・・』と言い換えた方がピッタリする。石原以下、どいつもこいつも、男を下げる言動。国会、都議会議員殿の程度が低い事を遺憾なく露呈した。これじゃ自民党員でも小池に一票入れたくなるのが人情だろう。写真はモウセンゴケ、下はハエトリグサ。