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此の頃都ニ ハヤル物、 夜討強盗謀綸旨、召人早馬虚騒動、 生頸 還俗自由出家、 俄大名迷者、安堵 恩賞虚戦、本領ハナルル訴訟人、文書入タル細葛、追従纔人禅律僧、下剋上スル成出者、・・・『二条河原の落書』と言われている1334年(建武元年)京都二条河原に立てられた落書の冒頭だ。679年後の只今平成の御世も大して変わらない、此の頃都で流行る物『無責任』。責任者が責任を執らず、いけしゃあしゃあとその地位にしがみ付いて厚顔無恥の輩が大きな顔をしている。先ず政界では民主党が筆頭だろう。能力が欠損しているにも関わらず首相になったのがハトポッポ、次に脳味噌カラッポの空きカン、そしてノダドジョウだが約束を守って衆院の解散し、総選挙では大敗、政権から滑り落ちたが、怪我の功名で日本の政治がマトモになった。この3代で最悪だったのがカンカラだ。無知なのに知ったか振り、気に入らぬと喚き散らす、虚言を悪びれず喋る。震災、原発事故では無能を曝け出し、対策も手遅れ続出、被害を拡大した。責任は執らず官僚にその責めを擦り付けた。首相を辞任すると言っても、あれこれと条件を出して辞めなかったが最後に石もて追われる如くして辞めた。現在でもカンの不人気は衰えず、駅前で演説しても有権者は集まらず、握手をと、手を出せば相手が逃げ出す、まるでバイ菌から逃げる図、有権者は正直だったので落選、比例で復活したゾンビだ。『余の辞書に”責任”の文字はない』とナポレオン気取りが民主党参院議員会長の椅子に7年座り続ける鬼オコゼ輿石、まだ任期が3年あるので10年は続けるだろう。その7年間で首相は小泉、安倍、福田、麻生、鳩山、菅、野田、安倍と変わった。22回参院選挙では10名減らした、野田政権では党幹事長も兼任して衆院選を仕切ったが大敗、小沢以下離党者が続出した。しかし責任は執らず現在も参院議員会長に居座っている。次に無責任体質が全柔連=全日本柔道連盟だ。上村会長、当初は辞任するような口振りだったが居直った。指導者の暴力、先輩理事の女子選手に対するセクハラ、助成金の不正受給問題など不祥事続出も何のその理事会で上村続投が決まった。上村曰く「困難な状況できちんとした改革をやることが私に課せられた使命」だそうだ。民主党、柔道界も文字通り無責任寝業師が活躍している。そしてプロ野球。日本野球機構(NPB)はプロ野球使用の統一球を今年の開幕から『飛ぶボール』に変更していたが選手会には知らせなかった。そして開幕から2ヶ月以上経過してから発表した。知っていたのはNPB下田事務局長以下2名だとし、メーカーのミズノ社にも緘口令を敷いた。この事実を加藤良三コミッショナー本人は知らぬ存ぜぬ一点張り、「私が知っていたならその時点で公表していた」と記者会見で述べたが、その目は泳いでいた。ウソは吐けぬものだ。コミッショナーは『お飾り』なのだろうか。どうも最高責任者という気構えはないようだ。選手のみならずプロ野球ファン何百万人を騙した事にならないだろうか。加藤曰く「不祥事ではないのですから辞任はしません」と言語明瞭に開き直った。加藤は外務官僚で駐米大使閣下だった。一般常識からずれているのは当然だろう。無責任を絵に描いたような見事なものだ。『ハナ肇とクレージーキャッツ』主演の東映映画(1962)『日本無責任時代』を地でいっている。♪ 無責任一代男 唄は植木等 ♪ おれは この世で一番 無責任と言われた男 ガキの頃から調子よく 楽して もうけるスタイル 6番は 人生で大事な事は タイミングにC調に無責任 とかくこの世は無責任 こつこつやる奴はごくろうさん 「ハイ!ごくろうさん」今でも責任者に無責任が蔓延している。
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