歳費３.４２９万円は守る鬼オコゼ

民主党幹事長の鬼オコゼ輿石が国会議員歳費削減について「削減はしない。今一番やらなければならない事は議員定数と国家公務員給与の削減だ、これを最優先でやりたい」と記者会見で述べた。首相ノダイコは歳費削減についても取り組むと公言しており、今副総理で前の幹事長フランケン岡田は８％を超える削減を提案している、この８％は国家公務員給与削減が７.８％の案が出ているから０.２％上乗せした数字だ。アンパンマン藤村官房長官は「歳費削減は国会で決めることで、政府がリードするものではないが、首相の思いは『先ず隗より始めよ』だ」と述べ、党側の検討を求めたと言う。『社会保障・税一体改革』の旗印を高らかに掲げ、民主党大会では了承したのが、舌の根も乾かぬ当日に汚沢が子分１０９人を集め、消費増税反対の狼煙を上げた。次にオコゼが歳費削減に公然と反対している。寄せ集めの『ごった煮』の烏合の衆だから当然と言えばそれまでだが、党と政府のトップが正反対のことをシャーシャーと主張しているのでは国民の理解など得られる筈がない。オコゼは年間３.４２９万円歳費を守る決意のようだ。これに政党助成金を合計すると議員一人当たり年間７.６００万税金から払っているのだ。党と政府が真逆の意見では如何に『不退転の決意』をしても通せるものも通らない。自民の茂木政調会長は都内で講演し、国会議員歳費の削減について「民主党は８％など中途半端なことを言わないで、１５％削減を昨年やった訳だから、これを継続する気概が与党には必要だ」と述べたと言う。オコゼは己等議員歳費の削減は金輪際しない心算だ。これがオーケストラなら指揮者なしでテンデンバラバラな音を出している現状だ。とてもお客様にお聞かせ出来る代物ではない。ヒマラヤ桜、