草加選出3県議は賛成
埼玉県議会の6月定例会で、草加高校定時制の廃止を含む「埼玉県学校設置条例の一部を改正する条例」が審議され、日本共産党以外の賛成で可決しました。
草加選出の谷古宇勘司氏(自民)、山川百合子氏(民主・無所属)、蒲生徳明氏(公明)の3県議は、いずれも質疑や討論なく条例案に賛成しました。
草加市内で唯一の定時制高校をなくすことは、さまざまな困難をかかえた子どもの学ぶ権利を奪うことです。
草加市議会では、「定時制存続を求める意見書」が公明党をのぞく全会一致で採択されています。
また、田中和明市長と草加市教育委員会からも、それぞれ存続を求める要望書が県教育委員会に提出されていました。
埼玉県議会の6月定例会で、草加高校定時制の廃止を含む「埼玉県学校設置条例の一部を改正する条例」が審議され、日本共産党以外の賛成で可決しました。
草加選出の谷古宇勘司氏(自民)、山川百合子氏(民主・無所属)、蒲生徳明氏(公明)の3県議は、いずれも質疑や討論なく条例案に賛成しました。
草加市内で唯一の定時制高校をなくすことは、さまざまな困難をかかえた子どもの学ぶ権利を奪うことです。
草加市議会では、「定時制存続を求める意見書」が公明党をのぞく全会一致で採択されています。
また、田中和明市長と草加市教育委員会からも、それぞれ存続を求める要望書が県教育委員会に提出されていました。
高校無償化と定時制の廃止を関係づけるのは、無理があるのではないでしょうか。
そもそも、今回の県立高校統廃合の問題は、高校無償化が理由ではなく、少子化にともなう高校全体の生徒数減少などによるものです。
経済的に困難で、昼間は働いて夜学校に通う生徒。いじめや非行など様々な困難を乗り越えようと定時制に通う生徒。など、定時制高校は今の時代においても高校教育を受ける最後の拠りどころとして重要な役割をになっています。
その役割は、今後さらに重要になるように思います。
ぜひ、実態を知っていただきたいと思います。