
八潮市の道路陥没事故に伴う下水道に使用制限は、多くの方々のご協力により実施されました。一方、埼玉県や自治体からその結果や検証に関する広報がないため、草加市上下水道部に確認して独自に水道使用量の推移をまとめました。
※なお、下水道は日毎の正確な排水量測定が困難なため、下水道とほぼ同様に推移している水道使用量で検証しました。
事故の概要と経緯
- 1月28日:中川流域下水道管の破損による道路陥没事故が発生。埼玉県は流域自治体の住民に下水道の使用制限を要請。
- 2月12日:排水ポンプによるバイパス対策により、汚水溢水の恐れが解消されたため、埼玉県は下水道の使用制限を解除。
水道使用量の推移
- 下水道の使用制限期間中(1月28日~2月12日)の水道使用量を比較。
- 2024年:113万5044㎥
- 2025年:109万1042㎥
- 結果:前年に比べて4万4002㎥の減少
分析と考察
• グラフから、1月28日以降、水道使用量が前年を下回って推移していることが確認できます。
• このことから、住民の皆様が下水道の使用制限に協力し、節水に努めた結果であると考えられます。
今回の経験を踏まえ、下水道システムの安全性向上と、災害時の情報伝達体制の強化が求められます。今後も情報を発信していきます。
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